今朝の気温は18度。台風の影響か、季節外
れの暑さだ。すっきりした青空が少なく、
夕日も「秋は夕暮れ」とはまだなっていな
い。
釧路は「山の端」ではなく「海」だが、ま
だ「いとをかし」にはほど遠い。
季節がずれている。
釧路の図書館も、市民とずれっぱなしだ。
ビルの中を借りた方が安い、からすべてが
始まった。
30年間の賃貸料が変遷めまぐるしい。
25→45→42→51億円
これにビルの中の図書館仕様の改装費が、
14億円。賃貸料と合わせれば、65億円と
とても大きな金額だ。
自前で建てれば、例えば隣の帯広の図書館
は35億円。こちらは当然に賃貸料は発生し
ない。さらに面積は、釧路市の5,500平米
より、1,000多い6,544平米となっている。
借りた方が安かったのか。疑問だ。
間借り方式はおかしい。この声が市民の中
にひろがっていった。同時に図書館は「文
化」だ。文化人の「矜持」の観点からの批
判も多い。
道銀ビルの建設は最終段階に近付いている。
同時に、釧路市の貯金(減債基金)は、60
億円になろうとしている。
間借りの決定に至った「透明性」はまった
くない。
そもそも「入札」もない。
せめて「プロポーザル方式」にすべきであっ
た。
「冬はつとめて」
晴れた冬の早朝は、身体も締まり、すっき
りしている。
まもなく冬の星座が美しい季節となる。
不透明感ただよう市政も、すっきりしたい
ものだ。
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