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アベ過ぎる人々

2016-02-25 07:22:30 | 日記

戦争できる日本にするために「平和法制」
増税なのに「軽減税率」
米の儲けのためなのに「TPP」で発展

質問にまともに答えない。同じことを繰り
返し答弁する。人の話を聞かない、ごまか
す。
そして逆のことを平然と言うこと。

この安倍首相の姿から生まれた造語らしい。

地方議会でも「アベ過ぎる」議員のなんと
多いことか。

釧路市議会の議会広報不掲載問題が、掲載
することで決着がついたが、その原因と責
任の所在は明らかにされていない。
唯一、広報委員長が謝罪しただけだ。

とりわけ議長の責任についてはまだない。

先日、議長から「回答書」が日本共産党議
員団に届いた。
驚くべきことに、議長がこの不掲載問題を
「解決」したがごとく述べている。

黒を白といいくるめるに等しいものだ。

事の発端は、広報委員長が議長に相談した
ことからはじまった。
この時点で、議会の原点にたてば問題は起
きなかった。
発覚したのは、議長から「掲載項目の差し
替え」要求が共産党会派の出されたからだ。

議会のイロハを踏み外した事件であった。
同時に、「アベ過ぎる」議員が増えたのも
一因ではないか。

道新で「議会広報はだれのため?」
ーー釧路市の不掲載問題を考えるーー

上中下の3回にわたって掲載された。
その中で、「政治的な中立」を求められて
自主規制する全国的な風潮が影響したと指
摘した一橋大学院法学研究科の阪口正二郎
教授(憲法学)の話が的を得ているのでは
ないか。

政府批判は許さない。
アベ政治批判に異常なまでに敏感になりす
ぎている。
クリアファイル事件もそのひとつである。
9条を守れ、平和を守れのゼッケンを持っ
ていただけで警察官に呼び止められたなど、
こうした事件がひろがっている。

「もの言えば唇寒し」の風が吹いている。
「自主規制」という名でものを言わなくな
る。

まさに戦前への足音が響きはじめている。


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