お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 落車骨折(左鎖骨、肋骨、尾てい骨)から約3カ月。ようやくブルベ復帰戦の日を迎えた。参加したのは2月18日(土)に開催された西東京主催の「BRM218伊東200km」。町田の根岸からさわ公園を出発し、相模湾を伊東まで往復する。走り慣れたコースだが、主催者の狙いは「和菓子で一服、海鮮で腹ごしらえ、仲間でみかんのシェア、お土産に小田原のかまぼこ、速く走るより楽しんで走りましょう」ということらしい。さて、このミッションをコンプリートできるか。


午前7時、根岸からさわ公園をスタート


 天気サイコーの1日で、朝は気温1度と冷え込んでウインドブレーカーが必要だったが、徐々に気温が上がり、二十数キロ走った付近でウインドブレーカーは脱いだ。復路で多少の汗冷えはあったものの、日が落ちてもそれほど寒さは感じることはなく、再びウインドブレーカーに袖を通すことはなかった。最高気温は折り返しの伊東付近の17度。気持ちの良いサイクリング日和だった。

 序盤の信号地獄が予想されたことから、ブリーフィングで急きょ、PCから通過チェックに変更された31.5キロ地点の「ファミリーマート辻堂神台店」到着は午前8時49分で、貯金は47分とまずまず。トマトジュースを一気飲みし、ランドヌール、ランドヌーズで賑やかなコンビニを後にする。国道1号で巡航速度は上がったが、早川口を左折するとしばらく渋滞地獄が続いた。

 熱海への坂で抜かれるのはお約束だが、下りでも抜かれちゃった(^_^; まいったな。坂の途中にある「麦とろ童子」は開店までまだ30分以上あるというのに長蛇の列。復路でも午後2時半ごろに通過したが、依然として行列となっていた。

 和菓子のミッションとは創業150年の老舗和菓子店「間瀬」でいちご大福を食べることだ。熱海から先の国道135号は上りのトンネルがいつくか現れる。ブルベでは安全のため回避ルートを走ることになるのだが、網代トンネルを迂回するルート上にまるで図ったように本店があるのだ。もちろんここは何度も通っているが、和菓子店があるなんて全く知らなかった。今回、試走レポートで紹介され、盛んに食べろといってくるので寄ってみると、バイクラックも置いてありほとんどの参加がストップしている。これじゃ、まるで通過チェックだよ(^_^; いちご大福は1個302円。この日はほかにサービスで何かくれたのだが、いちご大福しか頭になかったので忘れた。奥のテーブルでかわりばんこにいただく。距離は94キロ地点で、時間的にはお昼前後。腹が減っていたのでいい補給になった。それにしてもこれを2個並べると…なんてことは考えてはいけない。


熱海親水公園の熱海桜。遊歩道も綺麗に咲いてたよ



遙かに熱海城を望む



伊豆・熱海の老舗和菓子店「間瀬」。バイクラックがあった



間瀬のいちご大福。食べたのは1つだが、2つ買った人がいたので写真だけ撮らせてもらった



いつの間にかバイクラックが満杯に


 106.1キロ地点の折り返しとなるPC2(1かな)「セブンイレブン伊東ベイサイド店」には午後0時42分に到着。貯金は1時間22分。余分な和菓子タイムがあったせいか、あまり増えていない。

 さて、ここでミッションその2の「海鮮」。折り返し地点の少し先に1階で干物を売り、2階が磯料理の食堂となっている創業70年の「ふじいち」を事前にチェックしていたので行ってみた。自転車は「どこに置いてもいいよ」と言われたので、店の隣にあった鳥居の中に置いた。お昼どきで店は団体客でごったがえしていたが、タイミング良く2組ほど帰ったので1人でも席を確保することができた。出口付近で寒かったけどね。注文したのは「おまかせ丼」(2310円)。数え切れない種類のお刺身が入っていたが、先を急ぐのでゆっくり味わう時間もなく10分で完食した。ちょうど隣のテーブルでイカやあじの干物を焼いており、その香りが非常に魅力的だったので今後来たときはそっちにしようと心に誓う。滞在時間はトータルで30分ぐらいか。


伊東の海



遙かに見えるのはハトヤ



伊東にある「ふじいち」のおまかせ丼。写真では大きく見えるが、意外とこぢんまり



伊東にある「ふじいち」。1階は干物屋さん


 次なるミッションは「みかん」。復路で通る真鶴旧道にはいくつか直売所があるが、買っても持って帰れないし、バラ売りもしてないみたい。これは諦めるかと思っていたら、通過チェックの144.7キロ地点の根府川駅で待っていたスタッフから「豚汁とはいかないですが」とミカンを手渡された。「豚汁」とはAJ神奈川が「追い風400」(2月4日開催)の明治トンネルで総力を結集して振る舞った「豚汁」を指す。この日は神奈川ジャージで参加していたのでそういうコメントになったのだろう。追い風は走ってないけどね。でも、一人では手に入らないものなのでプレイスレスの贈り物。感謝!


根府川駅でみかんの贈り物


 最後は「小田原のかまぼこ」になるのだが、正月に買いに来るので、まあ今回はパスでいいでしょう。「和菓子」「海鮮」「みかん」のコンプリートで十分満足(^o^) 楽しく走れたよ。

 根府川から残りは約60キロ。たまたま美しいペダリングと安定したケイデンスで走る女性が先頭となったトレインにくっついた。だが、気がつくと大きくちぎられ、信号でやっと追いつくことの繰り返し。やがて信号でも追いつけなくなったが、幸か不幸か渋滞のおかげでまた追いついた。目標があると頑張れるもので、その女性には申し訳ないが背中を追わせてもらった。単独だったら一気にゴールまで走ることはできなかっただろうね。それにしても早かったな。

 終盤の中津川、相模川の河岸段丘は知っているとはいえキツかった。特に才戸橋の先。サイコンでは13%の表示だったが、15%以上あったように感じた。さらに当麻(たいま)市場からの坂。大渋滞で車の横をすり抜けながらストップアンドゴーを繰り返すので神経がすり減った。

 往路の段階では午後7時過ぎのゴールを予想していたが、最後のノンストップの頑張りで午後6時22分に202.4キロのフィニッシュ地点の「セブンイレブン相模原淵野辺本町2丁目店」に無事たどり着いた。ここまで4連続でブルベはDNF(野辺山600ビワイチ1000関東1周600日本橋ミステリーブルベ)していたが、久々の完走にほっとひと息だ。

 しかし、ゴールのコンビニではアクエリアスしか買っていないのに、サービスですとお茶のペットボトルをくれたのには驚いたなぁ。ボトルケージがひとつ空いていたからいいが、もらって嬉しいけど困った人もいたかもね。


ゴール受付


 さて、これでようやく16年目のブルベシーズンが開幕! 今年はどこを走ろうかな(^o^)

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