いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

深読み;邪推読みニュース::尖閣防衛「北海道を守るのと同じように守る」

2017年05月18日 19時48分26秒 | 札幌

おそらく、日本で誰も指摘していないことを、書く。

~♪~ 千島の奥も 沖縄も 八洲の外の 守り なり ~♪~ 

北海道も、沖縄も、われらが日帝が得て今でも保持している唯二の領土である。

おいらががきんちょだった頃、米ソ冷戦の厳寒期。

ソ連軍、北海道上陸! とまことしやかに、ささやかれていた。

当時、北海道には、産経新聞がなかったのに!!!

ベレンコ中尉のミグ25 [wiki] が、真昼間に、函館空港に強硬着陸した日のことは、よく覚えている。

当時、小学生であったおいらも、異常に興奮し、悪ガキと共に、おしゃべりに耽った。

そして、その米ソ冷戦の厳寒期、われらが 蝦夷地 北海道には、在日米軍が、事実上いなかったのである。

  (つまりは、米国はソ連との直接の白兵戦なぞ、想定もしていなかったのだ)

いたのは、あの志方「元帥」が率いる、自衛隊・戦車部隊など、ぬっぽんずん「実力」部隊である。

 ぶっちゃけ、米国の保護領であるわれらがぬっぽんで、当時=米ソ冷戦の厳寒期に、マジ、あるいは、ガチやばい地域は、「現地土人"軍"」=われらが愛すべき自衛隊が、防衛していたのだ。

われらが 蝦夷地 北海道から、最後に、在日米軍が撤退した年月日を覚えていないが、そのニュースを覚えている。

1980年前後だ。

われらが 蝦夷地 北海道から、最後に撤退した在日米軍は、当時、千歳にいた、米空軍の通信部隊だ。

そのニュースを覚えている。 江藤淳も、ましてや、日米安保も知らなかったおいらが、である。

そして、 米太平洋軍ハリス司令官「金正恩氏、正気に戻す」対北朝鮮制裁強化を強調 尖閣防衛「北海道を守るのと同じように守る」

なぜ、北海道?

おそらく、本音・ポツダム宣言と関係がある。

名目・ポツダム宣言では、その8項目に、こうある;

カイロ宣言の条項は履行されるべきであり、又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに我々の決定する諸小島に限られなければならない。

カイロ宣言の裏には、密約がある。

その密約には、案外、前近代日本が実行支配していた地域だけが、現行ぬっぽんに与えられるべき領土である、とあるかもしれない。

そうなのだ。 

北海道も、沖縄も、われらが日帝が得た唯二の領土である。

その保持に気をつけないと、たやすく、失うのだ。

米ソ冷戦の厳寒期、われらが 蝦夷地 北海道には、在日米軍が、事実上、存在せず、あの志方「元帥」が率いる、自衛隊・戦車部隊が「自力」でがんばっていたのだ。

当時、東京周辺には、米海軍(横須賀)、米空軍(横田)、米陸軍(相模)など米軍が蝟集していたのだ。 今もだ。

   いいたいことは、やつらは、安全なところにしかいないのだ、ということだ。

米ソ冷戦の厳寒期のわれらが 蝦夷地 北海道こそ、「本当の 日本」 であったのだ。

「本当の 日本」= その保持に気をつけないと、たやすく、失う可能性のある地域=国家というのはその保持に気をつけないと、たやすく、失う可能性のあるモノ; ということだ。

属領「日本」人に欠如している意識だ。

つまりは、 尖閣防衛「北海道を守るのと同じように守る」 とは、

尖閣防衛を、米ソ冷戦の厳寒期に、日本が、われらの 蝦夷地 北海道を本気で、自力で、防衛したように、日本が、われらの尖閣を気で、自力で、防衛してね! と云っているのだ。

 (つまりは、米国は、ぬっぽん近郊の諸島での、中国軍との直接武力衝突なぞ想定していないのだ)