お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?





石川台駅付近の呑川にあった「清流の復活」の碑

チャリンコ通勤11月17日

 中原街道の石川台駅付近に「清流の復活」という碑を発見した。

 但し書きによると、この呑川はかんがいの水源として、下流は小舟の舟運に利用されていたが、都市化の進展や陸上交通の発展とともに排水路としての利用価値は大きく変化し、水質の悪化や水量が少なくなってしまった。しかし、東京都の清流復活事業により清流が甦ったというものらしい。

 新宿区にある落合処理場の処理水を利用しているそうで、のぞき込むとコンクリートの川底はこけむしているのでちょっと見ただけでは「あれ?」という感じだったが、よく見ると確かに綺麗な水が流れていた。

 目黒区緑が丘で久品仏川と合流し、それから上流は埋め立てられ緑道となっているという。

 サイコンによる記録
 距離 44.53km
 平均時速 21.1km
 走行時間 2時間6分19秒


 ←サイクリングの人気blogはこちら

コメント(0|Trackback()




その(3)から続きます

浦賀の渡しからペリー公園へ

三浦半島ルートマップ


浦賀の渡し
 いよいよ本日のハイライト(と勝手に思っていた)、浦賀の渡しへ向かう。大人150円、自転車は50円で乗せてくれるという。こんな珍しいものに乗らない手はない。

 観音崎大橋の先で県道と合流し、少し走るとまた分岐がある。右折が浦賀方面。迷わず右折したがこれが違っていた。正確には違っていなくてちゃんと浦賀駅前に出たのだが、浦賀の渡しは発見できなかった。

 海側の道を行くか、右折して県道を行っても途中の新町交差点で左折して専福寺方面へ向かえば、渡しにたどり着けたはずだった。地図を持って行っていなかったので確認しようがなかった。

 気落ちして浦賀駅前に出ると、なんと「浦賀の渡し あと300メートル(たしか)」という標識を発見した。「しめた!」と思い、浦賀港方面へとUターン気味に対岸を走る。しかし、しかしたとえ乗れたとしても、さっき走ったところに戻ってしまうじゃないか。え、もう一度走るの? どうしよう、と決められないまま、あっという間に渡し前に到着してしまった。


お昼休みだそうで・・・
 ところが! なんと渡しは「昼休み」だった。着いたのが12時半ぐらい。昼休みは「12時から1時」までとなっている。なんというお役所仕事。でも助かった。もう悩まなくていい。せめて渡し船ぐらいは見たかったたが、それもかなわず最後の訪問地となるペリー公園へ向かった。

 県道から海岸寄りの道を進む。徐々に上り坂となりどうもひと山越えそうな気配となってきたが、少し長いトンネルを抜けるだけで済んだ。下り降りると開国橋。そしてペリー公園となる。

 もっと広い公園を想像していたが、意外とこじんまりしていた。ペリーまんじゅうでもあるかと期待したが、店自体がない。近所のお母さんが子供を遊ばせるようなフツーの公園だった。

 ここの記念館も月曜定休。どこもかしこも困ったもんだ。


ペリー記念館前の銅像
 公園中央にはペリー来航記念の碑があり、その下には以下の内容が記されていた。

 1853年7月3日、浦賀沖に来航したアメリカ合衆国インド艦隊司令長官M・C・ペリーは、7月14日、ここ久里浜の海岸に上陸し、大統領フィルモアの親書を江戸幕府に渡した。
 翌年、神奈川において日米両国間に和親条約が締結された。この一連の出来事は幕府支配のもとに鎖国を続けていた日本を、世界へと引き戻す原動力となった。
 ペリー来航より48年後の1901年7月14日、米友協会の手によって、日米開国ゆかりの地として、ここに記念碑が建てられた。


 遙か昔に思いをはせて、黒船が来たという海岸を眺めながらしばし休憩したあと、ペリー公園に別れを告げ、県道(久里浜港線)をひたすら走る。

 海岸線の道は真っ直ぐで緩やかな下り坂。波が押し寄せる様も豪快だし、遠くには三浦海岸も臨める。この季節は車も少ないし、快適そのものだった。

 野比交差点でこの快適ロードに別れを告げ、ほんの少し国道134号を走ってYRP野比駅方面へ向かう。ここからは内陸となり、三浦半島を横断することになる。


野比海岸への道からの眺め
 そのまま横須賀葉山線を北上し、佐原交差点の先の側道を入って突き当たりを左折。衣笠交差点を過ぎ、池上交差点で左折し西へ向かう。

 池上交差点から葉山までの道がこの日で一番きつかった。左には大楠山。途中には登山口もあり、アップダウンの繰り返し。おまけに雨もときおり落ちてくる。やがて葉山大道の交差点。ここを右折し国道134号線に出る。

 葉山トンネルの先を左折して森戸海岸方面に向かい、裕ちゃん灯台を見ながらランチタイム、といってもいつもの肉まん。

 あまり通りたくない伊勢山トンネルを緊張しながら抜け、海岸線を走った後、大仏トンネルから鎌倉を抜けて境川にようやくたどり着いたときに大粒の雨が一気に落ちてきた。ちょうど藤沢橋の近く。境川サイクリングロード終点の休憩所に確か屋根があったはずと、ぶっ飛ばして行ったが屋根はあるにはあるのだが藤棚。先に雨宿りしていたおじさんサイクリストは「少しは違うよ」と言うが、外にいるのと変わらないくらい藤棚の下にも雨が降り込んできている。

 やがておじさんはしびれを切らして先に雨の中を出発。それから15分ほど待ったが、雨はやむ気配はない。ここまで濡れたんだ。どうにでもなれ、と思って走り出してしばらくすると雨は上がった。皮肉なものだ。サイクリングロードで雨に降られると、逃げ場がないのでつらいね。

 結局びしょ濡れで帰宅。渡しに乗れなかったのは残念だったが、海岸線の道はとても気持ち良かった。また走ってみたいものだ。今度は半島1周できたらいいな。  

トータル走行距離=116.40km

(終わり)

 ←サイクリングの人気blogはこちら

コメント(2|Trackback()