新渡戸稲造さんの「武士道」には
義と勇の後に、仁と礼が続いています。
「武士道」には仁=愛・寛容・憐み
礼=他人に対する思いやりを表現することとあります。
「礼はその最高の姿として、ほとんど愛に近づく」とも述べています。
これらを踏まえて僕は
仁=愛、礼=調和と解釈しています。
先日、義=使命と言いましたが
使命を育むものは、愛と調和ではないでしょうか
「仁義」や「礼儀(義)」という言葉もあります。
義を使命を果たすための責任と解釈すると
仁義=愛の責任・礼儀(義)=調和の責任ではないでしょうか。
現代社会はある意味、個人化社会でもあります。
我欲を無責任に野放しにさせておくと
無秩序な社会になります。
仁義や礼儀(義)を忘れては
相互扶助の社会は望むことが出来ないのではないでしょうか。
生命の本質であるところの「魂」も
愛と調和だと思っています。
仁義と礼儀(義)を高めると
運も良くなります。