「24時間戦えますか」とか「イケイケ」などのフレーズが
バブル景気の頃は言われていました。
1990年代の前半ぐらいまでは戦後の復興からの流れで
まだ精神論や根性論が幅を利かせていましたが
「失われた20年」と揶揄されるように
この25年程はパラダイム転換期でした。
未来の方向性が不透明で
世界観や価値基準が交錯した時期でもありました。
それに加えて、この25年間は
知識・情報化社会に変貌し、心の病も増えました。
パラダイム転換と知識・情報化と心の病には
関連性があると思いませんか?
一方で「HOW TO本」と言われる書籍のジャンルも増え
具体的な方法論を尊重する時代が続きました。
それに併せて精神論や根性論を毛嫌いする傾向でした。
2010年代の前半でパラダイムがシフトして分かって来たことは
知と行の合一ですね。
いくら方法論を勉強しても、知識や情報を得ても
行動に移せない人が多いものです。
あるいは続けられない人、やり切る力がない人も多いものです。
これからは方法論も大切ですが、それ以上に
実行するための精神論との調和が重要ではないでしょうか。
精神論は心を養うことですが
アタマを使うだけでなく、身体を使って身につけることです。
心と身体はひとつですからね。
精神や根性を養って行きたいものですね。