お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



BDー1でチャリンコ通勤<5月9日=40>


浜離宮。緑がいっぱい!


 GWでの帰省やぐずついた天候で、自転車通勤はGW前の4月28日以来11日ぶりとなった。BD-1に乗るのも11日ぶり。いやぁ、久しぶりだったね、ばーでぃーくん。元気だった?

 GWの間、自転車はおじいちゃんのママチャリしか乗っていない。体の疲れも全くないせいか、ペダルが回る回る。都筑の坂もギアを軽くしないでも登れたりする。天気も出発のころは霧雨が降っていたが、会社に着く頃には晴れてきた。久々の自転車通勤は爽快だった。

 サイコンによる記録
 距離 42.06km
 平均時速 22.9km/h
 最高速度 46.8km/h
 走行時間 1時間50分09秒
 ※06年の通算 2953.41km


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午前中だけ自由の身になったので、吉備路をママチャリで走ってみました。田んぼの間をぬって、備中国分寺まで約23キロ。
(以上5月5日に岡山市内からモブログ)


(以下5月9日追記)

 岡山観光案内<その2>です。

 5日の午前中だけ家族から自由の身にしてもらったので、吉備路を走ることにしました。もちろんおじいちゃんの電動アシスト付きママチャリで行きます。電動のスイッチは切って、ね。


実家付近の吉備路の入り口。右手は岡山中央病院。左手はR53が走っています

 吉備路自転車道は、総社市スポーツセンターから岡山市の岡山県総合グラウンドまでの約21キロメートルの自転車や歩行者の専用道路です。途中には、作山古墳や備中国分寺、造山古墳、吉備津神社などがあります。また、この道は、「日本の道100選」にも選ばれています。総社(そうじゃ)市HPにはあります。

 標識には総社まで25キロとある。おまけにここは総合グラウンドからすでに2キロほど西へ行った地点。かなりアバウトですねぇ。25キロと言えば、神奈川の自宅から江の島までの距離。昼には帰れるかなと、午前8時少し前に出発した。

 この先には中学校があり、この道も自転車専用ではない。すぐR53との交差点。それを越えると笹ケ瀬川沿いに土手道が現れる。


笹ケ瀬川沿いの自転車道。吉備路自転車道は右手の道


 笹ケ瀬川は大きな川ではないが、この名前のまま瀬戸内へ流れ込んでいる。

 笹ケ瀬川の流れと同じ方向に少し走り、R180を越えると名も知らぬ川沿いを北上する。そして岡山と総社を結ぶJR吉備線に沿って走る。川を離れた時点で一般道に少し入るが、車の通行はほとんどないので走りやすい。


この標識が迷いそうなところに必ずあるので、道を失うことはない。おせっかいなことに、この横断歩道を渡れと指示までしてくる


 懇切丁寧な標識のおかげで迷わずスイスイ進む。そして出たのが吉備津彦神社


吉備津彦神社の鳥居




こどもの日らしく、鯉のぼりが・・・垂れ下がっている。風なかったもんな~


 この先は小さな川沿いを行き、ほんの少しだけ登って山すその細い道をさらに走る。すると吉備津神社が見えてくる。ややこしいですね。「彦」が取れてます。


吉備津神社の参道。これを真っ直ぐ行くと吉備津駅


 ここは大きな神社で、この日は七五三を祝う人などで賑わっていた。本殿、拝殿は国宝。総延長398メートルの回廊もある。

 実はここに来るまでに方向感覚を完全に失っていた。地元なのに、吉備路は初めて。吉備津神社では、うちの娘が七五三をやったし、おばあちゃんの実家もこの近くだったこともあり、私自身も小学生のときから何度も来ている。国道を通ってだが自転車で来たこともある。のどかな風景を見ながら細い細い道を来るだけなのに、見慣れた場所がとても新鮮なものに見えてくるから不思議だ。

 吉備津神社を後にすると、待っていたのは


田んぼの中を走るサイクリングロード


 農道。これをサイクリングロードと言われると、道を見る目も違ってくる!? でもどう見ても、舗装された太いあぜ道に「吉備路」って看板付けただけの道だよな~。カーブはすべて直角だし。よく途切れずに繋がっていたもんだね。

 農道だけに、自転車専用道ではなく、車も通る(許可車両だけという部分もあった)。しかし、すれ違ったのは農作業をしている人の軽四1台とトラクター3台だけ。どこまでもどこまでも誰もいない平坦なロードが続く。周囲は開けているし、車の騒音も排気ガスもない。これはこれで気持ちいい!



足守川。左奥に見えるのが、山陽自動車道岡山ジャンクション付近


 田んぼの道から足守(あしもり)川沿いの道になり、少し走ったところに休憩所がある。しかし東屋があるだけで、トイレも自販機もない。本当に休むだけの休憩所だった。そこを過ぎると、山陽自動車道岡山ジャンクションの下を通る。ここが自転車道の分岐となっているようで、直進すると吉備高原自転車道となっている。坂が好きな方はこちらですね。私は平坦が好きなので左折。するとまた


ここの農道は歩行者・自転車専用道のようだった


 農道サイクリングロードの世界。
 
 やがて


造山古墳

 左手に造山古墳(つくりやまこふん)が見えてくる。
時期が5世紀前半に推定されている巨大な前方後円墳であり、古墳時代(3世紀末~7世紀初め)に全国で築造されている前方後円墳5,200基の内で、第4位の規模を占めています。
だそうだ。行ってみようかと思って、古墳の周囲を回ってみたがだんだんと離れていったのであきらめた。アプローチの方向が逆のようだった。

 農道から離れ、木々に囲まれた小高い丘を通り抜けると


備中国分寺の五重塔

田んぼの中に突然五重塔が現れる。吉備路のハイライト、備中国分寺に到着したのだ。


近くまで行ってみました

 まだ午前9時過ぎだというのに、観光客らしい人がちらほらいる。

 ここまで21キロを走ったようだが、あっという間に着いた感じ。途中の距離表示もどんどん少なくなるようで、「え、もうこんなに走った? ウソ~ぉ」と道中何度も思った。ママチャリでは、休憩含めて1時間で21キロは走れないよ。平均時速25キロ以上になるもんねぇ。感覚的には15キロ程度の感じ。次回はサイコン付けて確かめてやろう。

 自転車を降りてしばらく散策。天気も良く、回りはこれでもか! というほどのどかな風景。そして静か。あ~、田舎だよ、ここは。汗も適度にかいて、最高の気分!


このあたりの吉備路は自転車専用道路。そして回りは一面のれんげ畑


 ここには私は来るのは初めて。帰宅後、それをカミさんに話すと「え、私、遠足で行ったよ」(カミさんも同郷です)と、「岡山県人なのに行ったことないの」という不審げな目で答えてくれました。

 五重塔に別れを告げ、また農道を走る。角を直角に曲がると「作山(つくりやま)古墳」が見えた。


やすらぎの里総社に到着。この看板のあるところは「やよい公園」


 R429を越えて、やっと総社(そうじゃ)に到着。この看板のあるところが公園になっていて、農道、いや自転車道はまだ続いている。あと2~3キロで総社の市街地になるようだ。この先は特に見どころもないので、引き返すことにした。

 行くときには見かけなかった自転車も、帰り道ではちらほら見かけるようになった。MTBで行く親子連れが多く、レンタサイクルらしい女性の2人連れもいた。ローディーは1人、クロスバイクを2人見かけたが、彼らものんびり走っていた。



全線平坦のロードのなかでの一番の激坂。R180を越える歩道橋のスロープ

 行くときに登れなかった歩道橋のスロープ。帰りはためしに電動アシストのスイッチをオンにしてみた。そしてゆっくりとペダルを回る。「おおっ!!!」。ペダルが勝手に回っていくじゃないか。軽く回しているだけなのに登っていくぞ。これは便利! 楽チンだ。こいつならヤビツだって楽に登れる。電動アシストは、やっぱり恐るべし、だ。

 約3時間の平坦な田舎道ののどかな旅。岡山駅にレンタサイクルもあるようなので、立ち寄られた際、3時間の空き時間ができたら、ぜひ田んぼの中のサイクリングロードを走ってみて下さい。

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