欧米人は昔から個人主義なので
子供は自立させるために育てる家庭が多いのですが
日本人は最近まで家族・集団主義だったので
母子密着の育て方が多かったです。
ようやく1970年代ぐらいから
核家族の増加や物質的に豊かさを実感出来るようになり
個人主義が増えてきました。
個人主義は個を尊重し、個々が助け合う社会です。
よって自立が前提となります。
ところが自立に慣れていない日本人は
親子の密着が強すぎて
甘えや依存を増長してしまいました。
自立とは自らが責任を持って、自らをマネジメントすることです。
特に大切なのが子供時代のしつけなのですが
甘やかすことと、愛情をごっちゃにしている親も多いものです。
それでも家族・集団主義の頃は親以外の他人が
しつけをしていたのですが
現代社会は他人は口を出すことが出来なくなり
人間関係を学ぶ場と機会が減ってきました。
人間関係の未熟さから、メンタルが弱く
自立とわがままを取り間違えている人もいるようです。
自立は自ら責任を持つことで、わがままは人のせいにすることです。
いい年して自分のことを、親に責任をなすり付けている人もいます。
まずは自立の誤解を解くことが大切かも知れません。
自分をマネジメントできると
自由で愉しい生き方が出来るようになります。
相互扶助の人間関係も作りやすく
運も良くなります。