令和4年春季企画展
鉢形城歴史館✖埼玉県立歴史と民俗の博物館
共催展 昌國寺
会期:令和4年4月16日(土)~6月5日(日)
会場:鉢形城歴史館(埼玉県大里郡寄居町鉢形)
に行ってきました。
館内撮影禁止の為展示品等の写真はありませんので、チラシを載せておきます。
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昌国寺は、戦国時代末期の天正年間(1573~92)に水野石見守長勝が屋敷跡に開基したと伝わる曹洞宗寺院です。長
勝は、最初織田信長に仕え、本能寺の変後には鉢形城を守る小田原北条氏一族の北条氏邦に従います。鉢形開城後は、
徳川家康の従兄弟であったところから800石の旗本に取り立てられます。水野家は、後に6,000石の大身旗本家となり、
昌国寺を菩提寺とします。この昌国寺は歴代将軍から20石の朱印地を賜わり、その朱印状や水野家が奉納した肖像画や
什物などの文化財が数多く残されています。境内には、水野家歴代の墓石、また陣屋跡の堀や石垣が残るなど、歴史と
文化財の宝庫といえます。
埼玉県立歴史と民俗の博物館では、昭和53年から昌国寺が所蔵する資料を受託し、常設展示でその一部を展示活用し
てきましたが、昌国寺について紹介する機会はありませんでした。そこで本展では、鉢形城歴史館と共催して。埼玉県
立歴史と民俗の博物館が受託する昌国寺資料を地元寄居町に里帰りさせていただき。また同寺に残る什物を合せて展示
公開します。普段、歴史と民俗の博物館をご利用いただくことが難しい方々をはじめ、県内外の多くの方々にとりまし
て相国寺の歴史や貴重な什物をご覧いただく機会となれば幸いです。 《チラシ裏面にある紹介文》
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水野長勝の母・於丈の方
(おじょうのかた)と徳川家康の母・於大の方
(おだいのかた)が姉妹
企画展を見たあとは昌国寺へ
5年強ぶりの訪問となりました。
『水野氏陣屋跡ー昌国寺ー』 ←過去記事
昌国寺の紹介はこの過去記事を参考にしてください
当時と今とで変わっている所と言えば、墓標が塗り替えられて説明文も書き直されていることと、
墓石の周りの樹木が伐採されていることくらいです
本堂と鐘楼
現在は無住のお寺です
初代水野長勝夫妻の墓(左側)
※5年前の時は左が夫人で右が長勝の表示でしたが入れ替わっています 何故?
前回の写真と今回の写真をよく見比べてみたところ、長勝の家型墓石と夫人の五輪塔の位置が入れ
替わっていました。
水野氏二代目以降の墓 全部を一緒に撮ることはできませんでしたので、すべてではありませんが・・・
見学・散策日:令和4年(2022)4月16日(土)