昔、だんご三兄弟という歌がはやった。
焦げ目などささいなことでケンカしてもすぐ仲直り。
国会で「むじな三兄弟」という言葉が飛び出した。
「むじな」とは「同じ穴の貉」としてよく使われる。それも悪い意味で。
さらに小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談では、貉は人を化かす。子どものころの怪談話は怖かったですね。
自民党の裏金問題は、原因を解明させないまま、裏金づくりの仕組みを残したまま決着しようとしている。
自・公はパーティ券の上限を5万円とすることで合意。それに自称「野党」の維新が乗っかり、まさに「むじな三兄弟」となった。
政治資金パーティの禁止もなければ、企業・団体献金の禁止もない。
政治には金がかかるというが、日本共産党は企業団体献金も政党助成金ももらっていない。
選挙は、党員や後援会員、支持者によるボランティアだ。
国民の声を聞くにはお茶懇や演説会だ。
どうしてそんなにお金がかかるのか。
どうして領収書のないお金を使おうとしているのか。
なぜ、企業団体献金の禁止を言えないのか。
裏金づくりも、官房機密費も・・・
まさに国民を化かす「同じ穴の貉」ではないか。
動物の貉にとっては迷惑この上ない。もちろん国民にとっても。
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