イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

ファミリー♪

2008年12月01日 | Weblog

以前、ストーブ前のわんたちの写真を載せたら、娘が・・・たくさんかたまっていて、きもちわるっぽい・・ と笑っていましたが・・・この写真はもっとですね~(笑) 主人も、これは表に出す写真じゃないよ~と言っていましたが・・・我が犬舎がアットホームで、愛情たっぷりなことをお伝えしようと載せました。

これはわざわざポーズを取ったわけじゃないですよ。ソファにかたまって、いつものお昼寝をしていたので、こそっ・・と撮ろうとしたら、半分起きてきたところです。毎日の普通の光景です。子犬が生まれる10日ほど前で、右端のママちゃんのお腹が大きいのがわかりますでしょうか気持ちよさそうに寝ていました。

私がソファに座ると、みんなで膝の取り合いになって私の身体の上であばれたり、くっつきまくるので、私はゆっくりとくつろぐことができません たまに風邪気味で横たわっていると、わんたちが上に乗ったり前・後ろに入り込んでくるので(喜んでいるのです)私は身動きが取れなくなって、寝返りもできない状態になります でも、天然の湯たんぽですよ~足の上に乗ってくれると、冷たい足が温まって便利ですよ

子犬が生まれて一週間が過ぎました。通常は子犬の体重は生まれて一週間~10日で、出生時の2倍になります。2匹とも順調で7日目に2倍になりました。お腹がコロコロしていて、たくさん飲んでいることが分かります。

最初の4~5日間くらいはピリピリしていたママ犬も、すっかり落ち着いて、他のわんがハウスの中を覗いても(ドアは開けてあります)ウー・と唸らなくなりました。 ジー・っとにらんではいますが・・・ リカとレイラとミユリは興味津々で、いつも覗いています。

ちゃんとおっぱいっを飲んで体重が増えているかどうか? 一日に何度もパピーちゃんの体重を計るのですが・・・その度にリカ&レイラ&ミユリ&ビビが、ダダダ~と駆けてきて、ワタシも見たいわぁ~触らせて~と管理人をタテに使って、割り込んでハウスの中まで入ってくるのです。私がそばにいると、ママ犬が怒らないことをよく知っています ロナもエリーも1mくらい後ろで遠慮しながら見ています。

そして、体重計に乗せると、この時とばかり(ママ犬と離れているのでチャンス!) 子犬をクンクンするのです。子犬はじっとしていないので、体重を計るのに何度もやりなおすので、ほどよく時間があります。ついでに子犬を、ほかのわんたちにも匂わせてあげます。みんなやさしい目をして可愛がりますよ。犬同士に慣れているからですね。子犬と触れると、わんたちは落ち着いて自分の好きな場所に戻っていきます。

そういえば、出産したときは、ゲージのあるわんの部屋で産んだわけですから・・・わんたちは出産の一部始終をゲージの中から見ていたわけです。第一子が生まれたときは、ヒェーン・ヒュン!とどよめきがありました いつもそうですが、お産のたびに第一子が生まれると、ひときわ大きなどよめきがあります。わんたちが興奮するのがわかります。第二子以降はそれほどではなく、小さなどよめきです。子犬の数が多いときは、どよめきがないこともあります(笑)

同じ群れの家族が、子供をやどり、お腹が大きくなり・・・いよいよ陣痛をむかえる・・・そしてついに新しい命が誕生したことを、わんたちはすべて悟っているのです。産み終わると、みんな安心したように眠ります。

その間の私の行動・言葉もよく見ています。難産のときは心配そうな顔で見ています。私の“大丈夫よ~よしよし、苦しいねぇ~”などのかけ声を神妙なおももちで聞いています。 上手にいきんだ時に“すごい!すごい!上手だねぇ~おりこうねぇ~”の声を聞くと、見ているわんも安心しているようです。

悲しいことですが・・・死産で産まれたとき・・・子犬の遺体を高い場所に安置しておきます。しばらくは暖かくしてあげてからお線香をあげます。わんからは見えない奥の場所です。けれども、分かるんですね・・・その場所に何度も行き、上を見上げるのです。ママ犬だけではなく、他のわんたちもその行動をするのです。その姿をみると、なおさら胸が痛くなります お線香をあげる前の行動ですから、お線香の匂いにつられて上をみあげるのではありません。

犬のテレパシーといいますか、すごい能力だと思います。

 

コメント (2)
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