せっかく金沢まで来たんだからと、ブルベ「のとはん200」を完走した翌日にナショナルサイクルルートの富山湾岸サイクリングコースへ行ってみた。
コース自体の区間は氷見から朝日までの102キロだが、今回は新高岡駅を起点に新湊から氷見までを往復した。当初の予定では石川県との県境まで行く予定だったが、あれやこれやで時間がかかり、残念ながら氷見で引き返すことにした。たった60キロに終わったサイクリングだったけど、大満足(^o^) また行こう!
金沢から北陸新幹線で新高岡へ。乗車時間は14分であっという間に到着。輪行を解除して海岸線へ向けて走り出す。あぁ、今日も向かい風だよ(T_T)
新高岡駅
新高岡駅
まず向かったのは道の駅カモンパーク新湊(射水市)。ここで朝メシ代わりに白エビバーガーを食べようと思っていた。だが、販売は午前11時からという。到着したのは11時前であと十数分ある。微妙だなぁ。焼き魚定食などの朝食メニューは9時からやってるんだけどね。どうしよう。少し悩んだが、ここはぐっと我慢。初志貫徹で白エビバーガーを待つことにした。
道の駅カモンパーク新湊
白エビバーガー
サクサクの白エビとタルタルソースは美味だったが、販売開始直後なのに揚げたてじゃなかったようで、ちょっと残念。でも腹はふくれた。ホテルの無料朝食を諦めて正解だったね。
道の駅から北上し、次に訪れたのは「日本のベニス」といわれる内川エリア。19世紀に北前船の中継地として栄えてきた港町で、富山新港から東西約3420メートルを結ぶ運河は川べりに民家、その両岸には漁船が繋留されている。映画のロケも行われたそうだ。
内川エリア
内川エリア
ノスタルジックな風景に心も落ち着くねぇ。
内川エリアを抜けると正面に富山湾が見えてきた。ここから富山湾岸サイクリングコースへ入り、右へ曲がって海王丸パークを目指す。時刻は午前11時半ごろ。混む前にランチ食べとくかと、パークの手前にあった新湊きっときと市場へ向かった。入口付近の売り場ではズワイガニが並べられ、すぐ食べられるという。そそられたが、時間もかかるし食べきれないだろうからやめましょう。奧のレストランまで行き、無難に海鮮丼(カニ汁付きで1700円)を注文した。
待っている時にふと前方を見ると、おお! 立山連峰じゃないか。なんと素晴らしい。海鮮丼食べながら絶景が見られるなんて最高やで(^o^) たまたま奧のカウンター席に座ってラッキー♪
食堂では韓国人の団体観光客とかち合い時間かかるかなと思ったが、彼らの豪華な食事はすでに用意されていたのでそれほど待たされなかった。それにしても外国人観光客の多さよ。金沢駅周辺もあふれていたし、新幹線にも続々乗り込んできた。コロナ前に戻ってきたねぇ。
レストランから見た立山連峰。ガラス越しなのでよく見えませんね
海鮮丼
新湊きっときと市場
その後は海王丸パークまで行き、絶景を堪能。写真では分かりづらいですが、立山連峰は肉眼でははっきり見えました(^o^)
海王丸パークからの立山連峰の眺め
海王丸パークでUターンし、富山湾岸サイクリングコースを西へ向かう。しまなみ海道や太平洋湾岸自転車道などのように道路にブルーラインが引かれているので分かりやすい。
富山湾岸サイクリングコース
しばらく走ると、道の駅雨晴(あまはらし)。振り返ると、富山湾越しに3000メートル級の立山連峰がくっきり! これだよ。この風景に出会いたかったんだよ!
道の駅雨晴
道の駅雨晴付近からの立山連峰の眺め
ちなみにここは万葉集に「渋谿(しぶたに)」と詠まれた、岩礁多く白砂青松の景勝の地。万葉集の代表的歌人である大伴家持もしばしばここを訪れ、いくつもの歌を詠んだという。道の駅正面に位置する「義経岩(よしつねいわ)」は、源義経が奥州へ落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという岩で、地名「雨晴(あまはらし)」の由来となっている。以上、公式HPのコピペ(^_^; 大伴家持の歌碑はここに来る途中の伏木万葉大橋にもあるようだが、車道を走ったためまったく気がつかなかった。
サイクリングロードの道標に従い、道の駅雨晴の先を右手に入る。すぐにJR氷見線の雨晴駅があり、その先の路地を右手に曲がって線路を越えると海岸線沿いのサイクリングロードが始まる。途中にゲートが2個所あるが、自転車は通行できるようになっていた。
道の駅雨晴の先にあるサイクリングロードへの分岐
JR雨晴駅
踏切を越える
海沿いのサイクリングロード
ゲートが閉まっていて焦ったが、自転車は行けます
サイクリングロード終点
ここのサイクリングロードは3キロ弱。島尾海岸で終わりとなり、その後は「漁火ロード」で氷見に向かう。
氷見といえば「忍者ハットリくん」ですな。地元出身の藤子不二雄Ⓐさんゆかりのキャラクターで彩られた「まんがワールド」。ここも行ってみたかったのよね。最初に見つけた「からくり時計」近くにマップがあったが、一番見たかった「笑ゥせぇるすまん」喪黒福造のスマイルベンチがなかなか見つからず、まんがロードを行ったり来たりして苦労した。氷見ラーメンには行列ができていたが、日曜日というのにまんがロードの観光客は数えるほど。外国人の姿もなかった。写真がいっぱい撮れてよかったけど少し寂しいね。
漁火ロードを氷見へ向かう
忍者ハットリくんのからくり時計
まんがワールド案内版
喪黒福造のスマイルベンチ
忍者ハットリくん巨大壁画
ここにもいた喪黒福造
ブリに乗って飛ぶ忍者ハットリくん
プロゴルファー猿ポケットパーク
氷見市内の道標
怪物太郎
ドラキュラ
オオカミ男
JR氷見駅
このまんがロードで時間を費やしてしまったので、先へ進むことは諦め引き返すことにした。
帰りは立山連峰を正面に見ながらのサイクリング。最高だなぁ(^o^)
漁火ロードを引き返す
サイクリングロードから望む立山連峰
雨晴海岸から立山連峰を望む
再び新幹線に乗って新高岡から金沢へ戻る。締めはやっぱり「のどぐろ」ですな(^o^) ただね、金沢のホテルは駅から500メートル。今回は何度か往復することになったので結構辛かった。羽咋から帰りの七尾線なんてホームの端に止まったもんね。えらい歩かされた。次回はもっと駅近にしようっと。
駅弁「のどぐろめし」
さて、全線ではないが富山湾岸サイクリングコースを走ったことで6つあるナショナルサイクルルートのうち5つ、つまり太平洋岸自転車道、つくば霞ヶ浦りんりんロード、ビワイチ、しまなみ海道サイクリングロードをサイクリングしたことになった。残るはトカプチ400。十勝平野かぁ。帯広行くだけでもハードル高いねぇ。
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