四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

深谷グリーンパーク パティオのユリ

2017年07月28日 | 花・鳥・風景


深谷市樫合地内にある「深谷グリーンパーク パティオ」までユリを観に行ってきました。
同施設の花みどりコーナーに植えつけられた5色のユリが見ごろを迎えています。

実は10日ほど前に、タウン誌にこの深谷グリーンパークのユリが紹介されていたので行ってみたところ、
まだまだつぼみの状態でした。タウン誌に使われていた写真は過去のものだったようです。HP等で
開花状況を確認してから行けばよかったのでしょうが。まあ、いつものことですので・・・

その後はHPで日々開花状況を確認して、見ごろを迎えたようでしたので改めて行ってきたという次第です(恥)




これがその10日ほど前(7月17日)に訪ねた時のユリの状況です。見事に一輪も咲いていませんでした。




これらのユリは「LAユリ」と言って、交配種のユリとのことです。




品種ごとの畝と、混植の畝とがあります

以下ランダムに何枚かの写真を載せておきます
























散策日:2017年(平成29年)7月28日(金)

百日紅(さるすべり)

2017年07月26日 | 花・鳥・風景


開花期が長いことから「百日紅」と。また、幹の成長によって古い樹皮が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面にあらわれ、
猿が登ろうとしても滑り落ちることから「猿滑(さるすべり)」(実際には猿は滑ることななく簡単に登ってしまう)とも表記される花。
濃い紅色、淡い色、薄紫色や白色の百日紅の花があちらこちらで目に付くようになっています。

これは、とある旧家の黒塀越しに咲く百日紅。散歩道で見かける他の百日紅よりは毎年開花が少し遅いようで、
1週間前に見たときは、まだ、わずかしか開花していませんでしたが、だいぶ花が増えてきました。
















散策日:2017年(平成29年)7月26日(水)

第69回 小川町七夕まつり

2017年07月23日 | まつり・イベント


「和紙の町小川」の振興策として、昭和24年(1949)から町の一大イベントとして始まった「小川町七夕まつり」も第69回を迎え、
7月22日(土)・23日(日)に開催されました。日本三大七夕まつりどころか関東三大七夕まつりにさえも数えられませんが、
関東三大のうち江戸期に始まったといわれる入間川七夕まつり以外の平塚七夕まつり・茂原七夕まつりよりも古い歴史を持っています。

始まった当初は、毎年8月7日・8日に開催されていましたが、昭和46年(1971)からは、小川町祇園祭に併せて7月26日・27日の
開催となり、さらに昭和59年(1984)からは、この日に近い土・日曜日の開催たなり現在に至っています。




年々盛んになっていた小川町七夕まつりは、市街地のみでなく広範囲にわたって飾り付けが行われましたが、交通事情等も影響してでしょうか、
主に市街地の中心部だけの飾りつけになってしまいました。かつては商店のみならず一般の家でも競って飾りつけをしたものですが、今では
その数もだいぶ減り、各種団体やグループ等の飾りつけがほとんどとなってしまいましたし、飾りつけ自体の数も減少している状況です。




















千羽鶴の飾りつけです。かつてはすごい数の千羽鶴を飾っているところか相当数あったようですが、手間と時間のかかる折り鶴ですので、
最近はお目にかかることがめっきり減っているようです。




ありました。「おんな城主直虎」
オープニングに出てくる兜ですね。イヤー よくできていますね!!




「おがわ祭ばやし」の演奏舞台です。
七夕まつりと祇園祭が別々の日に開催されていたころは、各町会に祭ばやしの櫓が作られたものですが、すでに昔の話の範疇になってしまいました。

小川町の祇園祭の起源については定かではありませんが、上小川神社の祭礼としてすでに明治期にはあったようです。明治・大正期には7月25・26・
27日の3日間が祭日で、25・26日の2日は大型屋台の引き回し、27日は、あばれ神輿と言われた神輿を繰り出したようですが、昭和20年代からは
25・26日の2日開催となりました。そして、上述の通り、昭和46年からは七夕まつりと併せての開催となり、昭和59年からこの日に近い土・日の
開催となったわけです。そんな次第ですから、七夕飾りのある(旧の小川町)町中にしめ縄が張られ、やはり町内会ごとに祇園祭の会所が設けれています。
また、各町内ごとに子供神輿が繰り出されましたが、担ぎ手である子供の減少もあってか、担ぎまわることなく、会所の中に鎮座という姿も。




旧小川町の町内会のうち5町内会が大型屋台を所有しており、祇園祭が単独で開催されていたころは、毎年3台もしくは2台の屋台を揃いの法被・浴衣を着た
町内会の老若男女が曳き回していました。しかし、七夕まつりと一緒になってからは、当然、町中を曳き回すことはできなくなりましたから、固定配置で祭ばやし
を奏でる程度になっていました。が、ここ何年か前からは、七夕飾りの少ない道路を曳き回すようになりました(わずかな距離ですが)

今年の担当は「本二」(本町二丁目)の屋台で、他の町内からも応援に・・・




「本二」屋台の前で記念撮影の様子。他の町内とは、「本一」(本町一丁目)・仲町・錦町・相生町




進行方向に屋台正面を向かせるために、屋台上部を回転させます。




屋台にはハンドルがありませんから、方向変換や軌道修正の時は、屋台の下に柱をあてがって持ち上げ車輪の向きを変えなければなりません。




階段のあるこちらが正面


この七夕まつりではいろいろなイベントが開催されましたが、雨天のため中止になったものも・・・

撮影日:2017年(平成29年)7月22日(土)

人見氏館跡(埼玉県深谷市)

2017年07月17日 | 100名城以外の城館跡


平安時代末期の築かれたという「人見氏館跡」(所在:深谷市大字人見)を訪ねてきました。

館跡といっても土塁と堀の跡が残る程度で、長い時間の間に土塁は低くなり、堀は埋まって浅くなってしまっていますが・・・




土塁と案内板




案内板




二重土塁




西方から南方に北側の土塁と堀を見た状況




西の郭跡西側の堀跡




西の郭跡




南側の道路から案内板ある方向の林を見た状況




南側の道路から西の郭跡方向を




人見氏の菩提寺「一乗寺」




一乗寺山門




山門前に設置されている文化財等の案内板




一乗寺本堂




人見氏累代の墓




同上

夏の間は、山城や木々が生い茂り草叢のある城館跡巡りを控えていました。そうでなくとも膝の故障でおいそれとは歩けない状況ではありますが。
本日、所用で深谷市に出かけたものの目的を果たすことができず、それならばと思い付きで予定外の城館跡見学をしてきた次第であります。
ということでいつものごとく下調べもないままの散策でしたから見落としいっぱいでした。
あまりの暑さにほんの短時間だったということもとってつけた理由づけにしておきましょう・

散策日:2017年(平成29年)7月17日(月)

菅谷館のヤマユリ

2017年07月14日 | 花・鳥・風景


本年4月6日の「城の日」に制定された「続日本100名城」のひとつに選定された「菅谷館」跡のヤマユリが今年も咲きだしたとのことで観に行ってきました。
期待していたほどは咲いてはいませんでしたが、本郭跡と三の郭跡に咲くヤマユリを何枚か写真に収めることができました。
嵐山史跡の博物館のロビー展ではこの時季に合わせ「ヤマユリの花と訪れる虫たち」が催されています。
















散策日:2017年(平成29年)7月14日(金)

あじさいの道・再び

2017年07月04日 | 花・鳥・風景


大雨(台風)が来る前にと、再び、東秩父村白石の「あじさいの道」を散策してきました。
6月26日に散策した時よりは、顕著ではありませんが花の数も増えているようでした。
前回と同じような写真ばかりですが今回も何枚か載せておきます。
















駐車場・・・東屋、トイレもあります








眼下にお寺の屋根が見えますが、ここはかつて先代の白石分校があったところです。








写真左上のお寺は「白石山長慶寺」 かつてはここに先代の白石分校がありました
写真中央の建物が旧白石分校で現在は「ふるさと文化伝承館分館」となっています




散策日:2017年(平成29年)7月4日(火)

半夏生

2017年07月01日 | 歳時記


明日7月2日は雑節(二十四節気以外の季節の移り変わりの目安となる日の総称)のひとつ「半夏生」(はんげしょう)の暦日。
従前は、夏至から数えて11目としたが、現在では天球上の黄経100度の点を通過する日となり、毎年、大体が7月2日ころになるようです。
丁度この時期、半夏(烏柄杓・カラスビジャク)という薬草が生えることから「半夏生」と付いたとも言われるのがひとつの説。

この写真の植物が「半夏生」(和名:片白草)と言われるもので、雑節「半夏生」の語源となったとされる上記「半夏」とは別の植物です。
写真のように葉の一部の枚数、しかも、表面だけが白くなり、半分化粧をしているように見えることから「半化粧」。
転じて「半夏生」と呼ばれるようになったようで、この半夏生の葉が白くなり花を咲かせる時期からというのも別のひとつの説とも。

ということで、これらの写真は某お寺さんの庭に咲くものを撮ってきましたが、雨あがりだけあって生き生きしていました。








ところで、土用の丑の日はウナギを食べる風習ががありますが、半夏生では蛸(タコ)を食べるという風習があるようです。
なぜタコを食べるかについても諸説あるようです。そんなわけでちょっと早いのですが、タコには変わりないからと「タコ焼き」を食べてきました。

写真撮影日:2017年(平成29年)7月1日(土)