イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

シーズン終了

2009年09月18日 | Weblog

先週の日曜日・13日に小樽にてショーがありました。 その日で北海道シリーズはすべて終了です

その日は朝から雨模様 小樽は海辺のそばなので、土砂降りの雨で・・・午後からはカミナリがゴロゴロ~すごい音も それでも、ショーは続けられるのですよ もう、びっくりですよ~! この日の為に手入れされた、わんちゃんたちを濡らすまいと、オーナーさん・ハンドラー達は必死・・・自分がずぶぬれになっても、わんを濡らさない(汚さない)とかばいながら進めていきました。わんもハンドラーも関係者も、みんな頑張りました。

この日の主催者は私が所属する札幌ウィングドッグクラブ。わたしも初めてショーの裏方のお手伝いをさせていただきました。テントを張ったりたたんだり・・・テーブル・イスの設定・・・関係者の方々の接待・・・出陳受付・・・お弁当配布・・・後かたずけ等、主催者側の大変さを経験させていただきました。

この日は大雨だったので、雨水の処理も大変でした。小樽の会場は砂地なので、雨が降ると田んぼのようにドロドロにぬかるのです。長靴をはかないと、ドロドロが靴→ズボンに侵入してきます 長毛種のわんちゃんは、せっかくのお手入れが台無しになるのです。

それで、主催者側は、雨水の排除に必死・・・T字の大きなはけで、わっしょいわっしょいとリンクから水を流し出す→わたくしもやりましたよ~リンクのコンディションを良くして、少しでもわんちゃんたちが走りやすいようにね。カッパは着ていましたが・・・ほぼ全身ずぶぬれ でもよい経験でした。このような陰の力があってショーは成り立ってきたのかと実感

そして、賞をいただいた方&わんちゃんのお立ち台写真も、この日はテントの中に作られました。ずっと順番に並んで撮っていましたが、・・・その並ぶテントからも雨水がしたたり落ちるし・・・寒くてわんは震えるしで・・・せっかく賞を獲っていても、、お立ち台写真を断念したかたも多かったのではないでしょうか。。。そういえば、お友達のダックスちゃんもウィペット君も来ていなかったような・・・。

写真を撮るテントの中は人であふれかえっていました。イタグレは、こんなに人が多いとビビるのでポーズをとるのは難しいだろうと(それにすごく寒かったので)あきらめていたのですが・・・人が減ってポツリポツリとなったので、最後の頃になって、よし撮ろう~!と撮っていただきました。 でも全身ぶぬれで、髪の毛までびしょびしょ・・・スカートからジーンズに履き替えていた管理人です。みっともない姿に写っているでしょうね~ あら・いいんですよ。主役はわんちゃんなのですからね

ショーを終えて思ったこと。

私が始めたイノセント犬舎は、JKCに属して16年目です。けっこう長いですね。でもショ-のほうでは素人で無名の犬舎です。去年あたりから、北海道でショーに出していらっしゃる方々に、やっとわんや私の顔を覚えていただきつつある感じです。 ここまでくるのに・・・長かったです 何のうしろだてもない、一匹オオカミですからね。始めたばかりの頃は、テントを張ることもなく、車の中から犬を出し入れしながら、黙々と練習し、出番を何度も確認しながら、緊張してリンクにあがっていました。やはり自分の繁殖したわんを、評価していただきたいと思う一心でした。

去年まではベビー・パピーでしか出陳しておらず・・・今年から初めて、CHへのカード獲りにも(わんのクラスがあがったので自動的に)参加するようになりました。わたしは、本当は怖かったんです。練習は随分としました。でもその練習のしかたも、良いかどうか分からない・・・10グループはアフガン・ボルゾイ・ウィペット・サルーキなど、大きくて華やかな犬種ばかりです。その中に小さくて地味なイタグレ 我が家のわんはソリッド(単色)でますます地味・・・ ハンドリングは難しい。 本当に恐くて・・・イヤな夢ばかり何度も見ました。その時の気持ちが夢にでるのね(;一_一) 

でも出ると決めたら頑張るしかない こんな自分につきあってくれるわんに失礼だし、申し訳ない

そして、シーズンが始まったら・・・わんたちは頑張ってくれました 多分、始めた当初は(3年前)練習のしかたも下手で、犬はどうしてよいか?分からなかったでしょう。それからは、私も色々と勉強しました。そして、徐々にわんへの接し方も変わってきたように思います。

そして、オナハンで初めてカードをいただいた時の嬉しさ ナント、一番最初のショーでレイラがいただいたのです(^-^) 嬉しかった カードをいただいたことよりも、私&私の繁殖犬のペアが、ショーのリンクで認めてもらえたことが嬉しかったのです。ペット犬ではなくて、ショードッグとして出させていただいてもいいのですね(^O^)っていう感動です。

その後は、本州からのプロハンさんが、そうそうたるCH犬を連れて北海道のシヨーへやってきました。華やかな大型犬で彩られた10グループ。見ているだけでため息が出そうな美しいわんちゃん達。同じリンクに立たせていただくだけで勉強になりました。

北海道は、実質2か月間しかショーがありません。これからは長い冬眠状態。 CHを目指すとなると遠方へ遠征しなくてはならず・・・大変です。 でも、今シーズンにカードも何枚かいただき、CHへの道も夢ではないかもしれません。わんと一緒に楽しみながら、こんなご褒美もいただけるのですから嬉しいですね。

今シーズンは新たなお友達もでき、楽しく過ごすことができました。一緒のテントでお世話になった皆さん、ありがとうございました。来年も一緒に楽しみましようね

最後に、ショーは特別な人がしていると思っている方々・・・そんなことはありませんよ。犬種のスタンダードに規定がありますので・・・血統書があり、スタンダードに近いわんを持っていらっしゃる方・・・自分にやる気がある方・・・いくつになっても、遅いってことはありませんよ。はじめませんか

 

コメント (4)
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