お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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06年5月21日 埼玉スタジアム
ナビスコ杯 横浜2ー4浦和 4万3129人
SA席 メーンアッパーアウエー寄りで観戦


ビジター席は満員なのに・・・(手前は緩衝帯)



ピッチ上の浦和サイドのゴールの裏、つまりマリノスが攻め込む方にはカメラマンが1人もいないって、悲しい(前半は2人いたのに、後半はゼロになった)。逆はカメラマンが鈴なりでした



 「一体何点取られるか分からないぞ、こりゃ・・・」。
 
 開始から攻め込むマリノスだが、ゴールの臭いは全くしない。ボールは支配しても、フィニッシュに繋がらないいつものサッカー。大島もクサビになれないし、奥もいい形をつくれない。
 
 逆にレッズはカウンターからあっさりスルーパスをワシントンに通す。松田、中沢、河合がいないデフェンスライン。苦し紛れの那須、勇蔵、中西、隼磨の4バックで迎え撃つが、中西がまったくワシントンを止められない。ワシントンがボールを持って前を向くとあっという間に決定機となるが、ワシントン自身のミスにより、失点はとりあえず免れる。しかし、こうも抜かれまくると、失点は時間の問題だった。
 
 最初の失点は23分。右サイドから前線のスペースへ永井がボールを出す。走り込むのは山田とワシントン。副審の旗が上がる。山田のオフサイド。それでもプレーを続けるワシントン。「オフサイドだよ。早くやめろよ」。ところが、突進するワシントンに、哲也が真面目に守備態勢に入っている。あれれ、どうしたの? ディフェンスラインも遅まきながら戻ってきたが、フリーとなったワシントンは哲也をかわしてゴールを決めた。
 
 ハーフタイムの大型ビジョンでのハイライト放映で見ると、副審の旗は上がりっぱなし。飛び込んだ山田は、ボールをまたいで走り去り、両手を振って「ないない」とアピールしている。主審は副審の旗を認めず、プレーを続行させた。山田はボールに触ってないのでオフサイドではないという判断だ。しかし、セルフジャッジを得意とするマリノスイレブン。それが旗まで上がったのだから、追うのを止めるのは仕方ないところだ。なんとも後味の悪いゴール。最終的にこの1点だけだったら、この日の審判団に対して怒りの収まらないところだが、その後の展開がその気をなくさせた。
 
 その9分後。右サイドから中央のワシントンへパスが通る。「前を向かせるな!」。思わず声が出る。中西が必至で食らいつく。キープを続けるワシントン。そしてボールは逆サイドへと回される。あ~、相馬がフリーだ。左足で綺麗に流し込まれる。
 
 またその9分後。綺麗に崩される。右サイドの永井からスルーパスがゴールライン目がけて出される。それに走り込む平川。那須(確か)は追いつけず、あっさりフリーでクロスを許す。ゴール前へと向かうボールにトリコロールが3人デフェンスに入るが誰も届かない。逆サイドで待ちかまえたワシントンに右足アウトで綺麗に決められた。
 
 前半で0-3。「もう1点入ったら帰ろう」。
 
 後半に入り、クサビになれないでいる大島に代わってマイク、いまひとつの奥に代わり吉田を投入した。
 
 しかし、後半25分。右サイドからの岡野のクロスをワシントンが合わせて絶望的な4点目を喫する。岡野をマークしていた那須はまたしてもクロスを防げず、後半は3バックとなりストッパーに入った勇蔵がワシントンに体を寄せたが、失点を防ぐことはできなかった。
 
 時間はあと20分。帰ろうかとも思ったが、20分ならたいした差はない。仕方ない。最後まで見てやるか。
 
 余裕のレッズはワシントンを下げるなど、メンバーを交代させる。マリノスは、これもまったく機能しなかった狩野を下げ、塩川を入れる。
 
 マイクの1トップで、清水、吉田が2シャドウ。右に隼磨、左に塩川。ボランチに上野、キャプテンマークのマグロン。3バックに勇蔵、中西、那須。もう攻め手はマイクの頭しかない。
 
 3バックになってようやく隼磨が機能し始めた。前半はそれほど上がりもなく、攻撃も左サイドに偏りがちだった。上野などはボールを持つと、右サイドは大きくあいているにも関わらず、常に左サイドしか見てなかった。
 
 4失点目から3分後。マイクが角度のない所から思い切りゴールへ向かって蹴りこむ。本人はクロスのつもりだったらしいが、相手GKがはじいた。そのこぼれ球を塩川が押し込む。塩川はそのままボールを持ってセンターラインへと急ぐ。
 
 さらにその8分後。ゴール前の好位置でのFKチャンスを得る。蹴るのはマグロン。前半にもFKチャンスにあわやというキックを放っている。このときは相手GKの初出場の佐藤にはじき出された。今後は、クロスバーに嫌われた。しかし、そのこぼれ球を隼磨が執念でねじ込む。
 
 綺麗に崩されて4失点。こぼれ球を押し込んで2得点。終了前にもう一度、こぼれ球を押し込むチャンスはあった。これはダメだったが、実力の差は明からだった。
 
 これでレッズに3連敗だが、試合内容はこの日が一番悪かった。勝てる気がしなかった。後半吉田が入って、隼磨と頑張って走りまくってくれたおかげで、スコア上の惨敗だけは免れた。
 
 こんな試合してたんじゃ、予選落ちだな。そう思って帰宅するまでネットは見なかったが、結果は何とか予選通過。次の相手は磐田だという。ちょっと安心したりして・・・。
 
 準々決勝まで2週間。どこまでケガ人が回復し、どういうサッカーをやるのか。松田、河合は出場できるので、大量失点というぶざまな試合にはならないだろうけど・・・。
  
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