いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

朝にぐち、そして、昼には文化勲章。歴代受賞者で最強のブロガー、柳田充弘 御大。

2011年10月25日 19時40分50秒 | その他

今朝の筑波山麓。

■お昼のニュースで文化勲章受章者が報道される。

ニュース:文化勲章受章者 現在リンク切れ)[1]

ノーベル賞については、事前に受賞しそうな人、およびその業績、研究内容のネット界における情報集積の動きがある。

それに引き換え、我らが  愚国  母国の文化勲章については、そうではない。残念!

で、いきなり、「御大」!。 何より文化勲章史における顕著な点は、歴代受賞者の中で一番のブロガーさまであることだ。

今朝も、ブログで ぐち っていた;(著作権を尊重してわざと、切ってあります。本文は⇒こちらへ)

ブログの面白さって、実況中継性なんだけど、この今朝のブログ記事からみて、御大は文化勲章受章を全く考えていなかったとうかがえる。

恐るべき、ぬっぽんの勲章査定官庁の守秘義務性。

この文化勲章受賞のオンタイさまのブログが、おいらども雑民にくれる、うれしいメッセージとは、

文化勲章受賞のオンタイさまといえども、普通に愚痴っている、只のおっさんであることである。

でも、やはり、というか、当然にして、御大は偉いのだ。

36歳で、教授さま、である。

おいらといえば、36歳で、ポスドク任期切れ、失業・無職である(愚記事;2001年 9.11、米国同時多発テロ事件、十年ひと昔。あの時おいらは失業者で、death valleyのとば口だった)。

それにしても、ありがとう! ブログ! web.2.0時代!

●御大は Ryukyu-service に従事しているらしい。沖縄タイムス;柳田さん抱負「沖縄の産業育成を支援」 (現在リンク切れ)[2]

おいらもやったょ、Ryukyu-service。全然違う職種だとは思うけどね。

・愚記事:南の島 ①

・愚記事:南の島⑧ 干戈のこと;闘いうどんは泣きながら啜れ 

生物系としては、Ryukyu-serviceとして、こんなんがある;

・愚記事:南の島③ 蛙は交尾セズ

そして、沖縄科学技術研究基盤整備機構(恩納村)の黒幕;愚記事:尾身幸次

●蛇足;言うまでもなく; 歴代受賞者で最強のテクノロジーを超えた、"本質的"ぶろがー様、はこの御大に他ならない(wiki)↓。

tax eaterでないことが、うれしい。 (愚記事より)


国は滅びるし、家は焼けるし. でも散歩.

[1]

文化勲章受章者

 赤崎 勇氏(あかさき・いさむ)名城大教授、名古屋大名誉教授。熱伝導率が大きく、放熱性にも優れた半導体の開発に成功。三原色のうち最後まで残っていた青色発光ダイオード(LED)の実用化の根幹となる基礎研究で成果を上げた。97年紫綬褒章。鹿児島県出身。
 柳田 充弘氏(やなぎだ・みつひろ)沖縄科学技術研究基盤整備機構ユニット代表研究者、京都大名誉教授。細胞分裂時の染色体の分配機構、細胞周期の制御機構を解明するなど、この分野の発展に極めて多大な貢献をした。03年恩賜賞・日本学士院賞。東京都出身。
 大樋 年朗氏(おおひ・としろう、本名・奈良年郎=なら・としろう)陶芸家、金沢学院大副学長。伝統技術を受け継ぎつつ、革新的な作陶で新しい陶芸への道を開いた。関係団体の要職も務め、後進の指導育成にも尽力した。85年日本芸術院賞。石川県出身。
 丸谷 才一氏(まるや・さいいち、本名・根村才一=ねむら・さいいち)小説家、評論家。国家や思想を真正面から主題として扱い、日本の私小説の伝統を覆した。軽妙洒脱(しゃだつ)なエッセーで日本の古典を気軽に楽しむ流儀を広めた。01年菊池寛賞。山形県出身。
  三谷 太一郎氏(みたに・たいちろう)東京大名誉教授。大正デモクラシーの研究を通じ、日本で政党政治が確立し政治的民主化の道しるべとなったゆえんを解 明するなど、日本の政治外交史の研究に優れた業績を上げた。74年吉野作造賞。岡山県出身。(2011/10/25-11:47)

[2]

柳田さん抱負「沖縄の産業育成を支援」

 
   
 

【恩納】「驚きと同時に研究成果が評価され、うれしい。今後も勇気を持って、新たな研究に挑みたい」 ─。分子遺伝学・分子生理学の分野で功績が認められ、政府から文化勲章の授与が決まった沖縄科学技術研究基盤整備機構(恩納村)のユニット代表研究者で京 都大学名誉教授の柳田充弘さん(70)は、受章の喜びと今後の研究活動に意欲を示した。

 東京都出身。京都大学などで教授として教鞭を執りながら、遺伝子情報の伝達で中心的な役割を担う染色体の研究に尽力した。酵母をモデルに、細胞分裂時の染色体の分配などについて、複雑な過程を幅広く解明。いわば「生命継承学」のパイオニアだ。

 2005年に沖縄科学技術大学院大学の先行的研究を行うユニットの代表研究者に就任。過去の成果を基に、新たに細胞の分裂停止(維持)や再始動のメカニズムの探究に力を注ぐ。一連の蓄積は沖縄の長寿研究にも生かされている。

 研究のモットーは「漁業、農業、林業のように成果を出すこと」。日々の楽しさ、半年後の手応え、長期的なビジョン。「3つの期間のバランスが、好結果をもたらす」と自負する。

 来年9月には大学院大学が開学予定。約40年にわたる研究者生活を振り返り「多くの出会いや研究の積み重ねが、大河小説のようだった。沖縄の産業育成のため、少しでも力になりたい」と抱負を語った。

 



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