石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

明日からお米作り講座募集

2023年03月31日 | 田んぼ・お米作り講座
春は農家にとって忙しい季節です(と言っても夏も、秋も、冬もブルーベリー剪定でいそがしいな。その時期・季節で植物の生育に合わせた作業は基本1年中ありますね)
冬を越した玉ねぎやきぬ莢などに春の肥料を与え、本日は秋に蒔いたネコブセンチュウ(地中の害虫)退治の麦を緑肥を兼ねて土に漉き込むためトラクターで耕しました。
この時期は種まき、苗の植え付け、春先の雑草取りもや新茶時期に向けお茶の刈込み・・・やること沢山でしかもバラエティのある作業です。
でも素敵な一瞬にも出会える時期でもあり、雑木林の中に生えている山桜の花びらが畑一面に広がり散る花びらにうっとり作業の手を止めてしまいます。

明日作業(ニンジン・ごぼうの種まきとほおずきの除草)を終わらせたらブログで募集を掲載いたします。夕方になるかも・・・ごめんなさい、お待ちください。

石坂ファームハウスは小さな個人農家です。ボランティアさんの協力ありきの「お米作り講座」ももう20年以上になるのでしょうか。東京の農地、東京の農家、東京の田んぼに目を向けて、普段食べている野菜やお米が栽培される様子や収穫を見て体験する機会や場を提供することが都市農家の役目だと両親が始めた農業体験。今でこそ都内でも多くの農家が収穫体験など行っていますが我が家が他の農家と違うのは「自然資源の豊かさ」です。水田の湧き水、雑木林とその落ち葉利用、竹林の管理など作業が大変でも祖父や父が行っていた昔ながらの伝承農法や雑木林の管理は続けていきたいし次世代に続けて欲しいと願う事でもあります。また多くの我が家を訪れる方々の応援や励み、関わる方に気が付かされる「農園のこの場所が好き!」など「へえ~、当たり前で気が付かなかった」も有難いです。
農業・農家には同じがないくらい色々な面があります。農業から遠い生活をしている方でも、1度でも関わることで何か考えたり感じたりするきっかけになってもらえればと思います。

リピーターの方も、新規の方もご参加お待ちしております。

※まだ農業体験農園(30㎡)年間利用料46,000円の空きがあります。講習会に参加が出来てなるべく近隣の方、初心者大歓迎です!4月2・3日2回目の講習会があります。大根やレタスなど植えます。
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