私のように、すでに親が亡くなった世代としては、
「風鈴の唄うたい」という曲を聞くとしみじみとし
てくる。亡くなった人からみた想いが伝わってくる。
75年目の夏
人類の愚かさの象徴である核兵器
広島で原爆式典が行われたが、安倍首相は相も変わ
らず「保有国との橋渡し」を主張した。
そして被爆者団体に対して「核兵器廃絶のゴールは
共有しているが、わが国のアプローチとは異なる」
として核兵器禁止条約に反対した。
言葉によるゴマカシは相変わらずだ。
安倍首相のゴールは無限の彼方だ。とても共有でき
ない。
安倍首相のトランプ言いなりは、国際的にも度が過
ぎており、新型核兵器の開発に賛成している。
それどころか、巡行ミサイルトマホークの退役に際
して、新しい核兵器の開発すら要請するしまつだ。
そのどこに「橋渡し」があるのか。
はっきりしているのは、トランプ側に渡ったまま、
橋を放置し見向きもしていない。このままでは橋が
朽ち果てていく。
唯一の被爆国のトップとして、あまりにも情けない。
いま核兵器保有国が、核兵器近代化計画に乗り出し
ている。すべてばく大な税金の投入だ。
彼らは「核抑止力論」を絶対に手放さない。
恐怖の「均衡論」であり、愚か者の「論理」であり、
税金の最大のムダ遣いだ。
それを止めるのが唯一の被爆国日本のあるべき姿で
はないのか。
私たちは、政府を「非核の政府」に置きかえること
を求めている。
「核兵器禁止条約」の発効まで、あと七か国!
核兵器は、毒ガス兵器と同じように国際的に「違法
な兵器」となる。
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