ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.7.28-29 台風ニモ負ケズ、お誕生日プラン満喫の後は合唱練習

2018-07-29 21:31:58 | 日記
 土曜日。先月脳梗塞で倒れ緊急入院されたリフレクソロジーサロンオーナーKさんのその後の体調を気にしつつ4週間経過した。リハビリも順調で大分良くなっています、ということだったので、午前中の予約を入れていた。けれど、台風でお天気がどうなるか分からない中、車で送迎して頂くのもどうか、と思い来週にしましょうかとLINEした。すると、先日また入院し、退院からまだ日が浅いのでお言葉に甘えてそのように、と返事があった。

 そんなわけで朝の連続テレビ小説を見終わって、朝食を終えた段階で午前中の予定がぽっかりと空いてしまった。それでは、とチャッチャと掃除を済ませて、昼食後に予定していた母との待ち合わせを昼食前に繰り上げる。まだ雨が降り出さないうちに移動をすませてしまおうという魂胆である。今日は3年前から利用している、ホテルのお誕生日プランを予約していた。夫とともに都心までお出かけである。

 3年前、初めて夫と2人で利用してとても良かったプランだ。一昨年、父の死後、母を励ますつもりで初めて誘ったのだけれど、すっかり味を占めて昨年も利用した。
 今回も去年同様、乗る電車も車両も指定し、ホテルの最寄り駅まで1人で来てもらった。ホームで到着を待ち、無事合流することが出来た。
 まずはパッパと百貨店のレストランでランチ。そしてチェックインの時間まで母の買い物に付き合い、ホテルに入ったらもう何もせずにのんびりするということにした。

 荷物持ちで同行してくれる夫に何か買ってもらってから(口封じ!)と思ったのだけれど、なかなか好みが難しく気に入ったものが見つからず、諦める。Sサイズ、出来ればSSサイズでないと、という小さい母は、相変わらず一人では最終的にどれにするかを決められないので、私が見立てて店員さんに背中を押してもらってなんとかトップスを3点購入。
 その後、何気なく通りかかった売り場で、お気に入りのショップの店員さんから声をかけられてしまう。イベント中とのことで、今日マークダウンですと言われ、ふらふらと勧められるがままに試着。結局、うまく乗せられてワンピースをお買い上げ。そして、母も気に入ったブラウスを見つけてお買い上げ。
 今年はバッグも靴も要らない、これだけなら配送してもらわなくても自分で持って帰れるというので、そのままホテルへ向かった。変な風が出てきて、ポツポツと雨が舞い始めたので大急ぎ。

 チェックイン後、ルームサービスで「Happy Birthday」のホワイトチョコレートのプレートと、いちごやラズベリー、ブルーベリーが沢山載った小さなホールケーキが届いた。今年も夫にも入ってもらって一緒にお祝い。
 85歳(四捨五入すれば90歳だ!)になったので、ろうそくは5本。最初のひと吹きでは1本だけで、2回目でやっと4本吹き消した。
 ケーキと、ポットにたっぷりのお茶で幸せな気分になったところで、バーと夕食の予約を入れて、あとは時間までまったり、テレビで台風情報を確認したり本を読んだり。夫はちゃっかり私の使う予定のベッドでお昼寝。
 夕食前には、宿泊プラン特典の“お誕生日のマンスリーカクテル”を頂いた。さすがに台風が関東接近中ということで雨風が酷く、折角の高層階なのに、昨年は見渡せたスカイツリーも東京タワーもとても見えない。今年のテーマは「日本の祭り」で、華やかな飾りが賑やかな縁日を思わせる、ほど良い甘酸っぱさが心地いい夏の一杯。白いカクテルはヨーグリートにココナッツラムのマリブと、グレイグース・ラ・ポワールのウオッカ、パイナップルジュース。デンファレの花と小さな七色の星型のチョコレートがまぶしてあって可愛らしい。飲みやすくはあったけれど、かなり強そうでちょっぴり舐めてから夫に渡した。母は今年も美味しそうにフレッシュマンゴージュースを頂いていた。

 そのままエレベーターで予約した天婦羅レストランへ移動。揚げたての天婦羅のサクサクフワフワで美味しいこと。もうお腹一杯と言いつつ、大満足で皆でデザートまで完食した。
 今年も夫には申し訳ないが、宿泊は母と私のみ。帰宅する夫をホテルのエントランスで見送ったが、ちょうど雨が止んでほっとした。最寄り駅まではライナーで、駅からは雨降りだったのでタクシーで、無事帰宅出来たとのこと。こちらも部屋に戻って、入浴後は早めにベッドに入った。

 日曜日。
 昨夜はベッドに入って夜中に1度お手洗いに起きた折、母から話しかけられたが、さすがに相手には出来ず、再び眠る。そして明け方、もう一度お手洗いに起きたところ、目覚ましをかけた時間よりも2時間ほど早かったが、諦めてベッドの中で母のお喋りに付き合った。
 カーテンを上げると、雨は止んだもののまだ灰色の雲が立ち込めている。地上35階の外の景色もちょっと冴えない。ニュースを見れば台風は西に進み、近畿地方が大変なことになっている。

 浴槽足湯を母に薦めたけれど、疲れるので止めておくとのこと。私も足裏のことを考えて最近はご無沙汰だ。昨年同様和食のレストランへ向かう。幸いにもまだ並んでおらずすんなり入れた。静かで広々落ち着いているのでとても良い。今朝も少量多品種で目にも綺麗な和食に舌鼓。母は見事に完食。一人だと食べられないけれど、相方が居ると不思議と入るそうな。それでも体重は風袋毎で35.5kgである。

 1時間ほどかけてゆっくり朝食を摂った後は、食休み。今日からSサイズのスペシャルセールと言われたのでお腹ごなしに再び百貨店へ。今日は母が自分で気に入ったというトップスを2点、カーディガンを1点買って満足そう。私は荷物持ちに徹する。
 雨は止んだが、湿度がとても高く、サウナにいるよう。だんだん陽射しもきつくなってきてすっかり夏空だ。ホテルに戻り、ラウンジで水分糖分補給休憩の後、荷物をまとめてチェックアウト。今度は青空と入道雲をバックにスカイツリーもしっかり拝めた。
 「おかげさまで今年も親孝行することが出来ました」とホテルの方とお話し、笑顔でホテルを後にした。今年もたっぷり23時間近い滞在、贅沢な時間だった。

 台風が直撃と言いつつも、移動するタイミングでは雨にも降られず助かった。「来年もお互いに元気だったらまた来ようね」と言って母をJRの特快優先席に乗せて、出発を見送り、私はホームを渡って合唱練習の会場へと急いだ。
 今週から例年のOB・OG合唱団の練習がスタートだ。母の歩くテンポに合わせていたら予定より時間がかかってしまい、お昼を摂る時間は無くなる。休み時間に頂こうと小さなパンとジュースだけコンビニで調達して会場へ到着。暑い。坂道を歩くと汗が滲む。止まった途端に汗が流れる。

 発声練習のタイミングで入室。9月の70周年記念演奏会に来て頂ける方用のチケットを購入して、後列からそっと入って練習に加わる。
 今日の指揮者は5期下の方。今日の参加者を見るとソプラノが私を入れて5人、アルトが2人、そしてベースとテナーは合わせて6人ほど。ちょっと少なくて寂しい。
 今日は愛唱歌集より、この演奏会でも何度か歌ったことのある木下牧子さんの「鷗」。何度歌ってもいい歌だ。
 初めての方もいらしたようでゆっくり丁寧に練習。前半はこの1曲で終わり、途中休憩。ここで遅いお昼を、と思ったのだけれど、会場を貸してくださっているK先輩がいらして、3月の演奏会の臨時出演者募集という話をされ(これが夢のような素敵なお話だった!)ているうちに時間切れ。そのまま後半の練習に突入。

 前回まで何度も練習してきた、卒団生ステージで歌う邦人曲「くちびるに歌を」の1曲目「白い雲」から。今回は前回の練習からまだ1週間しか経っていないし、大分身についてきたので、楽しく気持ちよく歌う。後半からソプラノの先輩が2人、アルトの先輩が1人、男性も1人加わる。
 男声が少なかったのと初めての方が何人かいらしたようで、なかなかリズムに乗り切れず音程も怪しい感じで、男声指導メインになり、女声にとってはあまりハードな練習にはならなかった。最後は少し時間オーバーしたが、皆で立って通して歌うことが出来た。

 皆で椅子を片付け、テーブルを会議形式に戻して女性の先輩方と最寄り駅までご一緒した。
 すっかり台風一過のお天気になったが、広島出身の先輩もいらして台風の被害が心配だ。
 帰路は体力温存で恒例のライナーを予約して、夫にお土産や和菓子を買ったりしながら、発車ぎりぎりまで百貨店で時間調整。ライナーでは買っただけで食べ損なったお昼をお腹に入れて、フロモックスとミヤBM錠を飲む。

 夫が自宅の最寄り駅まで迎えに来てくれて、食料品の買い物を済ませて帰宅した。
 帰宅後は、洗濯をしている間に夫が冷製ぺスカトーレを作ってくれて有難く頂く。

 ということで、あっという間に土日が終了。そしてまた明日から新しい1週間、週半ばからは8月だ。今年も残すところ5か月となった。来週も暑くなるようだけれど、職場のピークカットもひとまず心配なくなったので、体調管理しながら乗り切りたい。
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