いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

Apache OpenOffice 4.1.2以前にメモリ破壊の脆弱性

2016年07月25日 21時06分32秒 | LibreOffice/AOO
Memory Corruption Vulnerability (Impress Presentations)

詳しくは↑の一次情報を参照してほしいのですが、Apache OpenOffice 4.1.2以前(以前なので4.1.2も含みますよ)には、特殊に加工されたImpressのファイルを読み込むと、メモリ破壊が起きて強制終了する(かもしれない)という脆弱性があります。

今のところリリースされているのはソースコードのパッチのみで、バイナリパッチは現在準備中です。とはいえ、少なくとも私が把握しているところでは、今のところはまだリリースの目処は立っていません。
新バージョン、すなわち4.1.3や4.2.0をリリースする予定は今のところありません。現実問題としてこの脆弱性の修正のためだけにリリースするのは無理です。

対処方法としては、出処不明のImpressのファイルを読み込むのをやめるか、LibreOfficeに乗り換えましょう。もちろん後者がおすすめです!!
LibreOfficeは脆弱性の対応も迅速で、リリースも頻繁に行われているので安心して使うことができます。
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Ubuntu Monthly Report 第76回 Ubuntu 16.04 LTSでCinnamon 3.0を使用する

2016年07月23日 18時13分26秒 | Ubuntu
ソフトウェアデザイン 2016年 08 月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
技術評論社


6月は札幌行ったり東京行ったりで時間もないし、ついでにネタもないのでどうしたものかと思っていたのですが、そういえばCinnamon 3.0を16.04にビルドしたけど使っていなかったことを思い出してインストールし、いろいろと使ってみるととてもいい感じだったので記事にしてみました。翻訳はクソいので英語メニューのまま使ってもらっています。
たぶん今まで日本語で解説されたことがなかった使い方を紹介しているので、参考になるんじゃないでしょうか。
少なくとも当面はメンテナンスしていくので、普通に使っていただいていいと思います。早速明日くらいに予定していますしね。

特集1も特集2もとてもよかったので、今号も必読です。
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Ubuntu GNOME 16.04 LTSにアップグレードしてみた その1

2016年07月23日 16時26分51秒 | Ubuntu
去年から15.10で使用してきたうちのメインPCを16.04にアップグレードしてみましたが、特になんの問題も起きませんでした。
GNOME ShellのExtensionは、Webサイトからインストールしたやつはすべて再インストールが必要だったりはしましたが。GNOME ShellのExtensionの仕様は本当にどうにかならなかったんですかねぇ……。

登録してあるPPAは2つしかなくて???でした。その2つとは、TimeShiftとVirtualBoxでした。Mozcは独自ビルドでPPAでは公開してませんし、あとなんか忘れているのがなかったかな……と思ったら、ownCloud Clientでした。これも手動でインストールしていたようです。すっかり忘れていましたが。

14.04 LTSからのアップグレードはまだ通知が来ませんねぇ。
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VirtualBox 5.1の翻訳の確認のお願い

2016年07月18日 21時48分57秒 | OpenSource Software
というわけで、翻訳ができました。

翻訳済みファイル(バイナリ)
翻訳済みファイル(ソース)
翻訳前ファイル(ソース)

バイナリのダウンロード後VirtualBox 5.1をインストールした上で、UbuntuほかLinuxディストリビューションでは
$ sudo cp VirtualBox_ja.qm /usr/share/virtualbox/nls/VirtualBox_ja.qm
とかやってVirtualBoxのGUIを起動すればいいです。Windowsとかは知らないので適宜調べてください。

誤訳等々あったらご指摘いただければと思います。長くなる場合はメールでいただければと。
1週間くらいの猶予を見て、取り込んでもらうべく交渉しようと思っています。

追記(2016/7/25):
提出しましたが、誤訳等々のご指摘はいつでもお待ちしております。
コメント (2)
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Ubuntu Weekly Recipe 第429回 ウイルススキャンの結果を通知する

2016年07月13日 21時52分22秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第429回 ウイルススキャンの結果を通知する

書きたいことは全部本文に書いたので付け足すことは特にないんですけど、もうちょっとコンパクトにまとめたかったなーとは思います。
本当はGUIを使った通知方法も書きたかったのですけど、あまりにも長すぎるのでカットしました。

それにしてもByobuすごいわ……。
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VirtualBox 5.1.0の翻訳が間に合わなかった話

2016年07月13日 07時40分04秒 | OpenSource Software
VirtualBox 5.1がリリースされました。

リリースアナウンス
ブログ記事
ダウンロード
変更点

今回は翻訳時間が実質1日程度しかなかったため、翻訳はできませんでした。
5.1.2か5.1.4を目指し、今月中には作業したいですが無理かも知れません(OSC京都があるため)。
最近は原稿とLibreOfficeの翻訳と体調不良でわりとヒーヒー言ってます。

その間に、もし既存の翻訳で気になる箇所があったら、ご指摘いただければ修正します。いえ、その間でなくても必要に応じて随時修正しますけど……。

リリース直後のVirtualBoxをインストールする酔狂な人、じゃなくて積極的にバグ報告を行う意志がある人はさほど多くないと思うので、あまり問題だとは思っていませんが。
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たまにはアニメについて語ろうか (2016Q2)

2016年07月07日 23時41分08秒 | アニメ
前期に放送したアニメで、最終回まで観たものについてピックアップします。すなわち継続中のものは除きます。順番は適当です。

○GJ部
ずいぶん前に日本テレビでやってたアニメです。読売テレビのアニメは日本テレビでもやるのですが、日本テレビのアニメは読売テレビでやらないことも多いです。どういうことやねん。
どうもカルト的な人気を誇ったようですが、それは観ていてよくわかりました。

○くまみこ
言われているほどは悪くなかったですけど、最終回のよしおの発言や態度はどうしたものかと思っていたのですが、忘れた頃に情報量0の燃料が投下されてなんぞこれ、と思っていたら、原作者からのコメントも出て、よーは
・12話の展開については、もともと原作者のアイディア
・それ以外(よしおの言動とか)については知らん
ということなんでしょうけど、今更になってこんなコメントを出したところでなんにもならないよなぁと思うわけです。大人のレイヤーでなんかあったんでしょうかと邪推するだけですよね。
個人的にはまちやナツはよかったのですけど、ヤンキー役のキタエリは本当にいい仕事をするなと思うわけです。もちろん他にもいい仕事をたくさんしているわけですけれども。

○ばくおん!!
個人的には結構好きでしたが、好き嫌いははっきり分かれる作品だなと思いますね。ギャグとしてどこまで許容できるかはそれぞれ異なるので、やむを得ないところです。
来夢先輩EDのアイディアは爆笑ものでした。その発想はなかった。

○三者三葉
純粋に面白かったです。観ていて幸せな気分になりました。ちなみに照ちゃんが好きです。

○ワガママハイスペック
もう少しエロくてもよかったのよ……というか、尺が短すぎやしませんか……?

○あにトレEX!
再放送でも最高でした。フェチズムあふれるアニメいいですよね。

○ハイスクール・フリート
今期一番面白かったです。やっぱりみんなで何かをするアニメはいいですね。
特に8話は熱かったです。今週日曜日と月曜日でオレオレ一挙放送を行い、2回目通しで観ました。
制作状況はヤバそうかなと思ったのですけど、きっちり仕上げてきたので、どうしてもこかすことができない理由があるのかなと思ったのですが、この前秋葉原に行ってよくわかりました。
俺ツイもこかすことができないアニメだったらよかったのにね……。

○学戦都市アスタリスク
個人的にはとてもいいアニメ化で面白かったと思うのですけど、一般的にはそうでもない……?
原作もアニメも『インフィニットストラトス』よりずっと面白かったと思うのですけど……。
3期でどうしても観たいシーンがあるので続編希望したいところですが、無理ですかね……。

○あんハピ♪
最後までは観たものの、面白かったかといわれると……うーん。
可愛いアニメではあるものの、不幸を観て楽しいのかといわれると首を傾げるという根本的なところから、どうもテンポがいまいち(というか間のとり方がいまいち)だなと思ったことが数度とか、うーんうーん。

○ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
シュバインかわいいよシュバイン
とても面白かったですけどコンパクトにまとまってしまいましたね。

○ふらいんぐうぃっち
アニメの面白さってなんでしょうと考えると、当たり前かも知れませんが「動き」です。とはいえ、昨今のアニメではあまり動いていないものもあれば、3Dでバリバリ動かしているものもあるのですが、この作品は「何気ない動き」がしっかり描かれた、最近となっては非常に珍しいアニメです。たぶんチトさんとケニーさんの動きを見ているだけで幸せになれるアニメです。尺と原画枚数を考えると、ほかのアニメだとそこまで動かさないですよね。
もちろんそれ以外の作画、特に背景は本当に素晴らしかったですし、音楽も自己主張強めではあるもののシーンにピッタリと寄り添っていて、非常によかったです。
アニメの根源的な面白さをあらためて確認させてくれた、特筆すべき作品でありました。そら原作者も納得ですわ。
作品自体もすごく良くって、わりと常識人(?)が多い中素っ頓狂なお姉ちゃんが際立ってるんですよね。お姉ちゃんに振り回されるところと、畑仕事したりまったりしているところのバランスもまた良かったと思います。

○機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
高校生のとき以来で観ました、その時ほどニナの態度は気にならなかったので、私もちょっとは大人になったのでしょう。

○少年メイド
今期の良心的作品で、安心して観ることができました。女性向けの作品のようですけど、そのあたりは全く気になりませんでしたね。

○アルスラーン戦記
再放送でやっていたので観たのですが、超絶面白かったです。もちろん本放送でも観てました。再放送なのにこんなに面白いってマジかと思いました。
1回で2話ずつ(例外あり)放送していたので、余計にそう思ったのかも知れません。一気に観るべきアニメなんでしょうね。
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fcitx-mozcのメニューが翻訳されるようになった

2016年07月05日 00時41分09秒 | Ubuntu

使用前


使用後

というわけで、本日のアップデートでfcitx-mozcのメニューが翻訳されるようになりました。

現在Mozcはmainにあるので、本来fcitx-mozc.moは言語パック(language-pack-ja-base)にあり、fcitx-mozcパッケージからは削除されているはずなのですが、そのような振る舞いをする仕組み(langpack-o-maticというらしい)のバグ? のせいでfcitx-mozc.moが言語パックに入らないのにfcitx-mozcパッケージからは削除されるという事態になっており、16.04ではfcitx-mozcパッケージの中に復活させ、16.10以降ではlangpack-o-maticを直して言語パックに入れるようにする、という対応になりました。
とりあえず16.04.1に間に合ってよかったです。
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Ubuntu 16.04 LTSリリース記念オフラインミーティング16.06に参加した話

2016年07月02日 22時27分23秒 | Ubuntu
Ubuntu 16.04 LTSリリース記念オフラインミーティング16.06

今回ばかりは参加は無理かなと思っていました。
なにせ北海道から帰ってきたばかりですし、費用的にも時間的にも難しかったのですが、費用的には日経Linuxに記事を書かせていただいたのでなんとかなり、時間的にも日帰りならなんとかなるかなぁと思って、具体的に計画を立ててみました。

まずはぷらっとこだまを検討しました。各停で東京へ行ってみたいというのは嘘偽りない気持ちとしてあるのですが、やはり時間がかかるのと、予約取るのがめんどくさいということがあって別の手段を検討しました。

……あれ、JR東海ツアーズで普通に切符買ったほうがぷらっとこだまよりも安くね? ということに気づいて、ツアーのチケットを押さえてしまいました。往復で17900円ですから、普通に買うより10000円くらい安いわけです。

もちろんそのぶん制限はあって、なにせ出発が6:40です。また5時起きです。帰りの20:20はまぁ普通なのですが。
6:40に新大阪発だと9:13に着いてしまうので、いくら何でも早すぎるわけです。でも博物館は9:00からやっているところが多いので、東京国立博物館にでも行こうかなぁと思っていたのですが、参加者多数につき受付時間が繰り上がったので、あんまりのんびりしていられないぞということで葛西の地下鉄博物館に行くことにしました。ここには子供の頃に行ったことがあるはずですがよく覚えていません。

というわけで当日は朝5時に起き、6:40の新幹線に乗りました。前日は結構早く寝ることができましたし、新幹線の中でも1時間くらいは寝てたので、体調的は何ら問題がありませんでした。当然ですが飛行機よりもよく眠れますね。


文字どおり一番乗りで、記念にガラガラの車内を撮影しました


京都停車中

定刻どおりに東京へ着き、ひと駅分(とはいえ普通の駅間の半分くらい?)の大手町まで歩き、東西線に乗って葛西へ向かいました。ご存知のとおり東西線は途中から地上に上がるのですが、そのような風景はぼんやり記憶があったので、子供心にインパクトがあったのでしょう。今となっては全く珍しくありませんが。御堂筋線も地上を走りますしね。

地下鉄博物館がオープンするのは10時ですが、葛西にはもっと早くに着いてます。覚えていることはないかと当たりを少しウロウロしていましたが、やはり記憶にはありませんでした。まぁ四半世紀以上前のことですしね……。
オープン前にもかかわらず多数のお子様が待っていて、私はあとの方から入りました。切符の券売機みたいなの(普段切符買わないのでよくわからないですが)で入場券買って係の方に見せると、改札鋏で凸型の印を入れてくれるという粋なサービスがありました。

中に入ってみると、1/3が歴史スペース、1/3が地下鉄の工事の仕方とメンテナンスの仕方、1/3がジオラマやシミュレーターという感じでした。歴史目当てな私としては物足りない感じでしたが、あれだけお子様が集まってきているとコンセプトとしては成功しているのでしょう。


最初の地下鉄 銀座線1001号車


昭和初期? の路線図。一番萌える写真だったので、大きめに掲載しておきます。クリックすると拡大します。なんか226事件で出てくるところが多くないか? とか思ってました

11:30頃出て東西線に乗り、有楽町で日比谷線に乗り換えて六本木に行きました。いつもは大江戸線だったので、日比谷線の楽さがよくわかりました。大江戸線みたく地下深く潜らないですし、出口一本で六本木ヒルズに着きますし、最高じゃないですか。

ちょうど上がっていく人たちがいたので、合流してセミナールームまで行きました。実際のイベントの内容は後日(というか来週水曜日)にUbuntu Weekly Recipeに掲載されるはずなので、それをお待ちください。
ちなみに私は普通に申し込んだ枠で入場し(ちなみにスタッフ枠と特別枠もあった)、特に発表もしなかった純然たる一般参加者だったのですが、いきなり乾杯の挨拶をしたりしました。


瞬殺されたからあげの、健在の頃の写真


オードブルは前と内容が変わってました

日経Linux編集長の岡地さんと初めてお会いし、いろいろとお話をお聞きました。とりあえず売れているということで、とても安心しました。7日まではまだ店頭にあるので、買ってない方は今すぐ書店にダッシュですよ!!
gihyo.jpの高橋さんともお話しましたが、ちょっとここに書ける内容ではありません。まぁいろいろありますわ。Software Design編集の金田さんは私の横にお座りだったのですが、超絶お仕事中で、私の原稿も編集していたらしく、著者校が出来上がったことをその場でお聞きました(笑)。Software Designってフリーダムで楽しい雑誌ですよね。

終わったあと、参加者を募って月島にもんじゃを食べに行きました。月島まで大江戸線で一本なんですよね。
今回が3回目で、毎回違う店に行ってますけど、結構いろいろと違いがあってどこに行っても楽しくておいしいなぁと思いました。
時間の関係で90分ぐらいしかいなかったのですけど、5人で食べて一人頭2000円を切っていたので、なかなかにリーズナブルでした。


いろは(店名)の製作中サッポロもんじゃ。これは大当たりでしたね

ツアーの日帰りは今回が初めてだったのですが、朝早くても眠れますしなかなかよいなと思いました。
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小樽観光をした話

2016年07月02日 19時21分24秒 | 日記
OSC北海道の次の日は何をしようかと考えましたが、小樽旅行にしました。
理由としては、札幌からすぐ近いこと(ただし帯広の距離感で)、あまり行ったことがないこと、北海道としてはわりと歴史的な建造物が多いこと、鉄道ひとり旅に出てきた小樽総合博物館に行ってみたかったことが理由です。

行く1ヶ月ぐらい前に親に電話したところ、5月上旬に小樽観光したばかりということで、本当に小樽にするか迷ったのですが、やっぱり押し通すことにしました。

6月19日当日は、母と祖母が帯広から来てくれることになり、午前10時頃私が宿泊しているホテルに来てくれました。しかもホテルが北24条にあるため、札樽自動車道に乗ると小樽はすぐそこなのです。いやあ、いいホテルを取ったものです。何も考えてなかったんですけど。

いちおうカーナビはあったものの、道に迷って最初に着いたのは小樽祝津パノラマ展望台です。ここでデジカメにSDカードを入れ忘れていることに気づきました。

ご覧のとおりとてもきれいなところで、行ってよかったです。

続いて本来の最初の目的地である小樽貴賓館に行きました。牡丹と芍薬が見頃ということだったのですが、牡丹はすでに終わり、芍薬が少し咲いているだけでした。また、本来は中に入って見たかったのですが、時間の都合上結局食事だけにしました。

無料エリアから有料エリアを見たところ(身もふたもない)


大変おいしゅうございました。いい値段しましたけど、お金出したの私じゃないんで……。

その次に向かったのが小樽総合博物館ですが、手前のホーマックで無事にSDカードをゲットしました。
小樽総合博物館に入ったのは私一人で、2時間弱いたのですが、とても全部見られた気はしません。

回転台とか初めて見ましたよ


1952年製スハフ44 1


現金輸送用のマニ30。私と同い年


マニ30の外見


ED76。テキトーな写真


C55。これもテキトー


見えないと思いますけど、私の好みの日本語Bi-Diです。「蝦夷」が"YESSO"になってるので、昔は濁らなかったのかも知れません


音更線ってなんだよ!!

さらに向かったのが日本銀行旧小樽支店金融資料館です。去年見た小林一三のドラマに古い銀行が出てきて、実際どんなところか行ってみたくなったのです。そういえばブラタモリで、小樽には古い銀行がたくさん残っているので、その中で博物館っぽくって普通に入れそうなところ……と調べてみるとここだったので、ちょうどよかったのです。

いやあ、期待以上に最高だったといわざるを得ません。やっぱり銀行にはカウンターがないといけませんし、金庫にも入ってみたいです。日銀がやっているなら古い紙幣もみたいじゃありませんか。建物は明治45年建築で、しかも辰野金吾の設計ですから、文句のつけようもありません。このすべてが満たされる奇跡の場所でした。
ちなみに祖母も一緒に行ったのですが、昭和21年に発行された1円札に見覚えがあるということで、昭和3年生まれはマジパないなと思ったわけです。


日本銀行旧小樽支店金融資料館の外見


日本銀行旧小樽支店金融資料館の中その1


日本銀行旧小樽支店金融資料館の中その2


カウンターの中から入り口を見たところ。最高!!


金庫に潜入。1000億円!!


元支店長室から元応接室を見たところ。当時のガラスですよ!!


かかりのお姉さんご推薦の蝶番! これも当時のもので、日本には製造する技術がなくて輸入品とのこと


自分用おみやげのボールペン


同じく自分用おみやげのストラップ

祖母が何でもかんでも和暦で話をするため、皇紀というものに聞き覚えがないか聞いてみたのですが、どうも記憶になかったようです。しかし皇紀2600年(昭和15年/1940年)にはそれをお祝いするパレードを行った記憶があるということで、驚いてしまいました。プロパガンダとはいえ、ど田舎でもそのような行事が行われたことから、祝賀ムードが伝わってくるというものです。まぁそもそも皇紀自体が多分にプロバガンダなわけですが。

閑話休題。この近くには同じく元銀行だった建物がたくさんあるというのはブラタモリでやってたとおりですが、現在はお土産物屋、レストラン、ホテルなどなどとして活用されており、入るだけであればそれほど難易度は高くなさそうです。なお、ブラタモリで旧三井銀行に行ってましたが、あれは当時石屋製菓の所有だったものの、現在は手放してニトリが所有し、美術館になるんだそうです。わりと行きやすくなりますね。

金庫の中では1億円相当の札束と同じ重さのもの(多分神だけで刷ってないもの)を持つことができたのですが、祖母が大はしゃぎでした。だいたい10kgだそうです。

わりと暇だったからか、係のおば……お姉さんにいろいろ話をお聞きすることができ、1時間ぐらいいるつもりが1時間半ぐらいいました。地下がボイラー室になっていて、オイルショックの前後ぐらいまで石炭を焚いていたなんて、お話をお聞きしないと絶対にわからない事実ですよ。

帰りに、自分用に使用済みの紙幣の破片が入ったボールペンとストラップを買いました。こういうおもしろグッズ好きなんですよねぇ。

とりあえず見たかったところはこれでおしまいというわけで、適当に車を止めて(路上駐車したという意味じゃないですよ)運河の方に歩いていきました。

誰がどう見ても小樽の運河という面白くもなんともない写真

あとは特になかったのでぐるっと散歩して札幌に戻ってきました。母と祖母は私と同じホテルを取っていたので、チェックイン後しばらくまったりしてごはんをどこに食べに行くか話をしていたわけですが、とりあえず近くを歩いて適当な居酒屋さんに入ったのですが、とても美味しくて満足しました。昔ほど食べられなくなったのに、たくさん食べさせようとする祖母には辟易としましたが、そんなもんなのかなと思います。

ここからあとは楽しい話はまったくなく、深夜に腹痛で目覚めてえらい目に会い、飛行機に乗る前にはポカリとアクエリアスの500mlをそれぞれ1本日しか口にできないというしんどい(北海道弁でいうところの「こわい」)状態でした。飛行機の中では超爆睡だったのですが。

敗因は気温を見誤っていたことと、全体的にあまり眠れなかったことだと思います。次にOSC北海道に参加しても懇親会には参加せず、適当にラーメンでも食ってさっさと寝ないとダメだなと思いました。
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