四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

歴史講座①「鉢形北条氏と水野長勝」

2022年04月30日 | 講演会・講座


鉢形城歴史館・埼玉県立歴史と民俗の博物館 共催展「昌國寺」関連事業
歴史講座①「鉢形北条氏と水野長勝」 
日 時:令和4年(2022)4月30日(土)午後1時~午後2時30分
会 場:寄居町中央公民館町民ホール
講 師:石 塚 三 夫 氏(鉢形城歴史館 館長)

を聴講してきました。

【内容】
 1 鉢形城主北条氏邦
 2 氏邦の略歴
 3 水野長勝の略歴
 4 氏邦と長勝
 5 徳川家家臣としての長勝





講座資料と
水野長勝が北条氏邦の家臣時代に屋敷を構えていたと言われる鉢形城笹曲輪跡(2014.11.20撮影)

聴講日:令和4年(2022)4月30日(土)

「武蔵武士の鑑 畠山重忠公」の切手

2022年04月22日 | エトセトラ


大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している「武蔵武士の鑑」と謳われる畠山重忠公のゆかりの地である埼玉県
深谷市や横浜市旭区などではだいぶ盛り上がりを見せているようです。
その畠山重忠公をモチーフにしたオリジナル フレーム切手
「武蔵武士の鑑 畠山重忠公」が、4月15日(金)
より、日本郵便株式会社関東支社から販売になりました。販売郵便局は深谷市や嵐山町といった畠山重忠ゆかり
の地やその近隣市町村の郵便局計96局で、販売毎数は300シート(1シート 84円切手×5枚 920円)
実は、この情報を知ったのは今日のことで、販売開始から既に1週間を経過していましたので入手困難かと思いま
したが、運よく近くの郵便局にありました。
 深谷市(旧・川本町)  畠山重忠の生誕地、重忠の館があったと伝わる
 比企郡嵐山町  畠山重忠の館があったと伝わる・・・比定地:菅谷館跡
 横浜市旭区  旭区にある二俣川で畠山重忠は討死している





フレーム切手に使われている写真に近いものを過去に撮った写真の中から探して・・・




切手部の写真構成はこのようになっています
同じアングルではありませんが、やはり過去に撮った写真の中から下に各所の写真を




畠山重忠公之像 (深谷市畠山 旧・川本町畠山 畠山重忠公史跡公園)




畠山重忠公産湯の井戸  (同上)
畠山重忠公産墓     (同上)




荒川と重忠橋 (深谷市畠山 旧・川本町畠山)
鶯の瀬         (同上)




満福寺観音堂 (深谷市畠山 旧・川本町畠山)
鬼鎮神社 (嵐山町川島)




畠山重忠公像 (嵐山町菅谷 菅谷館跡)

購入日:令和4年(2022)4月22日(金)

企画展「昌國寺」

2022年04月17日 | 企画展・見学会


令和4年春季企画展
鉢形城歴史館✖埼玉県立歴史と民俗の博物館
 共催展 昌國寺
会期:令和4年4月16日(土)~6月5日(日)
会場:鉢形城歴史館(埼玉県大里郡寄居町鉢形)

に行ってきました。




館内撮影禁止の為展示品等の写真はありませんので、チラシを載せておきます。
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 昌国寺は、戦国時代末期の天正年間(1573~92)に水野石見守長勝が屋敷跡に開基したと伝わる曹洞宗寺院です。長
勝は、最初織田信長に仕え、本能寺の変後には鉢形城を守る小田原北条氏一族の北条氏邦に従います。鉢形開城後は、
徳川家康の従兄弟であったところから800石の旗本に取り立てられます。水野家は、後に6,000石の大身旗本家となり、
昌国寺を菩提寺とします。この昌国寺は歴代将軍から20石の朱印地を賜わり、その朱印状や水野家が奉納した肖像画や
什物などの文化財が数多く残されています。境内には、水野家歴代の墓石、また陣屋跡の堀や石垣が残るなど、歴史と
文化財の宝庫といえます。
 埼玉県立歴史と民俗の博物館では、昭和53年から昌国寺が所蔵する資料を受託し、常設展示でその一部を展示活用し
てきましたが、昌国寺について紹介する機会はありませんでした。そこで本展では、鉢形城歴史館と共催して。埼玉県
立歴史と民俗の博物館が受託する昌国寺資料を地元寄居町に里帰りさせていただき。また同寺に残る什物を合せて展示
公開します。普段、歴史と民俗の博物館をご利用いただくことが難しい方々をはじめ、県内外の多くの方々にとりまし
て相国寺の歴史や貴重な什物をご覧いただく機会となれば幸いです。   《チラシ裏面にある紹介文》

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水野長勝の母・於丈の方(おじょうのかた)と徳川家康の母・於大の方(おだいのかた)が姉妹




企画展を見たあとは昌国寺へ
5年強ぶりの訪問となりました。
『水野氏陣屋跡ー昌国寺ー』 ←過去記事
昌国寺の紹介はこの過去記事を参考にしてください
当時と今とで変わっている所と言えば、墓標が塗り替えられて説明文も書き直されていることと、
墓石の周りの樹木が伐採されていることくらいです




本堂と鐘楼
現在は無住のお寺です




初代水野長勝夫妻の墓(左側)
※5年前の時は左が夫人で右が長勝の表示でしたが入れ替わっています 何故?
前回の写真と今回の写真をよく見比べてみたところ、長勝の家型墓石と夫人の五輪塔の位置が入れ
替わっていました。




水野氏二代目以降の墓  全部を一緒に撮ることはできませんでしたので、すべてではありませんが・・・

見学・散策日:令和4年(2022)4月16日(土)

光福寺の芭蕉句碑(埼玉県本庄市)

2022年04月15日 | 歌碑・句碑


 句 : 雲雀より 空にやすらふ 峠哉
     (ひばりより そらにやすろう とうげかな)     

出 典: 『笈の小文』 貞亨5年(1688) 芭蕉45歳の時の句
所在地:埼玉県本庄市児玉町太駄(旧・児玉郡児玉町) 光福寺
建立年:-
建立者:-




光福寺は山号を地持山と号し、真言宗豊山派の寺院で、児玉三十三霊場の三十二番霊場です




山門と本堂




芭蕉句碑は境内の六地蔵の脇に建立されています
建立年・建立者は不明ですが、児玉三十三霊場のうちの数か所に近年建立されたと思われる句碑が
建立されています。

散策日:令和4年(2022)4月1日(金)

慈光寺の彩り

2022年04月13日 | 花・鳥・風景


かつては「一山七十五坊」を擁する一大山岳寺院として北関東一帯に絶大なる寺院勢力を誇示して
いた都幾山慈光寺(比企郡ときがわ町西平)にシャガを見に行ったところ、春を彩る花が咲いてい
ましたので撮ってきました。
この八重桜は本堂の下の駐車場のすぐ上に




八重桜のアップ




新緑と淡いピンクのコンビネーションが綺麗です




方形屋根造りの建物は、国指定重要文化財慈光寺開山塔の覆屋です。
なんという名の桜かは分りませんがまだ盛りを極めていました。




釈迦堂跡(昭和50年焼失)傍の桜も満開でした




鐘楼(銅鐘《寛元3年銘》は、国指定重要文化財)下には山吹とツツジが咲き誇っています




槌路をメインに




山吹




ハナダイコン




慈光寺宝物殿のそばで

散策日:令和4年(2022)4月10日(日)

慈光寺のシャガ

2022年04月12日 | 花・鳥・風景


ときがわ町(旧・都幾川村)西平にある天台宗の寺院「都幾山一条法華院慈光寺」は、1300年の
歴史を持つ埼玉最古の寺院で、坂東三十三観音霊場第九番札所になっています。
その慈光寺本坊・観音堂への道(慈光坂)沿いや山中には沢山のシャガの群生地があり、所々に
【著莪群生地 四月下旬見頃】の立て札が立っています。
下旬にはまだ日がありましたが、満開とはいかなくも、もう咲いているだろうと思い訪ねて来ま
した。










散策日:令和4年(2022)4月10日(日)

「天空の里」のコウノトリ

2022年04月11日 | 花・鳥・風景


本年1月末にオープンした鴻巣市コウノトリ野生復帰センター「天空の里」(鴻巣市明用)
へ行ってきました。




入口を入るとこんな感じです




観察コーナーからゲージの中を




水場で餌を漁っていました




もう一羽はこんな近くに




水場に居た方が移動してきました うまい具合に二羽ならんでくれません
どちらが『空(そら・♂)』で、どちらが『花(はな・♀)かは分りませんでした




『空(そら・♂)』と『花(はな・♀)のプロフィール

※笑子さん及び髭爺さんのブログから「天空の里」の情報を得ました。感謝します。

見学日:令和4年(2022)4月9日(土)

花のオアシスのチューリップ

2022年04月10日 | 花・鳥・風景


鴻巣市寺谷の「花のオアシス」で、チューリップまつりが開催されていましたの行ってきました。
チューリップの摘み取り・球根掘り出しやステージショー等のイベントがありましたが、単にチュ
ーリップを見てくるだけでしたので短時間の訪問でした。
暖かすぎるくらいの陽気の為か花のほとんどが開いてしまっていたようです。


















散策日:令和4年(2022)4月9日(土)

企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」

2022年04月09日 | 企画展・見学会


桶川市歴史民俗資料館 第4回企画展示
川田谷古墳群と栗原司氏の足跡
期間:令和4年3月19日(土)~4月17日(日)
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 桶川市西部、荒川を望む川田谷の台地には、かつて数多くの古墳が築かれていました。のちに川田谷古墳群と
呼ばれる古墳からの出土品は、江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』にも記され、近代考古学が始まる明治時代
には人物埴輪が研究者によって紹介されています。
 近代にいたり、川田谷の古墳は、農地の拡大の中で失われ、さらに戦後の開発の中で文化財として保護される
こともなく消えていきました。
 桶川在住の栗原司氏は、古代の文化に高い見識を持っておられた教育者でした。川田谷古墳群の現状を知った
栗原氏は、独力で調査を行い、その記録を今日に伝えておられます。
 今回の展示では、桶川市歴史民俗資料館が所蔵する川田谷古墳群の発掘調査資料とともに、平成29年に故人と
なられた栗原司氏の業績を紹介します。
                      《第4回企画展示「川田谷古墳群と栗原司氏の足跡」チラシから》

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を観覧してきました。




企画展示コーナー  川田谷古墳群からの出土品
※撮影許可を頂いています




展示品の一部




栗原司氏の足跡のコーナーの一部




館内に立てられている”足立遠元”の幟旗
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第10回から登場している”足立遠元”(役・大野泰広さん)は、武蔵国
足立郡を本拠とした武将で、鎌倉殿の13人の一人。
足立遠元の館跡と伝わる場所が、さいたま市と桶川市に数か所あり、うちのひとつである桶川市総
合福祉センターには『伝足立右馬允遠元館跡』碑が建立されています。

見学日:令和4年(2022)4月6日(水)