ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.8.11 三十五日忌法要終了、とりあえずひと段落?

2016-08-11 22:28:00 | 日記
 父が急逝して1か月と1日。今日は帰省中の息子の日程に合わせて三十五日忌法要を執り行う日だ。暑さ厳しき折、来て頂く方たちの負担も考え、今回はごくごく内輪で済ませますので、とご連絡をした。
 ほぼいつも通りに起床して、朝一番に最寄駅前のショッピングセンターでお供物やらお花やらを調達し、私鉄とJRを乗り継いで3人揃って実家に向かった。
 一昨日、昨日のような暑さだったらと心配したが、少し雲り空で最高気温は30度ちょっとだとのこと。ほっとする。

 実家に到着し、週初めに届いた仏壇と対面。後飾りもまたコンパクトに組み直されており、あとは僧侶の入魂を待つばかりといった風情。お供え物を備え、お花を飾ってご住職の到着を待つ。
 ご住職は開始予定時間の10分前に到着され、お着換えやお仕度が整うと定刻に法要が始まった。まずは仏壇の開眼供養。そして四十九日法要の二本立てである。

 今回もご縁あって石川県ご出身の僧侶だ。高らかな声で読経が始まり、皆で合掌する。歎異抄からのお話、葬儀の時にも聞かせて頂いた白骨のお話の現代語訳に耳を傾けた。60年連れ添った父を亡くした傷心の母にも優しいお言葉を数多くかけて頂き、有り難いことだった。
 母が初めて取り扱う仏壇について質問もさせて頂き、滞りなく法要が終わった。お布施をお渡しし、皆でお見送りして無事終了。ようやく怒涛の1か月余が一段落した。

 夫が遺影を鴨居にかけてくれたり、息子と2人で器用に後飾り段を片付けてくれる。かつて両親の寝室だった和室はすっかり仏間と化してしまった。
 そして、タクシーで会食レストランに向かった。お店には法事と伝えていたので、父の小さな遺影を持って出かけたが、4人のテーブル席とは別に、父の写真を飾れる小さなテーブルが用意されていた。最近京都の造り酒屋巡りですっかり日本酒党になっている息子がお薦めという“獺祭”を選び、父のお猪口に注ぎ、献杯。皆でお疲れ様と言いながら父の思い出話もしつつ静かに食事を愉しんだ。

 再びタクシーで自宅に戻る。お昼からお酒を飲んだ息子は赤い顔をしてお昼寝。その間私は母が開封するだけで何もせずに溜めていた郵便物の処理。既に納付期限が過ぎているものまであり、ちょっと頭を抱える。本当に何も手につかなかったのだろうな、とため息が出るが、私がやるしかないわけである。
 コンビニで支払いを済ませながら、今度は実家最寄駅から出ているバスで移動。

 今年の息子の二十歳の誕生日には本人が不在で、恒例の家族写真を撮ることが出来なかったので、今日は半年遅れで写真館に予約をしていた。3人とも普段着でリラックスした写真を撮って頂く。子どもの頃からお世話になっているカメラマンは相変わらず息子を持ち上げるのが上手だ。月末には仕上がるとのこと。楽しみである。

 百貨店で息子のスーツを購入した後、再び私鉄で自宅最寄駅まで戻り買い物を済ませる。あれほどお腹一杯だったにもかかわらず、そろそろお腹がすいてくる。結局無理せず夕食も外食で済ませた。

 さて、今日のブログを書こうかとPCに向かったところ、調子が悪くキーボードが反応しない。仕方なくノートパソコンを持ち出してモタモタチマチマと打っている。どうしたものか、デスクトップのPCは買った当初からトラブルが多くどうもハズレである。

 そんなこんなで、今日も結局朝から11時間の外出になってしまった。猛暑ではなかったにせよ、暑い夏の日にこれだけ外出してあれこれ用事を済ませると、健康体でも消耗するだろう。まあ、自分が予定を入れているのだから自業自得ではあるし、やれることは今!が信条だから致し方ない。
 とにかく明日一日頑張れば、土日である。世の中はお盆休み、明日はまた職場はいつもより人出が少ないことだろう。

コメント
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