株式会社TSUTAYA GALAPAGOSがシャープの子会社に
正直なところ、端から見てるとTSUTAYA(というかCCC)にとってはどういうメリットがあるのかよくわからなかったので、こういう発表があっても特に驚きはしませんでした。
前も書いたとおり、別にCCCはコンテンツホルダーというわけではありませんしね。
(今はコンテンツホルダーですが、特にGALAPAGOSで展開はなかったようです。ってか、メッチャ店頭売りに依存した雑誌になってますよね、コミックアーススターって。買ったことはないですが)
すでに発表済みですが、
Space Townが今月で終了します。
こっちはやめることができますが、GALAPAGOS STOREはやめることができません。
DRMの関係でSpace Townは潜在的な読者(読書環境)は山ほどあったわけですが(Windows PCは全部が対象なので)、GALAPAGOS STOREはシャープ製スマートフォンをはじめとしたいくつかのスマートフォンとタブレット1機種のみなので(対象外のAndroid端末ではGALAPAGOS Appのインストールはできるものの、起動時にメッセージが出て使用できない)、非常に苦しいといわざるを得ません。
この状況はよろしくないので何らかの施策を打つ必要があるように思いますが、
・GALAPAGOS Stationでも読めるようにする(でも技術的に難しい気がする)
・対象とするスマートフォンやタブレットを増やす
シャープが単独でできることはこのぐらいしか思いつかないので、私には思いつかない思い切った施策がないと細々とやって行かなくてはいけないという辛い事態になると思います。
事業としてやるなら、細々と赤字を垂れ流しつつやるよりも採算性を重視してある程度手を広げた方がいいので(それだけ目のあるサービスだと思いますし)、やっぱり何らかの施策が必要だと思います。
GALAPAGOS事業をやめるようなことがあったら(今まで販売したDRM付きXMDFが読めなくなるような事態になったら)、本当に誰もシャープという会社を信用しなくなります。少なくとも私はそう思います。