ママの座をねらって・・ついに居座るイヌ。

子犬達が生後一ヶ月を過ぎると歯がしっかり生えていくるので、乳首に歯が当たって痛いので、ママ犬は授乳から⇒離乳食へと変わっていく時期をさとして、子犬への授乳時間が短くなります。パピ－ハウスを離れる時間が長くなるのです。

それを狙って～何とかパピーのお世話をしたくてたまらない子がいます。以前はビビアンだったのですが、さすがに１０歳を超えてからは母性本能もうすれたようです。現在、母性本能丸出しで、自分が赤ちゃんを産んだと思い違いの激しい子がいます。

その子はママ犬が席を外すとハウスに入り込み、けなげにお世話をします。出ないお乳を与えます　いえいえ・・・出ています。本物ではないけれど、母乳もどきが出てきます。　↓

このママちゃん誰でしょう～？

完全に自分がママだと思い込んでいます。他のわんが近づくと⇒　ダメ　赤ちゃんに触らないで　と本気で威嚇します。ここ数日で懐いた子犬も、本当のママのようにくっついて寝ます。

いったんパピーハウスに入ると、意地でも出てきません。本当のママ犬にも威嚇します。そして喧嘩になります。パチーン　とスイッチが入ると、本当のママだと思い込んでいます。すごいです。どうしちゃったの～？貴方が産んだんじゃないでしょう。と私に笑われています。しかし本人（犬）真剣です。本気でうなって、他の犬を近づけません。

この子はリカちゃん。８歳４ヶ月です。ジーナちゃん達を産んでくれたのを最後に（２年半前です）お産は引退させました。このママは小柄な身体つきなのに、いつも４～５匹の子犬を安産で産んでくれました。巣立ったどの子も美人です。もう十分です。あとはゆっくりと身体を休めて欲しいと・・・。長生きして欲しいです。お顔は白髪が多くなりましたが、身体は毛量が多くピカピカです。シニアになっても～他の子が産むたびに、このようにパピーのお世話をしたがります。とりつかれたようにパピーのそばを離れません。パピー達もなついています。パンパンと叩かれてじゃれつかれても怒りません。優しく接しています。

昔取った杵柄（きねづか）　ということわざがあるように、母性本能の強い子は、一線から引退しても本能で動くのですね。ビビとリカは、誰の子でもかわいがります。お乳も張り、母乳も出るようになります。　　あっ！レイラは違いますよ。自分の子しかかわいがりません。人間と同じでいろいろなタイプがあります。おもしろいです。教えられます。

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