社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

安心の政策パッケージ

2016-10-11 07:23:53 | 日記

高齢者や若い人とお話しして一番に感じる
のは「不安」というキーワードではないか。

高齢者は年金削減、医療・介護の負担増。
若い人は、非正規と低賃金、そして将来も
給料は上がっていかない。介護職場にその
傾向が顕著にあらわれている。介護保険の
導入時に一番懸念していたことだ。そして
「保険あって介護なし」がさらに進行する
気配だ。福祉が人権ではなく、マーケット
化されつつある。新自由主義のあくなき膨
張だ。

国の政策によるところがほとんどだが、地
方自治体も、本来の「行財政改革」ではな
く、「福祉削減改革」であった。

3割、あるいは1割自治ともいわれる地方
自治体。その力をつかって、どれほど市民
に生活の「安心感」をもってもらえるか。

そのための「住んで安心、子育てして安心
の包括的政策パッケージ」を提案したい。
 →政策協定書の1ページの後半を→→

この「安心の包括的パッケージ」は、さら
に若者、大学生、子育て世代など多くの市
民の智恵をとりいれて豊かにしたいと思っ
ている。

これが「トリクルダウン」経済への、地方
からの反撃だ。

リーディングカンパニーによる域内経済の
引き上げだけでは、域内循環がなかなかプ
ラスに転じない。

リーディングカンパニーとともに、下から
の底上げが必要だと思っている。

福祉と経済の有機的結合の端緒としたい。

追記
カタカナは分かりにくいという声が寄せら
れました。
すみません。反省しています。
・リーディングカンパニー
  その業界を引っ張っていく企業
・政策パッケージ
 最近よく使われる言葉です。具体的な事
 例であるひとつひとつの政策をいくつか
 まとめあげ(パッケージ)ているもの。
・マーケット
 ここでは単に市場
・トリクルダウン
 雨のしずくがしたたり落ちるように、大
 企業が儲ければ儲けるほど、庶民にお金
 がしたたり落ちて豊かになるという「経
 済理論」。昔は「ダム 論」ともいわれ
 た。今は提唱者も否定し逃げている。


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