お釈迦様はもともと王子様でした。
昨日の太宰治以上にお金持ちのおぼっちやまでしたが
太宰と同じように陰性の性格でした。
父親は後継ぎになって欲しいが故に
毎日宴を催したり
美人の奥さんをめとらしたりしましたが
ますます悩み苦しみが深まり
子供が生まれると「邪魔者」という意味の名を付けて
出家を決意しました。
現代人だと、ろくでなしですね（笑）
ただ天意のお導きがあったのか
色んな経緯を経て
悟りに至りました。
悩み苦しみの原因は
心（エゴ）執着だと気づきました。
仏教は
現代的に言うと心理学であり
瞑想等により執着をいかに手放して行くかという教えです。
知識・情報化社会は
ストレスの増大をもたらしています。
欧米ではトップクラスの企業では
ストレスの軽減や
仕事の能力アップのために
積極的にマインドフルネスや瞑想やヨガ等を取り入れています。
日本は２０年遅れですね（笑）
本来は禅なども仏教ですが
マインドフルネスなどの本家本元です。
神道や儒教などもブレンドした
武士道がベースにある国なのですが
戦後は欧米社会の物質主義を追いかけ過ぎたせいなのか
精神の悩み苦しみを
西洋医学に依存した解決方法に執着して
ますますこじらせ混乱しているのが
現状なのではないでしょうか。
悩み苦しみの人生から脱出するには
我欲（エゴ）の執着を手放せばいいだけです。
気づけば本来は
とても簡単なことですが
現代社会では
とても難しいことなのかも知れませんね。
「足るを知る」が肚から分かると
運が良くなります。
