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隔世の感、政務活動費

2015-06-24 06:34:52 | 日記

釧路市議会の政務活動費の昨年度の結果と領収書の公開などについて
報道された。
2007年の「事件」以来、今と比べると隔絶の感がする。

「改革」前は、共産党市議団を除いて、100%使い切りであった。
私たちは「公金」という性格上、実費処理と飲食には使わない、領収
書なき支出は禁止、全面公開など、独自のルール(内規)を作成し運
用してきた。そのため使い切れず、残金を市に返還してきた。
議会改革の結果、私たちのルールの多く採用され、2007年度は軒並み
下がり、使い切りが無くなった。(上のグラフ)

あれから7年。今は、執行率の高い、低いは問題にならなくなった。あ
まり使わないということは逆に議員活動が問われることになるのではな
いか。

2007年の「事件」とともに、当時の取り組みの一部を「いしかわ通信」
で知らせてきた。(6回分をまとめたもの)
http://www2.plala.or.jp/ishiishi/tusin404.pdf

ところかわり、道議会の「政務調査費」訴訟をみると唖然とする。
道議会の自民党会派が「質問作成」など、道の自民党に丸投げし、そ
の先に道庁OBなど雇っていた、驚くべきことであった。
旧態依然とした内容である。
http://www.jcp-hokkaido.jp/pdf/sinpo1946.pdf

私の市議会のときは、議会の前は関係者の聞き取り、そして質問作成
などかなりの時間をさいていた。ある面、市民の要望を市政に届ける、
これが議会での議員としての仕事だと思っている。

政務活動費は税金であり、市民に還元することこそ必要だ。
それに見合う議員活動こそ求められている。

 

 


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