お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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ガス橋周辺の多摩川

BDー1でチャリンコ通勤<11月24日>

 自転車通勤も2週目に突入!・・・といっても週2回なのでたいしてことないけど。

 今週からカミさんが弁当がわりにおにぎりを作ってくれることになったので、多摩川べりで食べることにした。自転車通勤の途中で弁当たべる人はあまりいないだろうなぁ。

 今日も天気が良かったですね。ちょっと早めに出たので、多摩川サイクリングロードをガス橋まで走った。このまま会社休んで羽田まで行こうかなんて陽気でした。

 ガス橋を渡ってからは池上通りを走った。池上線の手前で道が切れたりしてちょっと迷ったが、何とか再発見してロスは最小限に抑えることができた。

 第一京浜を越え、海岸通りを会社まで行ったのだが、いつもの丸子橋→中原街道よりは少し距離があったかな。

 体重も少しずつだが減っているみたい。ヘルスメーターに乗るのがちょっと楽しみになってきた。

 サイコンによる記録
 距離 47km
 平均時速 21.2km


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清流の音だけが聞こえる静寂の世界だった

境川源流へのルートマップ


境川サイクリングロード根岸橋付近
 今年の5月に境川の源流を見つけるため上流をさかのぼったのだが、結局発見できなかった。その再挑戦を11月13日(日)に行った。

 午前中に用事があったので、出発は家でお昼を食べた後の午後2時ごろ。境川サイクリングロードの上流部分の起点である鶴瀬橋(東京女学館裏)から入る。ここは最近舗装され、気持ちのいいスタートを切ることが出来るようになった。

 共和橋までの約12キロは舗装が続く快適なサイクリングロード。終点を過ぎると、ダートあり、一般道あり、人の家の軒先をかすめるように走るところあり、さらには通せんぼする大木ありとバラエティに富んだ道となるのだが、橋本付近までは川沿いを何とか走ることができる。

 しかし橋本駅へ通じる寿橋から少し走った横丁橋のところで川沿いの道は消える。このあたりから境川は蛇行を繰り返し、川を追って走るのは難しい。5月に走ったときもさんざん迷いながらのサイクリングだったこともあり、今回は共和橋の先から町田街道を行くことにした。

 町田街道に沿って見え隠れしていた境川は、「大戸交差点」のあたりで山間部へと向かう。町田街道を離れ、大戸交差点を左折し、大戸の交差点を道なりに右の方へ進む。境川は川幅2~3メートルほどの小川となっている。やがて大地沢青少年センター入り口の交差点。左へ行けば城山湖だ。前回はこのあたりまで来たのだが、川は山へ向かっているような気がして、これ以上は追えないと断念した。

 ところが、ネットなどで調べてみると、源流は大地沢青少年センターの先にあるらしく、写真も出ているサイトがあった。何だ、行けるんじゃないか。



道は突き当たりとなり、そこには境川源流橋がある

 青少年センター入り口交差点を過ぎると、急に空気がひんやりしてきた。道は山の北斜面の下にあり、午後になると日が差してこないのだろう。

 上り坂の途中に駐車場があった。休日だったが満車ではなく、まだ空きがあった。ここから先は車両進入禁止。なのに川崎ナンバーの車が後ろから迫ってくる。前を歩いていた親子連れとともに、不信感たっぷりの視線でドライバーをにらみつけてやった。さらに上るとアスレチック場を過ぎ管理棟みたいなところに出たのだが、何台か車が止まっている。関係者以外は進入禁止の道だったようだ。

 管理棟の先の右手にはバーベキュー場、左手には変わった形の宿泊棟(バンガロー)があった。源流はどこだろうと思いながら坂を上る。道はやがて舗装部分が途切れ、ダートのハイキングコースとなった。ちょうど年配の方の集団がハイキングを終え降りてくるところに出会った。その間をぬって自転車で上っていったのだが、特に不審がられる気配はなかった。

 どこまで上ればいいんだろう。というかどこまで自転車で行けるんだろう。不安な気持ちでガタガタ道を上っていると、ハイキングコースの入り口があった。「まさか、この上?」。絶望感が漂い始めたときに、「境川源流まであと200メートル」という標識が見えた。この先のカーブを曲がったあたりだ。少し元気が戻ってきた。地図によると、この入り口を登ると、やがては城山湖に行けるようだった。


境川の源流
 幅の広いダートの道は行き止まりとなった。そこに「境川源流橋」があった。ようやく着いたぞ。

 自転車を降りて橋を渡り、少し山道を登ると、見えた。源流だ。

 川の名については「新編武蔵」に「武相の境界となれる川なれば、直ちにその名とせり。」とあるところから古くから境川と呼ばれていたようである。流れは多摩丘陵と相模台地を区分する断層上にある全長約52キロの二級河川。
 東京都(町田市)と神奈川県の都県境を流れ、大和市、横浜市の境に沿い藤沢市の遊行寺を経て川名2丁目の新川名橋付近で柏尾川と合流し、さらに鵠沼付近で片瀬西浜(相模湾に注ぐ)。源流から河口まで歩くと約15時間20分、歩数9万365、橋の数122。名前の一番多いのは境橋で7つあり、大正、昭和、平成橋と並んでいるところもある。


 静かだ。ハイキングの人も誰もいない。そのなかで清流が流れる「ちょろちょろ」という音だけが聞こえてくる。実際の源流はもっと上にあるようで、沢の間を綺麗な水が次々と現れる。グローブをとり、その水で顔を洗ってみる。冷たくて気持ちいい。この水が52キロの旅をして、やがては江の島手前の海へと流れ出すのだ。

 鶴見川の「源流の泉」は1度目はなぜか通り過ぎてしまい、2度目で発見。境川も2度目の挑戦で発見することができた。鶴見川は道のそばにあり、また整備されていることもあって、泉の中からポコポコ水がわき出る様子はいいのだが、ちょっと源流という雰囲気に欠けるところもある。しかしここはまさに源流という感じがピッタリ。もっと早い時間に来て周囲をハイキングしてみるのもいいかもしれない。

 帰りに城山湖まで足を伸ばそうかとも思ったが、夕方までに帰れる自信がなかったので、まず町田街道を走り、途中の久保ケ戸交差点を右折し、寿橋からは境川沿いを一直線に大和橋までひた走った。次に行くときは、城山湖まで行ってみよう。

トータル走行距離=トータル 56.14km
  平均時速 18.4km


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