お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



その(3)より続く

くさぶえの道

都筑緑道周辺の地図です

 神無(しんなし)公園までの道は、一般道から外れ、丘陵の間を走る感じになりいい雰囲気。でも路面はツルツル。もう、滑りっぱなしだ。



くさぶえの道

 公園のグラウンド横を通り抜けると、正面に小さな池があり、道はそこで左右に分かれている。ちょうど緑道の案内版があたったので、一服しながら確認。右の道を次の徳生(とくしょう)公園に向かって進む。

 徳生公園には大きな池があった。池に張り出した形で橋がある。となりは休憩所となっている東屋。「じゅっこで~も いちご」なんて、お母さんの歌声と笑い声がそこから聞こえてきた。子供たちの姿はなかったので、どこかで遊んでいるのだろう。

 そのままトンネルをくぐって緑道を直進したが、どうも道が終わりそうな雰囲気になってきた。どうしようかなと迷ったときに、不思議と案内版が必ず現れる。見ると、大きな池をぐるりと回る感じで緑道は先へ延びていた。

 ツルツルの登り坂を滑りながら池まで戻り、小さな橋を渡って池の反対側へ回り込む。すると、池で泳いでいるはずのカモが陸に上がってきていた。近づいても、逃げる様子もなく、人間に慣れているようだったね。

 公園を出ると「ふじやとの道」に別れを告げ、北ルートの最後の公園「山崎公園」へ向かう「くさぶえの道」となる。

くさぶえの道
 山崎公園、牛久保西公園、牛久保公園、徳生公園をむすぶ緑道がくさぶえの道です。
 広がりのある明るい木立にせせらぎが流れ、谷や広場など変化に富んだ風景がつづきます。


 せせらぎの両側にダートの緑道が走っている。木立に囲まれた広々した道は、走っていて気分がいい。天気が良ければもっといいんだけど。雨はまだ小降りながらしつこく降っている。

 途中にある牛久保公園はまったく気が付かなかった。林の間の急坂を登って行くらしい。頂上は「まるでパノラマ展望台。天気の良い日には東京タワーまで見通せてしまうほど」と「緑道マップ」に紹介されている。次の機会にはぜひ登ってみよう。


山崎公園の噴水
 トンネルを抜けると牛久保西公園。公園というよりグラウンドといった感じだった。道は広い緑の中を縫うように続く。やがて最後の分岐点。道案内に沿って左へ曲がると、「山崎公園」と石に刻まれた標識が目に飛び込んできた。

入り口付近の池ではたくさんの人が釣り糸を垂れていた。雨のせいか、ここまで人の姿はあまり見なかった。こんなに大量の人を見たのは久しぶりだ。でも、何が釣れるんだろう?

 そのまま登り坂を直進する。相変わらずズルズル滑っての走行だ。登り坂がいったん終ったところに、噴水があった。その周りには石が奇妙な形で配置してある。その間を水が流れ、せせらぎとなっている。夏には子供たちがじゃぶじゃぶ遊べるね。サイクリングで汗をかいた後にも嬉しい所だ。

 「犬は入れてはいけません」と注意書きがあった。きっと犬の行水をする人が一杯いるんだね。

山崎公園の北側の道をそのまま走る。途中で分岐する登り坂を行けば、いい眺めが見えるかも知れないが、この日はとりあえず1周することが目的だったので、そのまま「くさぶえの道」を行く。

 公園の出口に向かっては下り坂。若者(高校生?)がいちゃつく東屋を横目に、慎重に下っていく。

 やがて小さな公園の入り口に到着した。案内板など何もなかった。予定では、この先を適当に走って都筑中央公園に出ることにしていた。地図上では、直進する感じで行けば出られるはずだった。

しらさぎの道

 直進すると早渕川に再び出会った。橋を渡って一服していると、地図があるのに気が付いた。なんだろうと思って見ると、「しらさぎの道」「やさきの道」という「緑道マップ」にも掲載されてない道がある。新発見だ。

 今渡った橋が中崎橋。「しらさぎの道」はここから早渕川に沿って矢先橋まで続いているようだ。といても単なる川沿いの普通の道。自転車歩行者専用道でもなかった。何で「しらさぎ」と命名されたか分からない不思議な道を走る。
 最初の橋が矢崎橋。「あれ、たったこれだけ? 確かこの橋の先に「バクの案内板」があるはず・・・」。探してもない。そのはず。案内板は矢先橋の先だ。まぎらわしいことこの上ない。

 矢崎橋から矢先橋の間は、「え、通っていいの?」とい感じの細い道。心配しながら走っていると、あったあった「バクの案内板」。矢先橋周辺図と題された地図は中川八幡山公園を中心に描かれ、都筑中央公園はこの案内板から南へ直進すればいいことも教えてくれた。

 観光案内(?)もあり、早渕川が青葉区美しが丘西2丁目を源流とした1級河川ということが判明した。全長は13.7km。今度、源流から鶴見川に合流するところまで走ってみよう。また中川八幡山公園は、昭和52年に縄文時代の遺跡が発見されたそうだ。春には桜が咲き、頂上からは富士山、丹沢の山並みが見渡せるという。

その(5)へ続きます

 ←サイクリングの人気blogはこちら

コメント(0|Trackback()