イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

痛かったのね(~_~;)

2011年08月28日 | Weblog

おととい・・・お庭に出す時間がきて、みんな出て遊んでいるのに・・・ビビアンだけが出てこない  どうしたのかなぁ~ ビビはお庭に出るのが大好きなのに・・・おかしいなぁ 家の中をのぞくと⇒ ミユリのハウスに入って、うずくまっている。。。ビビ~どうしたの? 遊ばないの?と話しかけても・・・悲しいお顔を している。 どこか、身体の具合が悪いのかな 今まで、こんなことはなかった。 ご飯はきちんと食べてるし~体調は悪くないはず。 


そう思ってビビを抱いて身体をチェックしてみると あらら・・・左前足の狼爪・ろうそうのところが、パッカリと裂けていた 血がかたまっている。 痛そうに、爪と根元が反対側を向いていて広がっていました・・・きっと何かにぶつけて切れてしまったのでしょう。触ると~ ヒーン・と声を出して痛がりました 何度か庭に出て、芝生がツンツンして傷口に刺さり、痛い思いをしたのでしょう。それからお庭に出なくなっていたようです。犬の学習能力はすごいですね。


それで私は、ビビの傷口を消毒し、軟膏を塗ってテープで巻きました。治してあげるからね~痛くないよ~ 気持いいでしょう~と話しかけながらです。話しかけながら手当すると、犬は、お母さんは痛い足を治してくれていると分るので、大人しくしています。消毒液はしみるので痛いけれど、じっとガマンしています。朝と夕に手当てをし・・・今日、テープを外したら、ここまで治っていました。↓ の写真です。



最初は血が出て、狼そうは外側を向いていましたが・・・ここまでよくなりました。周りの皮膚も乾いてきました。時間がたてば治ります。

今ではお庭で遊べるようになりました(=^・^=)

狼そうは、犬の前足にみられます。狼のなごりと言われています。 しかし、現代ではこの狼そうは、何かの役に立つものではなく特に必要はありません。わが犬舎では(5年程前から)仔犬が生まれると一週間ほどで、狼そうを切除する手術をしています。生後一週間以内が一番負担がないそうです。これは断尾をする犬種も同じです。(大きく成長してから手術をすると、狼そうも骨に成長しているので、身体への負担も費用も大変になります) イタグレは、ショーに出る場合、狼そうが付いていると失格になります


仔犬の狼そうを手術でとっているブリーダーは、まだまだ少ないと思います。ご家庭で飼われているわんちゃんの多くには狼そうが付いているでしょう。狼そうはよくひっかけたり、ぶつけたりしやすいので怪我をしたことのあるわんちゃんも多いと思います 爪切りをするときには狼そうも忘れないで短くしてあげてくださいね。そうすれば、怪我の頻度も少なくなると思います。ためになったかな よかったらワンクリックお願いしますね。にほんブログ村 犬ブログ 犬 ブリーダーへ
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コメント (2)
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