石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

竹の再利用

2015年03月15日 | 体験講座
昨日は市内の児童館の子供たちがかまどのご飯炊きと竹のはし作りに来ました。

竹は先週大がかりに伐採。毎年増えるものなので、1年に一回、切り出します。間隔の狭いところや枯れ始めたもの、太くて邪魔そうなもの…30本以上は切ったでしょうか。枝払いして、片づけながら一か所に集めます。…竹のチップとか、竹細工とかいろいろ使いではあるのでしょうが、場所もとりなかなか邪魔なものです。
そのような中、少しですが竹のはし作りは有効利用に一つと言えるでしょうか。実用的だし、なかなか使う機会のない刃物も使えます。時には節ごとに切って器にします。でも、なかなか減らない竹です。ちなみに垣根とか加工するものは竹に虫が入っていない秋が良いそうです。

子どもたちは、ご飯炊きのお米研ぎ、マッチで火つけ、蒸らしの時かき出した火でマシュマロ焼き。一生懸命慣れない手つきではしを作りました。そして裏山で遊んだあとは、ふっくら美味しく炊けたごはんをおにぎりに!この後予定の公園で食べる前に、その場で食べてしまう子どもたちも。塩もつけず、おいしい、甘いとお米の味をしっかり味わっていました。味のついているものに慣れている子たちなのに、このような体験や場所が味覚を敏感にするのでしょうか。

今年も、このような体験を受け入れていきたいと思います。ぜひ、興味のある方はご連絡ください。
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