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公職追放の解除

2020-10-13 12:23:06 | 日記

今から70年前の10月13日、日本政府は戦争
犯罪などに関わった公職追放者のうち、
10,090人の公職追放を解除した。

無謀な戦争を推進した人たちを日本の公職
に復帰させたため、ここから日本の政治が
戦前に逆もどりしていった日であった。

あの思想弾圧を行った恐怖の「特高警察」
も続々と警察に復帰していった。
そのため鬼畜米英をやめて、共産党弾圧だ
けが残った。

戦前の特高警察による弾圧は、多くの国民
に被害を及ぼした。私のホームページでは、

治安維持法で逮捕され拷問で虐殺されたり獄死した人が194人、獄中で病死した人が1503人、逮捕投獄された人は数十万人におよびます。「蟹工船」で有名な作家小林多喜二も獄中での拷問で亡くなっています。どうみても特高警察による殺人事件ですが、誰も犯人として捕まっていません。戦前は、なんとすさまじい社会だったのでしょうか。
 国民は、「共産」とか「赤」と言われるだけで、犯罪者と同じ「悪」とされたわけですから、多くの国民は「共産党」に「おっかない」と思い、近づくこともできませんでした。
と紹介した。

今、日本の戦前の「治安維持法」と同じよ
うな「国家安全法」が香港で施行され、国
民弾圧が強まっている。日本共産党は中国
に繰り返し批判を行っている。 こちら⇒

戦前の弾圧を経験し、どの政党よりも「自
由と民主主義」を主張してきたからだ。

ファシズムと世界戦争を経て、「世界人権
宣言」や「国際人権規約」が成立し、何よ
りも喜んだのが、日本共産党であった。

この人類と世界の到達点である「世界人権
宣言」、「国際人権規約」、その後の多く
の「人権条約」を各国が取り入れれば、少
しでも平和な世界に近づいていく。

しかし、日本は「公職追放解除」から政財
界が歴史の逆コースを歩みはじめたため、
いまだに人権で遅れた国になっている。と
私は考えている。

日本共産党は、市民と野党共闘を発展させ、
歴史の逆コースを歩んでいる自民・公明政
権を終わらせるために奮闘している。

70年前の「公職追放解除」の日にあたって
思う。


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