今こそ、7年8ヵ月の「アベ政治」の検証が
必要なときはない。
それを「病気でがんばってきた安倍首相」で
問題をはぐらかしていないだろうか。
とりわけ安倍トモ・応援団からの発信がすさ
まじい。
日本共産党の志位和夫委員長は28日のコメ
ントの最初に、
「病気が理由での辞任ということですから、
これはやむを得ないと考えます。じっくりと
治療され、健康を回復されることを願ってい
ます」と述べている。
そのうえで、7年8ヵ月の「アベ政治」の何
が問題であったのか。自民党政治家も、首相
の後継者争いに参加した政治家も、明確にす
るべきではないか。
でなければ「コップの中の争い」にすぎない。
7年8ヵ月、端的なまとめは、こちら ⇒
私は、安倍首相の政治そのものが、国民の生
活とかけ離れているし、見ようともしていな
いことが問題であ ると思っている。
平気で「年金支給額」「生活保護の支給額」
を削減し、介護保険から軽度をどんどんはず
し、低所得層の生活をいっきに引き下げてい
った。
その反面、株高を国の金を投入しつくり出し、
景気のセンサーとしての機能を壊してきた。
金や証券を持つものに莫大な利益を与え、国
民の格差をどんどん広げていった。
当然、国民の不満が広がっていくが、その不
満を「自己責任」にさせ、弱いものどうしの
足の引っ張り合いに。ヘイトスピーチもその
一端を担った。嫌韓嫌中は国民の目を外にそ
らす役割を担った。
モリ・カケ・スパ・桜をはじめとした疑惑ま
みれの政治。その道徳的退廃は「自分さえ」
という風潮をつくりだしてはいないか。
北方領土を4島返還から勝手に「2島返還」
に変えて、それすらロシアに拒否されるとい
う大失態を演じた。
TPPをはじめ、「グローバリズム」の名で、
食料自給率をいっそう低下させようとしてい
る。農林漁業が基幹産業の北海道にとって、
どれほどの公約違反を繰り返せばよいのか。
TPPなど、平気で公約違反を行い、モリ・
カケなど疑惑追及されると「公文書改ざん」
「ウソの答弁」さらには「統計数字の改ざん」
という犯罪行為まで押し付けてしまう。
やはり選挙で審判を下すしかない。
昨日は釧路市で「市民と野党共闘」を進める
「くしろ・ねむろ@市民連合」が集会を開い
た。
戦後最悪の「アベなき『アベ政治』」を変え
ていこう!!
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