四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

牛沢のカタクリ自生地(埼玉県入間市)

2021年03月31日 | 花・鳥・風景


ここ数日の間、何度か入間市の『牛沢のカタクリ自生地』がテレビのニュースで流れました。
そんなカタクリの群生地があるなら見てみようと言うことで行ってきました。




雑木林の斜面にカタクリが自生しており、自生地の周囲は柵が張り巡らされていて立ち入り禁止です。
目の前には西武池袋線が走っています。
















散策日:令和3年(2021)3月30日(火)

城ヶ谷堤の桜(埼玉県北本市)

2021年03月30日 | 花・鳥・風景


北本市石戸宿の『城ヶ谷堤』の桜並木を訪ねてみました。満開には少し早かったようです。
江戸時代初期に付近の田畑を水害から守るために築かれた堤で昭和18年(1943)に全面改修されたそうで
す。
戦後、地元の人たちが堤の両側に約60本の桜を植えて育ててきたもので「桜土手」とも呼ばれるとのこと。
『城ヶ谷堤』の名前の由来は、この辺りに「石戸城」があったことに由来するものでしょう。
堤の東側は「北本自然観察公園」があり、北条氏が石戸城を攻めたときに築いた際に築いた「一夜堤」も
残っています。西側は荒川が流れ、堤下は「天神下公園」となっています。












散策日:令和3年(2021)3月26日(金)

桂木観音(埼玉県毛呂山町)

2021年03月28日 | 神社仏閣


桂木観音(かつらぎかんのん・入間郡毛呂山町滝ノ入814)を訪ねてみました。実に30数年ぶりなります
が、前回は参拝ではなく何か別の用事があってだったと記憶しています。
標高約280m(比高は?)の山の中腹に桂木観音はありますが、創建は、養老3年(719)と言われます。
この桂木観音のある滝ノ入地区はゆずの産地としても有名で、ゆずの木畑沿いの道を上がってきました。

【桂木】の地名は、奈良時代の高僧・行基菩薩が東国行脚をした時、大和(奈良県)の葛城山に似ている
ところからカツラキと名付けたと伝えられています。




桂木観音への石段を上がっていきますと仁王門の手前右側に鐘楼があります。
鐘楼の柱に「鐘は静かに撞いて 余韻をお楽しみ下さい」と書かれた木札が貼られています。
これは特別なことではありませんが、何と銅鐘の撞座の下に「やさしくネ」と書かれています。
これには驚きです。鐘に直接書いちゃうとは・・・




『仁王門』




『桂木観音堂』
桂木観音堂は「桂木寺」(けいほくじ)の境外堂として建立されたもので、現在のお堂は安政6年(1859)
に再建されたもの
背後の山が「桂木山」で寺号の由来となっている
桂木寺は桂木観音の道向かいにある展望台駐車場から少し下に行った場所にあるようです




斜めから『桂木観音堂』を




桂木観音堂の右隣にある『地蔵尊堂』




観音堂の裏の木にヒヨドリが止まりましたので遠かったのですが「パチリ」




仁王門越しに桜の花を




『桂木観音展望台』
この前に3台ほどの駐車場があります
桂木観音を訪ねたもう一つの理由はここからスカイツリーを観ることでした
天気がよかったのでもしやと思い・・・




丸印のところにスカイツリーが建っていますが、残念ながらこの写真では全くわかりません
晴れ切っていなかったのか、腕が悪いのか、カメラ・レンズが悪いのか・・・

散策日:令和3年(2021)3月23日(火)

鉢形城跡発掘調査現場(埼玉県寄居町)

2021年03月27日 | 日本100名城


日本100名城のひとつ『鉢形城跡』(埼玉県寄居町)の「伝逸見曲輪地区」の発掘調査が進められており
まので、現場を見て来ました。
今回の調査では石積に囲まれた空間と門の跡が確認されたということです。発掘現場には当然入れません
ので、ロープの外から見ただけですが、はっきりと石積を確認できました
なお、3月19日(地元寄居町の人のみ)、20日、21日の3日間にわたり発掘調査現地説明会が行われまし
たが、諸般の事情から申し込みをしませんでしたので残念ながらせ参加はできませんでした。










見学日:令和3年(2021)3月18日(木)

雉岡城跡金毘羅神社の芭蕉句碑(埼玉県本庄市)

2021年03月26日 | 歌碑・句碑


 句 : むざんやな甲の下のきりぎりす
    (むざんやな かぶとのしたの きりぎりす)
出 典: 『奥の細道』 元禄2年(1689)3月27日 芭蕉46歳の時の句
所在地:埼玉県本庄市児玉町八幡山(旧・児玉郡児玉町) 雉岡城跡(八幡山城跡)
建立日:不詳
建立者:不詳

※この句は、多太神社(石川県小松市)で所蔵する、白髪を黒く染めて挑んだ篠原合戦で討死した
斎藤別当実盛の兜を見て詠んだものとのことです




雉岡城本丸跡の中にある「金毘羅神社」の鳥居と社号標
鳥居前は狭くて正面からは撮れません
句碑は金毘羅神社前の土塁の斜面にあります




金毘羅神社と芭蕉の句碑

散策日:令和3年(2021)2月28日(日)

桃源郷

2021年03月24日 | 花・鳥・風景


桃源郷に行ってきました。某地図にも「桃源郷」と載っていますが、敢えて場所は言いません。
何しろ俗界を離れた他界ですから・・・
ちょっと離れたところの地域のナンバーを付けた車も何台か訪れていました。
















散策日:令和3年(2021)3月22日(月)

東石清水八幡神社の芭蕉句碑(埼玉県本庄市)

2021年03月23日 | 歌碑・句碑


 句 : 山路来て 何やらゆかし すみれ草
     (やまじきて なにやらゆかし すみれぐさ)    

出 典: 『野ざらし紀行』 貞亨2年(1685) 芭蕉42歳の時の句
所在地:埼玉県本庄市児玉町児玉198(旧・児玉郡児玉町) 東石清水八幡神社
建立日:昭和36年(1961)再建
建立者:不詳




【東石清水八幡神社】




芭蕉の句碑は参道右手の石碑群の中にあります
元は鉄碑であったが昭和18年(1943)供出 現在の句碑は昭和36年(1961)に再建されたもの

散策日:令和3年(2021)2月28日(日)