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反対ばかり=フェイクニュース

2021-12-07 07:11:12 | 日記

「野党は反対ばかり、批判ばかり」
誰がこれを言っているかといえば、自公とその補完勢力、あるいは与党支持者だ。
この言葉は「与党の批判はするな」と同義語である。

「秘密保護法」「安保法制(戦争法)」「共謀罪」「鳥利用規正法」など、日本国憲法に明確に違反しているのに、「批判はするな」ということだ。法律違反者に対して批判はするなということだ。

また森友・加計学園、桜を見る会、広島選挙区の巨額買収事件、公文書偽造、廃棄などなど、これさえも「批判ばかりしている」ということになる。

安倍・菅政権、それをさらに強める岸田政権を「批判するな」と同義語ではないのか。

この間、野党は「20の共通政策」を公約にした。どれも自民党・公明党の与党には出来ないことだ。

さらに日本共産党は国政選挙のたびに、国民の切実な要求を公約にまとめて発表している。
 こちら ⇒

どれほどの提案しているか、「批判ばかり」をいう人たちは、一度みてほしい。

もうひとつ
野党は「公約しても実現できないではないか。実現できない公約なんかするな」という批判もある。
これも与党からの攻撃の一つだ。

今の政治制度の仕組みを理解していないことも原因だ。
地方議会は、予算を提案できない。首長の専任事項だ。
国会は与党が内閣=行政を形成するので、与党が予算案に関われる。

では野党は何も出来ないのか。そうではない。
国民的な要求や運動を背景に、国会論戦で与党を追いつめ、結果的に「予算」に反映させることができる。地方議会も同じだ。

自公とその補完政党は、新型コロナのパンデミックを経験しているにも関わらず、医療の削減計画をいったん停止する動きがない。

20万床削減計画がまったく止まらない。
釧路市では、一つの民間病院のベッド削減のため、消費税を原資とした削減計画が道にあげられた。

今月3日に「財政審」は来年度予算への「建議」を発表した。
 こちら ⇒

コロナ禍のなか、相変わらず医療、福祉の削減を押し進めようとしている。

自公とその補完勢力、そして行政の「審議会」を利用した、医療・福祉への攻撃を見過ごすことはできない。

こうしたことを無視して「野党は反対、批判ばかり」という言いがかりは、いずれ自らの身に。

いい加減、フェイクはやめてほしい。