遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

中国の病巣

2011-07-29 | Weblog
「天災」と言っていたはずの事故原因が、だんだん暴かれて、鉄道省はやっと「人災」と認め始めた。運行管理の不備とシステムの誤動作が原因と認めたわけだ。「やっぱり、ハードは何とか格好をつけたが、ソフトが全然ダメ」と予想した通りになった。これじゃ、新しい専用高速路線は、更に危ないか?所詮、にわか作りのソフトじゃ、アチコチから寄せ集めたハードを管理するのは無理。当初、日本からの提案で、運行管理も含めたハード&ソフトを一括して採用するように言っていたと聞く。それを無視して、ハードだけあれば、自分達の能力で運行できるとした結果がこれだ。元もと、在来線の信号システム事態に問題があったようで、これは全国的な不具合になる。
新聞によれば、そもそも、中央政府も鉄道省のコントロールには手を焼いていたらしい。というのは、歴代の主席の腹心の部下だった人間が、鉄道省の頭になっているよう。それだけ、鉄道省は力を持っていて、新しい主席に変わっても手を付けられない部署だったらしい。それゆえ、強大な権力を持った頭を筆頭に、「汚職と手抜き」という悪しき慣習を作っていった。しかし、今回の事故を元にして、中央政府は「アンタッチャブル」な部分にメスを入れられたわけだ。事故を理由に、鉄道省のトップが更迭された。さ~て、これからどういう展開になってくるのだろうな?でも、この事故が中央政府の仕掛けたものだったら?目的は、もちろん鉄道省の力を封じるため。そうなると、遺族はどういう気持ちになるだろうか。これ以上書くと、中国からサイバーテロがありそうなので止めておこう。
それにしても、行方不明のはずの300人(予測)はどうなったのだろう?大きなダメージを受けたとされる6両の車両。一両あたり、約100人が乗っていたらしい。そのうち、半数の300人が死傷者とされている。しかし、まだ300人が乗っていたはず。それが証拠に、TVでも「俺の妻が乗っていたのに、どこへいったのだ!」と叫ぶ被害者家族がいる。これは、どう説明する?まだ、自分の家族の安否が分からない人がいるのに、遺族への補償金と。どうみても、口封じだろう。このへん、これから「どう説明する」か見ものである。