石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

稲刈り体験の様子

2023年10月22日 | 田んぼ・お米作り講座
10月7日、田んぼで稲刈りを行いました。
6月10日に田植えをして4か月でお米ができます。
今年は田んぼの水が保てなくて1度だけ使用する除草剤が全く効かず雑草がはびこり、田に入って雑草取り作業もしました。補肥(追加の肥料)も雑草に与えてしまうことになるので今年は無しとしました。
水に関しては周辺農家で水田をしているのは我が家だけなので入れたいときに水を入れることができ問題なし。ただ、気温が高温のため水の蒸発も早く比較的水は常に入れていました。湧き水も含むため水は冷たく水取口付近は水温が低くなりがちなため他と比べ生育は遅くなります。
作柄は補肥もなく雑草も多かったため分げつ不足肥料不足となり良いとは言えず。
仕方内・・・・そういう年もあり、そういう事態もあるのです。

参加者の方々は家族単位で鎌を持ち家族内で「刈る人、束ねる人、かける人」と分担とローテーション。
今年は晴天の日の開催となり、青空の下気持ちがよい稲刈りができました。
午前組が刈り取りした後、午後組のノルマは残りの稲刈りを終了させること。「刈り取りが終わるまで終われません!残業になります」
と終われるのか心配なスタートでしたが無事すべて刈り取り終えました。こういう時子どもたちはやる気スイッチが入り非常に頑張ってくれます。仕事の進捗が目に見える農作業は達成感や満足感が得られるからでしょう。

昨年からコンバインとお米の乾燥機を見ていもらいお米のその後を少しだけ知ってもらいます。野菜とは違い稲刈り後は水分16パーセントほどになるように乾燥機で乾燥。そのあとはもみすり機でもみをとり玄米の状態にします。保管庫で保存してその都度精米機で白米に精米します。

次回は12月9日わらリース作りです。新米の注文も賜りますので直前のお知らせに記載いたします。

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