進学すること・学ぶこと・社会人になることの
違いや相関関係を考えてみてはいかがでしょうか。
まさか社会人になることのパスポートが
大学に進学することだと考えているのならば
それは間違った思想です。
現状で言えば、大学に進学してそれが社会人として
有利になるのは、100人に5人ぐらいなものでしょう。
しかも高校時代から優秀で
大学の方から奨学金を払うから来てほしいというレベルの子達です。
ましてや、何百万も借金をして行く価値はありません。
戦後の大学生で100人に5人も大学で学んだ人はいないのです。
1970年代後半ぐらいからは
遊びを覚えるために行った人がほとんどです。
それでも1990年代前半ぐらいまでは
国全体の経済成長があったので
親御さんも企業も社会も悪気はなく
大卒がパスポートになった部分もありました。
2000年代に入ってから、特にリーマンショック後の
30代や40代の大卒の現状を見てみれば
どれほど格差社会が進行しているのかが分ると思います。
親御さんの経済力で違いますが
キャッシュフローの観点からは
莫大な借金を背負っての大学進学はリスクが高すぎます。
ちなみに、学ぶことは一生の事ですね。
進学することと学ぶことは違います。
知識・情報化社会の今日
大切なことは、一生学ぶ姿勢を持つことですね。
運も良くなります。