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極寒のなかの米海兵隊訓練

2023-12-19 07:22:35 | 日記

矢臼別演習場でのレゾリュートドラゴンが終わったと思ったら、1月から沖縄米海兵隊による砲撃訓練が始まる。

1月中旬 訓練部隊 矢臼別 演習場 到着
1月25 日~ 2月4日 射撃期間1 1日間
2月中旬 訓練部隊 矢臼別 演習場 出発

規模は大隊レベルの 500 名、 車 両は 100両、りゅう弾砲は10 門という最大レベルの訓練になる。

この訓練に日本の税金を約3億円を使う。主に輸送だ。

1月から2月といえば一番寒い時期だ。
マイナス20度という極寒の時期でもある。

この時期の訓練は昨年に続くものであり、地球上どこでも戦える米海兵隊に育て上げるいっかんだ。

それにしても日本最大の広大な矢臼別演習場が米軍演習場と化している。日本の防衛とは無縁の演習だ。


ロシアによるウクライナ侵略から、日ロ関係は最悪の状態だ。
ロシア外相が「領土問題は終わった」と述べたと報道された。

悪化の原因をつくったのはロシア側だが、日本の対応も「外交なき日本」を象徴している出来事ではないか。

安部元首相による北方領土返還交渉が成果ゼロに終わったが、その際の最大の壁が日米安保条約による「全土基地方式」だ。

北方領土に米軍基地ができる恐れを極度に嫌ったロシア。
基地を作らせない「非武装地帯」構想も打ち出せない日本の姿勢も問題であった。

そして今、ロシア、中国まで攻撃できるトマホークなどのミサイル配備がはじまろうとしている。

なぜ日本はアメリカいいなりなのか?
日本の法律や憲法の上に存在する「日米安保条約」「日米合同委員会」。

日本共産党の綱領における現状規定とその打開の方向は、
「現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破――日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である」

日本が本当の意味での「独立国」となるために。


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