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理研 雇止めを撤回!

2018-02-27 07:14:55 | 日記

26日、雇止め通告を受けていた345人の契
約更新を認め、雇止めを撤回した。
労働組合、国会での質問、そして世論の勝
利だ。

理研労働組合は、さらに脱法的運用になら
ないよう、さらにチェックをかけるために
交渉を続けていくとのこと。
本当によかったと思う。

理研といえば国の機関である。それが平然
と脱法的行為を行うこと自体が問われてい
た。

この理研の雇止め通告こそ、安倍政権の姿
勢を如実にあらわすものではなかったか。

国の機関でさえ、これだ。民間の雇止めは
どれほど進行しているのか。
さらに1年契約ではなく、6ヶ月契約が増
えてきたと感じている。

安倍政権は、みずから不安定な低賃金の非
正規労働を増やしながら、社会問題になる
と手のひらを返したように「働き方改革」
の美辞麗句を並べ始めた。

国会で大問題になっている裁量労働制の拡
大である「高度プロフェッショナル制度」
いわゆる「ホワイトカラーエグゼンプショ
ン」のことだ。

政府がカタカナを多用すると、その裏には
必ずゴマカシがある。

安倍首相は、何回も「裁量労働の方が労働
時間が短い」と統計結果をあげて説明して
きた。

その統計が間違っていた。
理屈の上でも、裁量労働こそ底なしの「無
間地獄」に働く者を落としこむ。

それでも撤回しようとしない。
安倍首相と自民・公明政権の「驕り」はあ
まりにもひどい。公明は相変わらずイチジ
クの葉を演じている。

若者や子どもたちの未来のためにも、安倍
政権をやめさせなければ。


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