今日は、標茶から虹別~西春別~別海市街~厚床~根室を走った。国道243号の10キロの直線道路は、すべて酪農地帯である。
牛がのんびりと牧草を食んでいる姿はいつ見てもよいものである。家族経営が中心だが、最近は法人化が増えてきている。生き物が相手であるから、24時間365日いつでもいなければならない。大変な重労働である。酪農ヘルパーが普及しているとはいえ、お金がかかり、いつでもというわけにはいかない。働いていた女性が酪農家に嫁いできて、「私の給料より安い!」という話を聞いたことがある。それほど大変なものだが、お金にかえがたいものがあると誇りを持っている。
しかし、TPPが襲いかかろうとしている。アベノミクスの成長戦略の一つがTPP推進だからである。
2年前は、オール市町村+自・公・民・共で「TPP断固反対」の大集会を開き、私も参加して、党を代表してあいさつをしたことを思いだす。今はこの体制が崩れてしまった。政治の責任が大きい。
広大な酪農地帯。ここを走るたびに、基幹産業を守らなければの想いを強く抱く。
愚直に「TPPからの撤退」を訴えていきたい。
それにしても広い。すれ違いの車から、けっこう手を振ってくれる。
移動時間が長く、運転手、アナ、手ふりのみなさん、本当にご苦労様でした。
明日も長距離の移動だ。がんばろう。
9日の予定
根室~浜中~厚岸~釧路市内
厚岸では、高レベル放射性廃棄物処分場問題にもふれなければ・・・
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