石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

苗作りと荒代

2024年05月25日 | 田んぼ・お米作り講座
今の時期の田んぼの作業はいそがしく、あぜ塗り(田んぼの水が保てるように粘土質の泥をあぜと田んぼの境に塗り付け土手を作る)や苗づくり、水を張ってからの1回目のトラクターでの耕うん。
田んぼに生えて欲しくない水草が生えてれば手で抜く。あぜ塗りがうまくできなかった場所はくわを使ってペタペタ手作業。水の水位を排出口で調整。平らでない場所はトンボを使って泥を均す・・・

すべての農家か我が家と同じことをするわけではありません。規模や地域、田んぼのある状況、田んぼの性質などそれぞれの農家がそれぞれのやり方でその場所にあったお米作りをします。南から北まで日本は植える時期も刈る時期も違いがあります。

我が家は小さな農家。
大変ですが田んぼの作業を始めると道路から田んぼの様子を見ている方が増えます。水を張った田んぼの風景は私も好きです。同じような気持ちで見てくださっているのかなと。声をかけてくださる方も結構います。そして多くの生き物がいる田んぼです。
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