いくやの斬鉄日記

オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

続・AMD Ryzen 7 2700X + GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI セットを買ってえらい目にあった話

2019年07月31日 21時53分50秒 | PC
AMD Ryzen 7 2700X BOX品 + GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI セットを買ってえらい目にあった話

戦いはまだ終わっていなかったのじゃ……。

①負荷をかけるとフリーズあるいは再起動する
現象としてはどう考えても熱暴走ですが、どうしたらいいのかさっぱりわからなかったものの、こりゃ排熱かな? と思ったので後ろからサーキュレーターを回してみたらフリーズも再起動もなくなったので、どうやら正解のようです。
いつもサーキュレーターを回すわけにはいかないので、

TIMELY USBファン BIGFAN120U for Men
タイムリー
タイムリー


を買いましたが、正直ケチりすぎたような気がします。スイッチぐらいはついてたほうがいいですね。

②初代WD Black NVMe SSDの復活
初代WD Black NVMe SSD(2017年モデル)こと

WD 内蔵SSD M.2-2280 / 512GB / WD Black / PCIe Gen3 NVMe / 5年保証 / WDS512G1X0C
Western Digital
Western Digital


は、Ryzen 5 1600では相性問題とみられる症状で全く使い物になりませんでした。
Ryzen 7 2700Xではどうかなと思って試してみたところ、今のところ問題なく使えています。やったね。CPUが替わったことにより挙動が変わったものと思われます。
確かRyzenだとNVMe SSDはCPU直結なので、CPUが替わったら挙動も変わるのは特に不思議なことではありません。
ベンチマークはきちんと計測していないものの、少し試した限りではリードはカタログスペックとは程遠い速度しか出ていませんでしたが、安定して動いてくれれば気にしません。
というかNVMe SSDを買うお金が浮いたのでやったーという感じです。
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オープンソースカンファレンス2019 Kyotoに参加します!

2019年07月31日 21時45分18秒 | Ubuntu
オープンソースカンファレンス2019 Kyoto

今年もUbuntu Japanese Teamのブースにいます。金土2日間どちらもです。
ただしセミナーはありません。

私の他には東京からhitoさんが来てくださることになっています。
Ubuntuの濃い話をしたい方はどうぞお越しください。可愛いぬいぐるみと共にお待ちしています。
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Ubuntu Weekly Recipe 第580回 AMD Ryzen 5 3400Gと2400Gを比較する

2019年07月31日 21時36分40秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第580回 AMD Ryzen 5 3400Gと2400Gを比較する

これほど読んでて楽しい(m9(^Д^)プギャー 的な意味で)記事もなかなかないのでは……。
ここまで差がないとは思っていませんでした。
まぁPCを1台生やすためにAPUを買おうと思っていたので、別にいいのですよ……。
大変だったわりには全く速度が出なくてホント散々でしたよ。やはりメインPCを検証PCにするのはいろいろとしんどいですね。
学びが多かったです。

LibreOfficeのビルド時間が載ってないのは、単純にビルドが通らなかったからです。
必ずテストのところでフリーズしていたので、おそらくオーバークロックメモリーとの相性がよろしくないのかなと推測していますが、詳しく検証している時間はありませんでした。
ちなみに違うメモリー(常用しているもの)で試してみると、2400Gと比較して誤差レベルで遅かったくらいなので、まぁ別にいいのかなと思います。

これで心おきなく2400Gをオススメできますね(血涙)。
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AMD Ryzen 7 2700X BOX品 + GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI セットを買ってえらい目にあった話

2019年07月14日 20時43分06秒 | PC
LibreOffoceビルド蒹検証機として使用していたRyzen 5 1600 PCはLibreOfficeのビルド時間増加に伴って満足の行く性能ではなくなってしまいました。そこでRyzenの3000シリーズ(Zen2)が発売されるということで、

AMD Ryzen 5 3600 with Wraith Stealth cooler 3.6GHz 6コア / 12スレッド 35MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000031BOX
AMD
AMD


または

AMD Ryzen 7 3700X with Wraith Prism cooler 3.6GHz 8コア / 16スレッド 36MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000071BOX
AMD
AMD


を買おうかなと思っていたのですが、出始めなので価格が高いので価格が下がった(というか投げ売りされている)Ryzen 2000シリーズでも要求されたスペックを満たすはずだと思い、ソフマップで

AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX
AMD
AMD




GIGABYTE B450 I AORUS PRO WIFI Mini-ITX ゲーミングマザーボード [AMD B450チップセット搭載] MB4535
Gigabyte
Gigabyte


のセットが30137円で販売されていたので、これでもいいはずだとよく考えずに飛びついてしまいました。これが悲劇の始まりでした……。ちなみに購入日はRyzen 3000シリーズの発売日前日(7/6)です。
私は今までハイエンドのCPUを使ったことがなかったので、予算内で収まるのであればハイエンドCPUを使ってみたかったのと、やはりあこがれの8コア16スレッドを体験してみたかったのです。Ryzen 7 3700Xは43000円(税込)もするので、二の足を踏んでしまう価格です。

問題点その1は、CPUファンがでかすぎて電源を固定することができないことです。CPUファンの上に電源が載っているとおかしな状態をいつまでも続けるわけにはいかないので、ケースに収まるCPUファンを購入することにしました。
問題点その2は、8コア16スレッド+16GBのメモリーでLibreOfficeのビルドを実行するとメモリー不足で完走しないことです。仕方がないので

CFD販売 Crucial (Micron製) デスクトップPC用メモリ PC4-25600(DDR4-3200) 16GBx2枚 CL22 288pin 無期限保証 W4U3200CM-16G
CFD Crucial
CFD Crucial


を追加で購入しました。Ryzen 2000シリーズは定格だとDDR4-2933までしか出ませんが、もともとメインPCで使用するために買おうと思っていたものだったりします。

また組み立て中マザーボードのUSB 3.0ピンヘッダーを1本折ってしまいました。曲げないように注意しましょうねホント。

CPUファンは価格と性能のバランスから

アイネックス 120mm LEDファン搭載 Intel&AMD用CPUクーラー GI-46U
AINEX
AINEX


にしました。これがまた組み立てるのが大変で、知恵の輪のようでした。動画を見ながらなんとかできました。組み立て中にまたまたマザーボードを破損(コンデンサ?)してしまいました。
他にも問題点があり、本来はヒートパイプは前に来るのが正解だと思うのですが、このマザーボードは後ろ(バックパネルのところ)を冷やすためにヒートシンク? がついています。これのせいでCPUファンのヒートパイプは後ろにしないとダメでした。ということは思いっきりメモリーに干渉するどころか、むしろCPUのついでにメモリーも冷やしてしまいましょうという感じになります。それはそれでいいのですが、メモリーを交換するためにはCPUファンを外さないといけないというトホホな状況になりました。そこで、メインPCとメモリーを交換して

Crucial [Micron製] DDR4 デスク用メモリー 16GB x 2 (2400MT/s / PC4-19200 / 288pin / DR x8)永久保証 CT2K16G4DFD824A
Crucial(クルーシャル)
Crucial(クルーシャル)


にしました。メモリーの速度が遅くなってもビルドの時間には影響しないはずであるという見込みからです。

分不相応なハイエンドCPUではなく、おとなしくローエンドよりのミドルレンジモデルであるRyzen 5 3600にしておけばこんなにお金がかかることもなく、苦労することもなく、欲しかった速度が手に入ったことでしょう。後悔ばかりが募りますが、8コア16スレッドでぶん回すのは気持ちいいですし、貴重な経験を積むこともできたので、プラマイ0でしょうか。いやそれはポジティブシンキングが過ぎるか。
でも、この構成のままでRyzen 7 3700Xに移行できるはずです。2700Xはハイエンドでしたが3700Xはミドルレンジなのでターゲットにはなりますね。43000円どこかから降ってこないかなー。

今回の教訓:
・予算内だからといって安易にハイエンドCPUに手を出さない
・コンパクトケースの場合はCPUファンの高さに注意する
・LibreOfficeを8コア16スレッドでビルドする場合はメモリー16GBでは足りない
・CPUファンを選択する場合は組み立てが簡単なものにする。大手裏剣3のほうがよかったかも
・マザーボードは細心の注意を払って傷つけないようにする
・mini-ITXでGI-46Uを使用したい場合はASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/acにしておくといいかも?

決して負け惜しみではないのですが、Zen2コアのRyzenだとUbuntu 19.04/18.10/18.04 LTSで起動しないようです。この報告を読む限り、悪いのはsystemdではなくUEFI BIOSとのことですが。

Ubuntu 19.04のLibreOffice 6.2.4(パッケージ版)をビルドして、かかった時間を確認しました。

Ryzen 5 1600では101分でした。


Ryzen 7 2700Xでは72分でした。すなわち約1.4倍速くなったことになります。消費電力は1.5倍ではすまないぐらい増えましたが……。


ぶん回しているところ。Tctlが95度を超えるとサーマルスロットリングが発生するとか?
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Ubuntu Weekly Recipe 第577回 Tesseract OCRで文字認識をする

2019年07月10日 21時27分21秒 | Ubuntu
Ubuntu Weekly Recipe 第577回 Tesseract OCRで文字認識をする

いつもはだいたい順番どおりに書いていくのですが、これは解説から書き始め、最後に冒頭を書きました。冒頭はもう少し気の利いたことを言えればよかったのですが、全く思いつきませんでした。
ご覧のとおりTesseract OCRは素晴らしいのですが、フロントエンドは微妙です。よく探すと何かもっといいものがあるかもしれません。

何かもっといい見本も示せればよかったのかもしれませんが、よくよく考えると個人的にはほぼペーパーレスでした。
とはいえRecipeは再現性が大事だと思いますので。図1と図2を保存して手順の通りにやれば同じことができるはずです。正解かどうかはわかりませんが、これが入門記事のあるべき姿だと思います。

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↑本文に入れ忘れました_| ̄|○
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今スグ始められる! Linuxスタートブック

2019年07月07日 21時02分07秒 | Ubuntu
今スグ始められる! Linuxスタートブック
日経Linux
日経BP


先月末こんなムックが発売されました。
紹介が遅くなったのは、諸般の事情で手元に届いたのが今日だったというだけのことなんですけどね……。

私が書いた記事も再録されているので見本誌をいただけたということなのですが、Ubuntu 18.04 LTSと19.04の紹介、あとはアプリケーションの紹介と使用のコツなどがまとめられています。
毎号日経Linuxを購読している方には不要かも知れませんが(とはいえ書き下ろしの記事もありますよ)、Ubuntuを使いこなしたいと思っている方にはオススメのムックになっています。
こういう本はホント書店に行ってパラパラめくってみて、自分に合いそうなら購入するという買い方がぴったりなんですよね。

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