新しい時代「令和」が始まりました。
「令和」最初の投稿は、新元号と関係深い万葉集にまつわることで・・・
新しい元号であるこの「令和」は日本最古の歌集万葉集を出典としたことにいては今更話すこともないでしょう。
万葉集は漢字だけで書かれており、これを解読したのが仙覚律師であり、仙覚の著作「万葉集注釈」により、今、
こうして読めるようになりました。
歴史講座で仙覚律師についての講義の際に頂いた資料を基に作成してみました。『万葉集』仮名文字がなかった
時代に様々な方法を駆使して漢字で表した難しい表現であったため、平安時代にはすでに読むことが出来なくな
っていました。仙覚は漢字本文の脇にカタカナで訓点を書き記す方法ですべてを読み下しました。この訓点を
「仙覚の新点」と呼びます。
「万葉集注釈」の奥書に、「武蔵国比企郡北方の麻師宇郷の政所」と記されており、このことから比企郡小川町
増尾周辺に仮宿してまとめたと推定されています。
そんな小川町には、万葉の歌のモニュメントが建てられています。建てられたのは平成17年(2005)12月ですが、
この1年8ヶ月後の平成19年(2007)7、8月にこのモニュメントの写真を撮って歩きました。
建てられてから2年弱を経過していたこともあり、汚れがあったり破損で不明のものがあったりしましたが、何と
かこの時の写真を探し出しましたので、「令和」=「万葉集」=「仙覚律師・小川町」ということで。
万葉モニュメントは全部で70基あり、小川町駅前にある割烹二葉支店前からスタートし、仙覚律師遺跡(中城跡)
を経由して再び駅前に戻ってきます。
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割烹二葉支店
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12年も前の写真ですから、街並みの景観も今とは若干違っています。
駅を背にして左側の歩道を進みます。
駅通りに関しては、歩道にある花壇に建てられていますので、すんなり見つけられましたが、駅通りから外れた
らどこにあるのか探すのが大変でした。
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小川町駅入口交差点の少し手前にある山岡鉄舟ゆかりの『割烹二葉』前のモニュメント
鉄舟が名付けた『忠七めし』は、『日本五大名飯』のひとつ
ここから路地に入ります あとは②に続きます
撮影日:平成19年(2007)8月11日(金)・12日(土)