お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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05年11月5日 国立
千葉0(5PK4)0G大阪(ナビスコ杯決勝) 4万5039人
自由席サイドスタンド・アウエー側2階席ほぼ最上段で観戦

 Jリーグ創設以来の初タイトルをかけた戦いは、両チームとも得点のないまま90分を終了。30分の延長戦でも決着がつかず、PK戦へともつれ込んだ。1番手の遠藤が千葉GK立石に止められたG大阪に対し、千葉は5人全員が成功。見事、13年目で初のタイトルを手にした。なお、MVPには千葉GKの立石が選ばれ賞金100万円を手にした。


ジェフ優勝の瞬間ですが、遠すぎて何が何だか分からないですね
 どっちでも良かったのだが、ガンバ側が空いているかなと思って買ったアウエー自由席。本来ならマリノスがここにいるはずだったのに・・・と思っても仕方ない。「今が旬」の2チームの戦いをのんびり見物しようと国立にやってきた。

 到着したのはキックオフ1時間前。バックスタンド中央からガンバ寄りの2ブロックが緩衝帯となっていた。席にはまだまだ余裕があった。しかし時間がたつにつれて緩衝帯はどんどん減っていく。最初はジェフ側からだったが、そのうちガンバ側からも減り始め、ついには警備員が1列に並んでいるだけになったように見えた。

 キックオフしてからも続々と人がつめかけ、階段も上から埋まっていった。子供連れの親子が席を探して右往左往している。可哀相だが、もっと早く来るべきだった。「お父さん、2時からって言ったじゃない」。いまさら怒っても仕方ないのよ、お母さん。

 オシム監督じゃないが、市原に6000人、万博に1万2000人の入りしかないのに、どーして国立が満員になるんだ。あんなにたくさんの黄色ユニホームなんてみたことないぞ。不思議だ・・・。

 前半はジェフのペース。ポペスクを中心にうまくボールを回している。しかしシュートまではなかなか辿り着けない。ガンバはカウンターから2回ほどいい形になったが、やはり得点は奪えない。

 後半に入るとガンバのペース。しかしボールは回っても前線の3人の連携がうまくいかない。大黒には斎藤がマンマークし、自由にさせてもらえない。それでも惜しいシュートは放った。ジェフにはチャンスらしいチャンスはなかった。

 後半終了直前、巻がネットを揺らした。数少ないチャンスを生かしたか、と思ったがファウルでノーゴール。試合は延長戦に入った。

 実は巻の幻のゴールの前、ガンバの二川が負傷し、宮本がセンターバックに入っていた。ここまで完ぺきに「カベ」となっていたシジクレイはボランチの位置に上がった。「何か起こるぞ。きっと宮本がやってくれる」。そう期待した矢先だっただけに、巻のゴールが決まらなくて残念だった。

 延長前半は攻めたてたガンバだったが、後半に入ると完全に足が止まってしまった。右サイドの橋本は足がつって走れない。仕方なく吉原を投入したが、他にも足がつっている選手がいたようだ。

 延長前半まで22本のシュートを放ったガンバは、延長後半にはシュートなし。逆にジェフはストヤノフの意表を突くシュートなど、最後の力を振り絞って戦っていた。

 試合はスコアレスのまま120分を終了。PK戦へと突入した。

 先攻のガンバはまず遠藤がペナルティスポットに近づく。ゆっくり助走を取り慎重に右足で蹴った。そのボールは左へ飛んだ立石の伸ばした手に吸い込まれるように飛んでいった。ドンピシャのセーブだ。一方のジェフの1番手の阿部がきっちり決めた。両チームのプレースキッカーの明暗。勝負は決まったようなものだった。疲労困憊のガンバは意気消沈し、ジェフは勢いづく。ジェフの5番手の巻が蹴りこみ、千葉に歓喜の瞬間がやってきた。

 ジェフはよく守った。ガンバ3トップにスペースを与えず、自由にさせなかった。攻撃はシジクレイにことごとく止められゴールはできなかったが、ジェフのサッカーは見せてくれた。
 
 さ、元旦も国立に行くぞ! 背番号3着て。今度は俺たちの番だ!

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