石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

6月の田んぼの様子

2024年06月01日 | 田んぼ・お米作り講座
田植えは8日。お米作り講座をお申込みの方はあと1週間お待ちください!

雨が降ると用水の水かさが増え田んぼに入る水の量が増してしまうのと同時に田んぼ自体にも雨水がたまるので水の取り入れ口に栓をします。我が家は水の管理は天気予報を見ながら判断ですが、大きな田んぼのある米の産地は自動で水位調整をする場合もあります。

田んぼが大雨の貯水の役割を果たしていると言われていますが多くの方は実感がないと思います。実際用水の水を引き込んで田んぼに水を一杯に張ろうとするとかなりの時間を要します。田んぼに張る水は相当量です。生産だけが農地の役割でないこともぜひ知ってください。

あと一週間でやる作業としてはトラクターで「本代」をします。これは泥をとろとろな状態にして苗を植えやすくします。そして育苗箱で育った苗を各田んぼに移動させます。これが結構大変なのですが・・・根が育苗箱を突き抜け田んぼに張っているので切る作業と腰が痛くなる姿勢。水を含んだ重たい箱を移動させるという重労働。田植え機の準備もします。

苗を種から育てる農家も小さい農家ならでは。自分の家の分は自分で苗を確保する。苗を田植えに向けてよい感じのサイズに育てます。今年はやたらにサイズにバラツキがありますが、伸びすぎる時は田植え機の場合は苗を巻き込んでしまうので葉の先っぽを切ることもあります。

今日もカモが2羽、田んぼにいます。当日は人の多さに驚きいなくなると思いますが。

6日あたりにお天気の様子も含め8日の田植えについて記載しますので再度ご覧ください。

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