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35年前、ネットでの初めてのウィルス

2023-09-13 12:35:06 | 日記

35年前の1988年9月13日、ネット上で初めてのコンピューターウィルスが発見された日。

あれから35年。
一人ひとりがスマホというコンピューターを持つようになった。

多くの国民がネットにつながっている。
スマホ、タブレット、パソコン、ルーター、監視カメラ等のIoT機器・・・
あらゆるモノがネットにつながってきた。
自動運転の車まで

50年前と比べて、ここまでとは誰が想像しえたろうか。

現実世界の犯罪が、詐欺、フェイク情報などが、ネットの世界に移ってしまった。

個人がネットを介して世界につながることに大きな夢をもっていた人たちは、かなり「幻滅」しているのではないだろうか。

「便利」と引き換えに、多くのものを失ってしまったのではないか。
小学生からタブレットを持たされ、ネット依存症の子どもが多く生まれかねない。人間としての成長が「疎外」されかねない。

国境がないサイバー空間。ここを戦場と認識し、サイバー攻撃に対して物理的なミサイルなどの「反撃」すべきだと勇ましいパフォーマンスが自民党などだされている。まったくノーテンキだ。

サイバー空間は、ブラックボックスだらけだ。

デジタルを知らない政治家そのものがあまりいも多いのではないかと思う。IT業界のいいなりなのではないか。

今、「デジタル」と言えば、国の予算がたっぷりつく。
「デジタル」といえば「最先端」を走っていると錯覚している。

私のように70年代からコンピューターを扱ってきた人間にとって、このままの態勢で進めば「ディストピア」しか思いつかない。

技術の発展は本来、人間の生活を、人生を豊かにするものではないのか。

それが「利益」追及のために歪められていないか。
私の立場からいえば「資本主義的」利用だ。

政治、社会を変えていく。
この道しかないと思う。

ネットでの初めてのウィルスが発見された日にちなんで。


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