70代の方とお話していると
昭和30年代(1955年以降)ぐらいから
ぽつぽつとテレビが普及し始め、その頃に放映されていたのが
アメリカのテレビドラマが多かったようですね。
当時小・中学生ぐらいだった現在70代の女性の方は
アメリカのホームドラマを観て
その華やかな生活に憧れを抱いたそうです。
その当時の日本はまだまだ物質的に貧しかったのです。
昭和35年ぐらいからの所得倍増計画で
国を挙げての高度経済成長が始まりました。
その後、昭和50年代には一億総中流を達成して。
見事に日本は戦後の復興を果たしました。
逆にその頃はアメリカでは不況が深刻化して
社会の構造改革を余儀なくされました。
1980年代は「Japan as NO,1」と呼ばれ
後半のバブル景気に酔いしれました。
1990年に戦後の頂点を迎えた日本経済は
それからの27年間はバブル景気の崩壊と
構造改革や超高齢化社会へと流れて来ましたね。
さて現在どれだけの方が
アメリカへの憧れを持っているでしょうか?
70代の方はどうでしょうか?
20・30代の方はどうでしょうか?
また母国である日本に対してはどうなのでしょうか?
良い国・良い環境は政治家だけに頼るのではなく
自分たちでも創って行く時代かも知れませんね。