例によってmixiで教えてもらった情報
毎月第一日曜に放送しているBSフジ「フィギュアスケートTV!」だが、今月の第一日曜は正月2日だったので、さすがに放送はなく いつ放送かな?と思っていたら、明日(ていうか今日)16日だそうで
“今回は、スタジオにスペシャルゲストの本田武史さんをお迎えして、4年に一度のオリンピック代表を争う特別な大会にふさわしい熱戦が繰り広げられた、全日本フィギュアスケート選手権大会を特集する。”
なんだか全日本選手権がずいぶん前のことのような気がするけど オリンピックに向けて改めておさらいしよう
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2022、アイスダンス・フリーダンス(ジャッジスコア)。
<G1>
ソレーネ・マジンゲ/マルコ・イェフゲニー・ガイダイェンコ(エストニア) RD:60.36(20) FD:83.53(20) 合計:143.89(20)
「To Build A Home」♪ 紺、黒。ジュニアとかけもちの18歳と20歳。いかにも初々しい カーブリフトから片手を高い位置でつなぎながら片手で太腿あたりをホールドするローテ―ショナルリフトがきれい。ツイズルもきれいにまとめた。
マリア・イグナテヴァ/ダニイル・レオニドヴィクス・セムコ(ハンガリー)RD:60.41(19) FD:90.42(18) 合計:150.83(18)
「Maybe I Maybe You」スコーピオンズ♪ 黒。ツイズルの間に一瞬リフトを入れてまとめる。ランジ膝上に立つストレートラインリフトからローテ―ショナルリフトの流れがよかった。
ヤスミネ・テッサーリ/ステファン・ウォーカー(スイス)RD:60.98(18) FD:86.57(19) 合計:147.55(19)
「Hable Con Ella」「Le Di A Caza Alcance」「Poeta En El Mar」♪ 黒レース、白シャツ黒ベスト。肩乗せローテ―ショナルリフトからそのまま低い姿勢のステーショナリーリフトが印象的。女性が以前ペアのイタリア代表だったヴァレンティナ・マルケイに雰囲気が似てる
アリア・ホルブツォワ/キリル・ビエロブロフ(ウクライナ)RD:63.30(17) FD:93.05(17) 合計:156.35(17)
「Lento」「Meditation」「Impposible Love」「Diferente」♪ 赤と黒、黒ベスト。よく見られなかったので後で。
サーシャ・フィアー/ジョージ・ワデル(イギリス)RD:63.61(16) FD:99.60(14) 合計:163.21(15)
チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ 赤、黒。バレエらしい優雅さと程よいスピード感がある。リフトの決めポーズと下ろすタイミングが音とぴったり合って気持ちいい。女性の両膝くるくるスライディング、お見事
女性のサーシャ・フィアーは姉がライラ・フィアーだが、サーシャのほうが大人っぽい顔立ちな気がする
<G2>
ルワシア・デモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス)RD:64.55(15) FD:98.22(15) 合計:162.77(16)
「Lonlon Ravel's Bolero」♪ 黒にストーン、黒。けだるい女性ボーカルのボレロ、面白い ツイズルをきれいに決め、男性の首に足を絡ませて体を回転させてから乗るストレートラインリフトから、そのままステーショナリーリフト。コレオステップあたりからテンポを上げてぐいぐい迫る。コレオツイズルでクライマックスのフィニッシュ。
ティナ・ガラベディアン/サイモン・プルー・セネカル(アルメニア)RD:65.58(14) FD:102.85(11) 合計:168.43(13)
「枯葉」「Luck Be a Lady」♪ ブルーにゴールドのストーン、黒スーツ。アルメニア代表だが、雰囲気がとってもカナダ 絡み合うキャメル姿勢が素敵なスピンから。ツイズルはゆったりと大きく、片膝に乗るステーショナリーリフトからローテ―ショナルリフト。最後までスピードとお洒落感に溢れていた。
カタリナ・ミュラー/ティム・ディエク(ドイツ)RD:67.46(13) FD:102.81(12) 合計:170.27(12)
「ボディガード」♪ 赤、黒ベスト。最初から映画の世界に引き込む。入りがお洒落なスピン、肩の位置から即膝の高さに下ろすローテ―ショナルリフト。ツイズルは間で女性が男性のフリーレッグを持ちあげてくぐる。女性が回転してから男性の靴と膝に乗るストレートラインリフト。シーズン前半より更にバージョンアップしている。
オレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキティン(ウクライナ)RD:68.51(12) FD:105.48(10) 合計:173.99(10)
「ムーラン・ルージュ」より「Backstage Romance」♪ 黒で右袖が赤、黒。女性を持ち上げてぐるんと回転させてから入るツイズル、向かい合って仰向けスライディング。ポジション変化が複雑なストレートラインリフト、ラストは男性の膝下あたりに女性の足を絡ませたコレオリフト。いろいろ面白いことをやってくれる
ナタリー・タシュレロヴァ/フィリップ・タシュレル(チェコ)RD:69.72(11) FD:102.67(13) 合計:172.39(11)
「Yuyo Verde」/「Oblivion」「Primavera Portena」アストル・ピアソラ♪ 黒にゴールドのサッシュ、背中に模様。女性が足を閉じて男性の足の間に入るスピニングから。イーグルの男性の膝上に立つカーブリフトから、そのままポジションを変えるカーブリフトへ。ツイズルの間にはスピニングのような動きを挟む。男性の脛あたりに足を置き、片腕をホールドするステーショナリーリフト。女性がキャッチフットした状態に入り込むように始めるスピン。
最後までスピードが落ちず、前に見たときより完成度がぐっと上がった
<G3>
エフゲニア・ロパレヴァ/ジェフリー・ブリソー(フランス)RD:70.22(10) FD:108.12(9) 合計:178.34(9)
「Adagio In Sol Minores Mi 26」「Allegretto」♪ グレー系。ゆったりした曲調の中で回転の速いツイズル。フリーレッグを絡ませるスピン、途中で女性を背中に乗せて下ろす振付までステップの一部のよう。男性が膝でスライドしてそのままステーショナリーリフト。
オーソドックスな部分と前衛的な部分の両方を持つ。
ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディリエフ(ポーランド)RD:70.47(9) FD:96.05(16) 合計:166.52(14)
「Heart Cry」「Natural」♪ グレー、黒の上に透ける白。安定したストレートラインリフト、ワンフットステップを終わってそのままキャラクターステップ。スピンでGOEがマイナスになったのはなぜ?
前触れなくステーショナリーリフトに入る。ラストは女性をぐるっと回転させてフィニッシュ。
ダイアナ・デイヴィス/グレブ・スモルキン(ロシア)RD:73.32(8) FD:113.29(7) 合計:186.61(7)
「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」「Your Song」♪ 黒赤。ジャンプで乗るステーショナリーリフトから、そのまま熊ちゃん抱っこ姿勢のローテ―ショナルリフト。ツイズルが非常に滑らか。イーグルの膝に手をついて逆立ちのカーブリフト、スライディングみたいなコレオリフトも良かった。
女性の母はエテリ・トゥトベリゼコーチだが、父がどんな人か気になる
アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィシウス(リトアニア)RD:74.45(7) FD:108.72(8) 合計:183.17(8)
「Vinegar & Salt」「White Lies」「Lacrimosa」♪ 深緑、黒。しっとりとシームレスに流れていく。安定したツイズル、背中から前に回るカーブリフト、ストレートラインリフトでは男性の下に抱えられた状態で男性が片足滑走に。じわじわと盛り上がってスプリットポジションのローテ―ショナルリフト、キャラクターステップも切れがある。
オリンピックには出られないけれど、世界選手権でこの素敵なプログラムがまた見られるかな
サラ・ウルタド/キリル・ハリャーヴィン(スペイン)RD:75.83(6) FD:116.07(5) 合計:191.90(6)
「Since I've Been Loving You」「天国への階段」レッド・ツェッペリン♪ 黒。官能的なポーズから始まる。ツイズルは2人の距離がとても近かった。男性の足の付け根あたりに立つカーブリフト、大きく見える。いったん頭の上まで持ち上げてから低い姿勢になるステーショナリーリフト。キャッチフットのまま姿勢を変えていくスピン。
全体に攻めた力強い動き スマート/ディアス組に勝てるだろうか。
<G4>
オリヴィア・スマート/アドリアン・ディアス(スペイン)RD:77.99(5) FD:118.87(4) 合計:196.86(4)
「I Was Always There」/「マスク・オブ・ゾロ」♪ 薄緑、黒。女性と男性のフリーレッグをそろえるステーショナリーリフトからローテ―ショナルリフトに続く。女性が男性の股下をくぐってすぐ入るツイズル。ワンフットステップ、キャラクターステップでは剣を交える振付も。
ミスなく、流れよく滑り終えて高得点、オリンピック出場を手繰り寄せた。
ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス)RD:79.97(4) FD:116.04(6) 合計:196.01(5)
「ライオン・キング」♪ ゴールド、黒に薄茶。逆立ち姿勢のカーブリフトから、ワンフットステップの最後はシットスピンのようなツイズルで。ツイズルで男性がわずかにふらついた。ステーショナリーリフトからローテ―ショナルリフトは迫力がある。キャラクターステップはアフリカ!な感じの野性味。
シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア)RD:83.35(3) FD:124.62(3) 合計:207.97(3)
「Atonement」「Little Sparrow」♪ ペールブルー、オフホワイトにサスペンダー。軸に全くぶれがないスピンから、2人がぴったり重なるようなツイズル。男性が片足になるステーショナリーリフトから、女性の体が美しく空中を舞うローテ―ショナルリフトに続く。キャラクターステップでは大きく離れたり、一人がしばらく止まったりとめりはりがある。
イーグルの男性の頭を跨いでから立つカーブリフト、スピニングでドラマチックに終わる。やはりトップ3は格が違う 得点を見て少し涙ぐむシャルレーヌ。
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア)RD:86.45(2) FD:126.75(2) 合計:213.20(2)
「We Have A Map of the Piano」「ロミオとジュリエット」♪ ピンクベージュ、紫。互いにキャッチフットのスピンから、雄大なツイズル。ローテ―ショナルリフトはさりげなく、背中から首回りでポジションを変えるカーブリフト。コレオツイズルで得意のシット姿勢を見せる。背中から前へ回して男性がしゃがむストレートラインリフトと、アクロバティックなことを美しく見せてくれた。
ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア)RD:87.89(1) FD:130.07(1) 合計:217.96(1)
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」「パガニーニの主題による狂詩曲」♪ 白、黒。男性の肩を乗り越えて膝に立つカーブリフトから。ツイズルは柔らかに、ミッドラインステップは伸びやかに。ステーショナリーリフトの回転が速い 曲のサビでダイナミックにスライディング、盛り上がる。
曲が変わって、キャラクターステップは軽快に、女性が片手で掴まり男性も片腕のローテ―ショナルリフトも回転速く、一気にクライマックスでフィニッシュ。
フリーのシーズンベストでヨーロッパ選手権2連覇を決めた
結果、優勝はシニツィナ/カツァラポフ、2位ステパノワ/ブキン、3位ギニャール/ファブリ。スマート/ディアス4位、フィアー/ギブソン5位、ウルタド/ハリャーヴィン6位。ロシア3組目のデイヴィス/スモルキンは7位、リード/アンブルレヴィシウス8位、ロパレヴァ/ブリソー9位、ナザロワ/ニキティン10位。
来季枠は、ロシア・スペイン3、イタリア・イギリス・リトアニア・フランス・ウクライナ2となった。
この後は女子フリー
フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2022、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
トーマス-ロレンツ・グアリノ・サバテ(スペイン) SP:66.20(24) FS:112.47(22) 合計:178.67(22)
「サラバンド」♪ 紺ジャケ。初めて見る選手。3アクセル転倒、ループがきちんと跳び上がれず。3フリップ+オイラー+3サルコウ、後半3フリップ+3トウ、3ルッツ+両手上げ2トウなどは頑張ったが、単独3ルッツでも転倒があった。
今のところ強い個性は感じられないが、一生懸命やっているのは伝わる。雑なところがないのはいい。
コーネル・ウィトコウスキー(ポーランド) SP:66.26(23) FS:127.03(17) 合計:193.29(18)
「Baby, God Bless You」♪ 白青黒。曲はドラマ「コウノドリ」のテーマ。ピアノの旋律にのって、3アクセル(オーバーターン)。3ルッツ+3トウ、3フリップとまとめる。後半3ループ+オイラー+3サルコウ入ったが、最後の3ループで転倒してしまった。
丁寧にこなす感じで印象は悪くない。最後のコンビネーションスピンはやや回転遅く、一つずつの姿勢が「ちょっと短い」と解説・岡崎真さん。
ブラク・デミルボガ(トルコ) SP:67.30(22) FS:100.73(23) 合計:168.03(23)
「Diego Libre Dans Sa Tete」♪ 黒に白で柄。3アクセル+2トウは片手をついたが頑張る。3アクセル単独も片手つきで耐えた。ループが1回転になったあたりからタイミングがずれてきて、2アクセルも途中で開いたようにステップアウト。
ステップもなんだか元気がなくて、速報GOEがマイナスになっている。後半のジャンプはみんな2回転になってしまった。スピンも「回転数が、、、」と言われる部分があった。どこか痛かったんだろうか。
ダヴド・ルートン・ブレイン(モナコ) SP:67.31(21) FS:123.36(19) 合計:190.67(20)
「ポエタ」♪ 紺シャツ。決まったジャンプの姿勢がきれい。3ルッツ+2トウ入り、3フリップは膝を深く曲げて耐える。3トウ+3トウこらえ、3サルコウ+2トウ+2ループ。ステップの途中に2アクセルが入る。
後ろ向きのスパイラルのような動きが入るコレオ、バタフライ2連続も。最後のスピンはやや乱れた。
ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) SP:67.34(20) FS:123.63(18) 合計:190.97(19)
「Sail」「We Are」♪ 紫の濃淡。34歳、今大会最年長。4トウループに挑んだが転倒 その後3ループ+3トウがきれいに入り、単独3サルコウや3ループも良かったが、ステップアウトするジャンプもあって、あまり技術点は積めなかった。
とはいえ、しっかり体が動いている。この年齢でこのレベルで続けていることが凄い
スラヴィク・ハイラペティアン(アルメニア) SP:67.75(19) FS:100.09(24) 合計:167.84(24)
「Une vie d’amour」「Non je n’ai rien oublie」シャルル・アズナヴール♪ 白シャツ。3アクセル転倒、2本目も転倒で+REPになってしまった。2回転になったりステップアウトしたり、ジャンプがなかなかはまらない
顎鬚がしっかりある風貌と曲が今一つ合わない気がするのは、単に私の好みか
<G2>
コンスタンティン・ミリュコフ(ベラルーシ) SP:69.10(18) FS:113.49(21) 合計:182.59(21)
「A Journey」「Experience」♪ 水色から黄色薄茶。27歳だが初出場。4サルコウ転倒、3アクセルは下りたが「回転が足りないのでは」と解説・岡崎さん。2本目の4サルコウも転倒 後半アクセルが1回転になったが、3ルッツ+オイラー+3サルコウは滑らかだった。
終盤のスピン、回転が遅くてちょっと盛り上がらず。オリンピックまでに調子を上げられるか。
アーレット・レヴァンディ(エストニア) SP:70.04(17) FS:138.48(13) 合計:208.52(14)
「La terre vue du ciel」♪ ブルーグレー。地元の歓声の中、3ルッツ+両手上げ3トウ、決まったかと思ったが転倒。しかしその後は落ち着いて、2アクセル、3フリップときっちり。一つの姿勢を長く見せるイーグル、イナバウアーのコレオは「音のアクセントを大事にしている」と岡崎さん。
後半3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3フリップ+両手上げ2トウも。シャープな動きで惹きつけるステップ、ヘアカッター姿勢を見せるスピン、たくさん手拍子をもらっていた。
マウリツィオ・ザンドロン(オーストリア) SP:70.75(16) FS:123.16(20) 合計:193.91(17)
「Alice In Wonderland」♪ 青系ジャケ。3アクセル転倒、予定を変えて3ループは入る。3フリップ、後半3ルッツ+3トウややステップアウト、3ループ+オイラー+3サルコウはなんとかこらえる。
不思議な雰囲気を出したい曲だが、本人の雰囲気とあまり合ってない気がして
ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:71.60(15) FS:166.78(5) 合計:238.38(10)
「Summer of '69」「Run to You」「Heaven」「You Belong to Me」ブライアン・アダムズ♪ 黒に白のライン。14回目で最後のヨーロッパ選手権。4サルコウ予定が3サルコウ+3トウになったが、3アクセル、3ルッツと軽やか。3フリップ+2トウ+2ループ、3アクセル+2トウと後半もしっかり跳べた。
ステップの途中で曲がアップテンポからスローに変わるところも、ちゃんと雰囲気を変えている。終盤は元気よく弾けるコレオ。今持てる力を出しきって、観客も嬉しい
ニキータ・スタロスティン(ドイツ) SP:72.12(14) FS:142.28(12) 合計:214.40(13)
「Stay」♪ 紫。3アクセル+両手上げ2トウから、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、単独3アクセルと入る。全体にジャンプの幅があまりないタイプで「流れがあると」と解説・岡崎さん。
後半も両手上げ3ルッツ+オイラー+両手上げ3サルコウ、両手上げ3ルッツ、両手上げ3ループなど。スピンの姿勢がピンとしていて、Y字姿勢や手の動きで豊かに表現している。
コーチにヨリク・ヘンドリクスがいるが、滑りも似ている 演技自体を楽しんでいるのが伝わってきた。
ルーカス・ブリッツギ(スイス) SP:72.96(13) FS:145.95(11) 合計:218.91(11)
「Mount Everet」「Forever」「Still Don't Know My Name」♪ 青に赤ライン。4トウ1本目はステップアウト、2本目は2トウをつけられた。3アクセルはオーバーターンしたが2トウをつける。後半3アクセルはややこらえ、3フリップ+オイラー+3サルコウも少し乱れる。
なんとなく、曲が耳に入ってこないのはなぜ 音と表現がうまくリンクしてなかったのかな。大きなミスはなくシーズンベストが出ている。
<G3>
ニコライ・メモラ(イタリア) SP:73.98(12) FS:132.55(14) 合計:206.53(15)
「Modigliani」「Le Di A la Caza Alcance」「Memorial Requiem」♪ 紫からグレー。3アクセル+2トウがきれいに入っていいスタートだったが、2本目が1回転になってしまった。後半3ルッツ+3トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウ頑張る。
力強いステップは手拍子をもらっていた。なにしろ背が高くて手足が長い
パウル・フェンツ(ドイツ) SP:76.76(11) FS:129.30(16) 合計:206.06(16)
「Hurricane」スコーピオンズ♪ 黒とグレー。冒頭の4トウ+2トウ、しっかり決まった 3ルッツ+3トウ、こらえきれず転倒。アクセルが2回転になり、後半3ルッツ片手をつき、3トウ+オイラーの後が1サルコウに。コレオからの流れでイーグルから2アクセルは良かった。
最後のステップで躍動感を出そうと頑張っていたが、レベルは取れなかった模様。怪我を抱えているという情報。
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:80.39(10) FS:171.82(4) 合計:252.21(7)
「Outro」♪ 紫と緑。冒頭の4トウは少しステップアウト、2本目はややこらえたが2トウをつける。足を上げてからの3アクセル+2トウ くるくるターンから3ループも良い。一瞬引っかかってバランスを崩したが、立て直して3アクセルを決めた。
コレオで手をつかない側転のような動き、カッコいい スライディングを交えたステップ、伸びやかで素敵 終わって大喜び。
ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア) SP:81.79(9) FS:157.16(10) 合計:238.95(9)
「Red Right Hand」「Ballad Of A Thin Man」「I'm A Man」♪ グレーベストに赤タイ。4サルコウ、ばっちり! 4トウは転倒したが、3アクセル+3トウこらえる。3ループを下りてすぐ頭の上で手を組む振付が面白い。
後半は3アクセルオーバーターンしたが、3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+2サルコウと入った。ステップをエネルギッシュに元気よくやったが「足元が不鮮明」と岡崎さん。それでも自己ベスト更新で喜ぶキス&クライ
イワン・シュムラトコ(ウクライナ) SP:82.13(8) FS:132.44(15) 合計:214.57(12)
「Nuvole Bianche」♪ ブルーに模様。3アクセル、ステップアウトで片手をついた。2本目転倒で+REPとなってしまう 3ルッツ、「軸が外れてる」と岡崎さん、それでも着氷。3ループはきれい。
ピンと足が伸びたきれいなキャメル姿勢から、はっきりしたイリュージョンを入れるスピンが美しい。後半3ルッツ+オイラー+3サルコウがきれいに決まった。
静かに情感が滲み出てくるステップ、終わる頃には自然に手拍子が起こった。ニースライドを入れるステップ、丁寧なスピンでフィニッシュ。
いいプログラムなので、オリンピックで完成形を見たい
ヴラジミール・リトヴィンチェフ(アゼルバイジャン) SP:83.46(7) FS:161.24(7) 合計:244.70(8)
「ジョーカー」「Rock and Roll, Part 2」♪ クリーム色シャツにワインカラーベスト。4トウ、4トウ+3トウ、3アクセル+2トウとクリーンに決めていく。キャメルのきれいな姿勢、雰囲気のあるコレオ。後半3アクセルこらえ、3フリップ+オイラー+3サルコウも頑張る。
切れのいい所作でテンポよく乗ってステップに観客も手拍子。最後の3ルッツで転倒が惜しい でも楽しいプログラム。自己ベスト更新
<G4>
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:90.24(6) FS:181.84(3) 合計:272.08(3)
プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」♪ 白シャツ黒ベスト。4サルコウ、見事に入った 3アクセル+2トウ、3ループと隙がない。一歩がよく伸びながら「めりはりがある」ステップ、恋の始まりに胸躍るロミオ 得意の地蔵のような姿勢のシットスピン。
3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウの鮮やかさ 単独3ルッツを完璧に下りて苦悩するロミオのコレオ。師匠仕込みのキャメルスピンがたまらない。ノーミスのプログラムにコーチのランビエール氏も感激
もちろん自己ベスト更新
ダニエル・グラッスル(イタリア) SP:91.75(5) FS:182.73(2) 合計:274.48(2)
「インターステラー」「アルマゲドン」♪ 濃紺にブルー。4ルッツはややこらえたがイーグルに繋げる。4フリップ下り、4ループ+オイラー+3サルコウと頑張る。足を上げてからの3アクセルも決まった。ここまで4回転4種類
後半は3ルッツ+3トウ、3フリップ+3トウ、なんだか3回転はすごく回転がゆっくりに見える ロック調の曲でステップ、イーグルからイナバウアーのコレオ、足を抱えるアップライト姿勢のスピン。ミスなく滑り切って自己ベスト
モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:92.46(4) FS:161.15(8) 合計:253.91(6)
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」「マイ・ウェイ」「I'm Gonna Live Till I Die」フランク・シナトラ♪ グレーベスト、胸に赤い花。冒頭の4サルコウで転倒したが、3アクセル+3トウを決めて立て直す。2本目の4サルコウ+2トウや余裕。フライングキャメルスピンを終えて"You"で指さしポーズ。
曲が変わってステップの後、4トウ予定が2回転になったが、滑らかな3フリップ+オイラー+3サルコウ 最後に4トウが跳べたのは偉いが、うっかり?2トウをつけてしまい、4つ目のコンビネーションジャンプで+REP扱いとなってしまった
洒脱で大人の雰囲気をずっとキープするのは難しい
エフゲニー・セメネンコ(ロシア) SP:99.04(3) FS:160.96(9) 合計:260.00(5)
「巨匠とマルガリータ」♪ 黒に赤のV模様。4トウ+オイラー+3サルコウをうまくまとめたが、サルコウが2回転に。4トウでステップアウト、3フリップ+2トウ入る。後半3アクセル+2トウ、2本目3アクセルはやや詰まったがイーグルに繋げる。
着氷姿勢で腰が折れて沈み込むので、決まってもあまりきれいに見えないのが残念 総合的な力はあるんだろうが、、、
マルク・コンドラチュク(ロシア) SP:99.06(2) FS:187.50(1) 合計:286.56(1)
「ジーザス・クライスト・スーパースター」♪ ベージュに赤パンツ。4トウ、3アクセルと下り、3アクセル詰まったが根性で2トウを付ける。4サルコウ+オイラー+両手上げ3サルコウ、さらに4サルコウ、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウと最後までよく跳んだ。
ステップやスピン、最後のコレオはパワフルで盛り上がった。見事に自己ベスト更新で感涙
アンドレイ・モザリョフ(ロシア) SP:99.76(1) FS:165.93(6) 合計:265.69(4)
「1492: Conquest of Paradis」ヴァンゲリス♪ 臙脂色。4トウ+3トウ、きれいに入った。4回転予定のサルコウが3回転で変な下り方に 3アクセルは傾いたが上手く下りて2トウを付ける。
コレオからの流れで4トウ、さりげない イーグルから3アクセルも良き 3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3サルコウは3種類目の3回転以上のジャンプで無効になってしまった
丁寧なステップに自然と起こる手拍子、スピンも一つ一つ丁寧にこなした。得点はもったいない失点で伸びず、、、
結果、優勝はコンドラチュク、2位グラッスル、3位ヴァシリエフス。4位モザリョフ、5位セメネンコとロシア勢が続き、6位クヴィテラシヴィリ、7位エイモズ、8位リトヴィンチェフ、9位フランジパーニ、10位ブレジナ。
表彰台の3人はヨーロッパ選手権初メダル。来季枠はロシア・イタリアが3、ラトビア・ジョージア・フランス・アゼルバイジャン・チェコが2。ドイツは1枠に減った。
表彰式、国旗をホールドする女性たち、白いドレスに花模様のサッシュが可愛らしい
明日はアイスダンスと女子のフリー
開催中のフィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2022。男子と女子はJ SPORTS 4でLive放送、翌日の再放送もある。
グランプリシリーズや選手権はYouTubeのISUチャンネルでLive配信があるが、テレビ放送がある国・地域はジオブロックがかかり、見られないのが普通。
しかし、mixiで「ブロックがかかってない」という情報が 確かに、ちゃんと配信もアーカイブも見られる
これは、放送権を持っているJ SPORTSがジオブロックを要請しなかったということだろうか。有料チャンネルなのに
日本語の実況と解説がしっかりあるコンテンツとして、ある意味自信を持っているんだろうか。無料で見られる配信は英語実況だけだから、十分アドバンテージがあるとも言える。男子と女子は全員の滑走を放送するから、録画して残したい視聴者にも魅力(ペアとアイスダンスの録画放送は全組放送ではないが)
日本の選手が出場しない大会だから、できることなのかな J SPORTSも契約してるけど、YouTubeもありがたく活用させてもらおう
全米選手権2022が終わったら、もうヨーロッパ選手権2022
年によっては、同じ週末に行われることもあるから、重なってないだけ楽か
今は男子ショートプログラムが行われている。日程を日本時間で表にした。
12(水) | 男子SP | 19:05-24:00ごろ | * |
13(木) | ペアSP | 1:45-5:30ごろ | |
女子SP | 18:52-24:00ごろ | * | |
14(金) | ペアFS | 2:00-4:52 | |
ダンスRD | 19:33-24:00ごろ | ||
15(土) | 男子FS | 1:00-5:00ごろ | * |
ダンスFD | 20:35-24:00ごろ | ||
16(日) | 女子FS | 1:30-5:30ごろ | * |
*はJ SPORTS 4でライブ放送あり。それ以外もJ SPORTSオンデマンドを購入すればパソコンなどでライブ&見逃し配信が見られる。
ゆっくり見ていられるのは金曜からかな、、、
全米選手権2022男子フリーのレビューで、「17歳のマリニンはオリンピック出場に必要なミニマムテクニカルスコアを持っているので、五輪代表に選ばれそう」と書いたが、実際には選ばれず、ジェイソン・ブラウンが選出された。
ちゃんと規定に沿って検討の上で決定したようで
イリア・マリニン、ジェイソン・ブラウンの2人共Group 3に相当するそうな。
マリニンは国際大会では今季ジュニアを中心に戦っていた。ジュニアグランプリシリーズで2大会優勝、ファイナルに進出。シニアはチャレンジャーシリーズ・オーストリア杯に出て3位。シーズンベストはジュニアグランプリシリーズのもの。オーストリア杯ではSP13位(67.58点)からフリー2位(154.97点)で総合3位(227.57点)となった。
一方ブラウンは、グランプリシリーズ3位と2位でファイナル進出、チャレンジャーシリーズ・フィンランディア杯の優勝もある。スコアも平均していて、出来不出来の差がない。昨季の全米、世界選手権の両方で実績を上げている。
こうして見ると、今回のマリニン君は確かに素晴らしかったが、“まぐれ”でないという保証がなかった。そして本人のほぼ最高難度の構成でジャンプを跳んでいるので、さすがにこれ以上伸ばせるところがない。演技構成点は国内大会ほど高い点は見込めない。
ジェイソンは、フリーの4サルコウで立てれば5点、レベルを取りこぼしたスピンで4が取れれば1点は積めるし、演技構成点は国際大会でも常に高得点をもらっている。
結局、今季のマリニンは評価の対象になるシニアの大会が少なすぎた。17歳になったばかりだし、これから世界選手権やグランプリシリーズで経験を積んで、次の五輪の頃にはエースになるんだろう
ジェイソン・ブラウンは2014年ソチ五輪に続いて2度目の出場となる。彼の魂を揺さぶるような演技をオリンピックで見られると思うと、嬉しい
フィギュアスケート・全米選手権2022、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
アルトゥール・ドミトリエフ SP:62.40(12) FS:120.61 合計:183.01
「インターステラー」♪ 白黒。4アクセルに挑んだ 回転は全然足りてない 3アクセル+2トウ+2ループ、後半単独の3フリップや3ルッツ入ったが、最後の2サルコウは8つ目のジャンプ要素で無効に。
「背中が丸くなっている」と解説・杉田秀男さん。ジャンプ以外に何をしているか、入ってこなかった
子供のときにもアメリカに住んでいたことがあるそう。
セバスチャン・パヤネット SP:48.52(14) FS:113.76 合計:162.28
「Love Story」♪ グレーと紫のカットソー。社会人スケーター。滑り出してすぐ「ポジションがきれいですね」と杉田さん 2アクセル、3ループ、3フリップ+2アクセル。キャメルスピンの姿勢が良い。後半3サルコウや3トウ+2トウが入るが、2回転になったジャンプもあって完璧とはいかなかった模様。
前半はピアノの旋律で、終盤ステップのあたりからストリングスが入って盛り上げる曲だった
ライアン・ダンク SP:65.66(11) FS:125.70 合計:191.36
デヴィッド・ボウイ・メドレー♪ 黒に紫のライン。SPと違うタイプの衣装で印象が変わる。3アクセル転倒したが、両手上げ3ルッツ、3フリップと決める。ステップを丁寧に見せ、フライングキャメルスピンの回転速い。
3トウ+オイラー+3サルコウが少し乱れたが、3フリップ+2トウ、3ループ+2ループ頑張る。曲に合わせて妖艶な雰囲気を出し、手拍子をもらっていた。
<G2>
ポール・ヤン SP:60.01(13) FS:123.73 合計:183.74
ブルーノ・マーズ・メドレー♪ ブルー。3アクセルはステップアウトして手をついた。3ルッツ+2アクセル決まる。イーグルから3ルッツ、3ループ+オイラー+3サルコウなども入った。
コンビネーションスピンは「回転速くてとてもいい」と杉田さん。ジャンプの着氷は「力で押さえている」「トウから下りていない」。コレオはハイドロブレーディングやバレエジャンプなど、よく動いていた。曲の変わり目はわりとスムーズ。
姓のつづりがYeungなので、広東系かもしれない。
ミッチェル・フリース SP:66.07(10) FS:105.12 合計:171.19
ジェームズ・ベイ・メドレー♪ 白にライン。2アクセル、3ルッツ+3トウは入ったが、3フリップで転倒。足を高く上げてから入る2アクセル+3トウ、何とか押さえる。2本の3ループで転倒したのは痛い
スピンはヘアカッター姿勢やY字姿勢を入れて、けっこう盛り上げた。
ディン・トラン SP:71.18(9) FS:144.54 合計:215.72
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」マイケル・ブーブレ♪ 白シャツ黒ベスト。他の曲も組み合わせている。3アクセル+2トウ、「着氷がインサイドになったが強引にセカンドを跳んだ」と杉田さん。単独3アクセル、危なかったがぎりぎりこらえる。3ルッツ+3トウ、3サルコウ+オイラー+2フリップなど。
ステップでは手拍子で、楽し気な雰囲気を出してきた。全体ではちょっと滑りが硬い気がした。
ヤロスラフ・パニオット SP:88.68(7) FS: 合計:
エルビス・プレスリー・メドレー♪ 水色。曲がかかった瞬間に観客がわっと盛り上がる。冒頭のサルコウがちょっと抜けた感じになり、次が引っ掛かって跳べず。中断して靴紐を直したが、ステップの途中で足取りがおかしくなり、、、残念ながら棄権
帯同しているミーシャ・ジーと共に去って行った。靴紐が切れて代わりがなかったか・・・
リーアム・カペイキス SP:73.77(8) FS:147.54 合計:221.31
「ムーラン・ルージュ」♪ オフホワイト。冒頭にイーグルから3アクセル+オイラー+3サルコウという大技を成功させる。3ループ、3ループ入り、3フリップでオーバーターンが入ったが3トウを付ける。後半3ルッツ+2トウ、3フリップも。
キャメルスピンからスムーズにステップに入り、終盤のコレオはいい感じに盛り上がる。ほぼミスなく終わって両手を突き上げた
「スケーティングの音が大きい、伸びがもう少しほしい」と杉田さん。
<G2>
カムデン・プルキネン SP:90.16(6) FS:170.25 合計:260.41
「ベサメ・ムーチョ」Il Divo♪ 黒系。冒頭の4トウ+3トウ、入った 単独4トウ、3アクセル+オイラー+2サルコウも決まる。フラメンコギターに乗ってステップ、手拍子をもらう。
後半曲が変わってから3アクセル+2トウ、足を高く上げてからターンしての3ルッツなど。コレオで初めてボーカルが入り、力強く演じる。
大きなミスなく終わってガッツポーズ 杉田さんは「伸びがもう一つ」と少しダメ出し。
ジェイソン・ブラウン SP:100.84(4) FS:188.94 合計:289.78
「シンドラーのリスト」♪ グレー系Vネック。4サルコウに挑んで転倒、緊張が見える。しかし3アクセル+片手上げ2トウ、単独3アクセルが決まると、いつもの彼らしさが溢れてきた。ジャンプ前のわずかな間すら、表現になっている。
高く足を上げてから3ルッツ+オイラー+3サルコウ、イナバウアーからバレエジャンプ、スパイラル連続のコレオは一つ一つに歓声とため息、そのまま3フリップ
どんどん曲の世界に引き込まれるステップ、映画のシーンが次々頭に浮かぶ。美しいスピンに見とれながらただ泣けてきた。
画面左上の技術点表示で、基礎点ではなく最高何点になるかと速報得点を表示していた。転倒したジャンプ以外、全ての要素で速報点が最高点にとても近い。とてつもなく完成度が高いことがわかる
ジミー・マー SP:91.62(5) FS:135.36 合計:226.98
「Attack on Titan」♪ 黒にゴールド。冒頭の4トウ、ややこらえた。2本目の4トウで転倒。3アクセル+2トウは着氷で体重が後ろに乗ってしまった。
後半3アクセル、ほぼ下りていたが引っかかって転倒。3ルッツで手をつき、オイラーらしきものを付けたが続かず。
空中キックやバタフライ、ニースライドなどのコレオからそのままシットスピンに。頑張ったが力を出しきれず・・・
ヴィンセント・ジョウ SP:112.78(2) FS:177.38 合計:290.16
「グリーン・デスティニー」「Rising Sun」♪ 白にシルバーのチャイナ風。4ルッツ、ステップアウト。4フリップは鮮やか 4サルコウも決まるが、4トウはレビューがつく(回転が怪しいか)。
柔らかな動きのコレオから、4ルッツ、乱れて両手をつく。3アクセル+オイラー+3サルコウはしっかり決まったが、終盤3アクセル転倒、痛い
三味線の音に合わせてステップ頑張るが、いつもの盛り上がりは出せず。「滑りに伸びがない、ショートと全然違う」と杉田さん。ぎりぎりでジェイソン・ブラウンを上回った。
イリア・マリニン SP:103.46(3) FS:199.02 合計:302.48
「Nobody Knows」「Golden Age」♪ 紺にゴールドの模様。ふわっと上がった4ルッツ、イーグルから4トウ、3アクセル、4サルコウ、ジャンプが軽い ステップも余計なことを考えずに楽しめている。
後半4トウ+オイラー+3サルコウ、3ルッツ+2ループ、3ルッツ+両手上げ3トウ 全く調子が落ちない。コレオでは笑顔を浮かべ、高速スピンでフィニッシュ。
高々と手を突き上げる。凄すぎる
ネイサン・チェン SP:115.39(1) FS:212.62 合計:328.01
「ロケットマン」♪ オレンジ系のカットソー。4フリップ+3トウがばっちり入ったが、4フリップ転倒。4サルコウ、4ルッツと大丈夫。ステップのあと、4トウ+オイラー+3フリップ、3アクセルが入れば一安心。3ルッツ+3トウを決めて、後は踊りまくるコレオ。やっぱりこういうのが好きなんだろう。
途中でべたっと氷に伏せたのは転倒なのか 振付ではなかったらしい ちょっと苦笑い。
結果、断トツで優勝はネイサン・チェン、2位新星マリニン、3位ヴィンセント・ジョウ、僅差で4位にジェイソン・ブラウン。プルキネン5位、ジミー・マー6位。
17歳のマリニンはオリンピック出場に必要なミニマムテクニカルスコアを持っているので、五輪代表に選ばれそう。となると、3人目はジョウなのかブラウンなのか、、、揉めそう、、、個人的にはジェイソンを行かせたいが
発表を待とう。
フィギュアスケート・全米選手権2022、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
<G1>
ミッチェル・フライス SP:66.07
「Unchained Melody」♪ 白とグレー。2アクセル、3ルッツ+3トウ、3ループとまずまずのジャンプ。コンビネーションスピンの最後はヘアカッター姿勢も見せた。
ポール・ヨン SP:60.01
「Break My Heart Again」♪ 赤紫。初出場。ペア経験もあるそうで、スケートのインストラクターもしているとか。ターンからの2アクセル、少し着氷が乱れた。3ルッツ+2トウ、後半3フリップを下りる。「パワーのスケート」と解説・杉田秀男さん。ステップが丁寧な感じ。
セバスチャン・パヤネット SP:48.52
「Power」♪ グレーのカットソー。2アクセルはうまくいったが、ルッツ2回転、フリップ2回転で付けたのも2トウ。決まったらきれいだろうと思う、バランスのいい体型なんだけど、ちょっとジャンプははまらず。
ステップの中で一瞬止まってピボットとか、スピンを終えた瞬間に止まるフィニッシュとか、面白いところも。働きながらのスケーターだそう。
リーアム・カペイキス SP:73.77
「ラ・マンチャの男」♪ クリーム色ブラウスに紺ボレロ。イーグルから3アクセル、きれいに決まった 3ルッツ+3トウ、セカンドがちょっとぎりぎりだったか。キャメルスピンで足を換えた後にかなりよろけてしまった 後半3フリップはばっちり。
ステップは気持ちよく、バタフライやイーグルを入れて。本人的には満足の出来らしくガッツポーズ。
<G2>
ディン・トラン SP:71.18
「Malaguena de Lucuoca」♪ 赤に黒ストーン。パコ・デ・ルシアのギターに乗って、3アクセルは高かったが危ない着氷。3ルッツ+2トウ、やや乱れる。3フリップは悪くない。
スピンの姿勢はわりときちんとしている。ステップでスペインらしさを出そうと頑張っていた。
イリア・マリニン SP:103.46
「ビリー・ジーン」♪ 黒革ジャケ風。軸の細い4ルッツ、「立派ですね~」と解説・杉田さんが感嘆 イーグルから4トウ+両手上げ3トウ、後半ターンから3アクセルも軽々。キャメルスピンは高く足を上げる柔軟性を見せ、シットスピンの回転も速い。ステップは笑顔を浮かべながらニースライドも織り込んで、高速のコンビネーションスピンをびたっと止めてフィニッシュ。
もちろんスタンディングオベーション 凄い点が出た。
ジェイソン・ブラウン SP:100.84
「シナーマン」ニーナ・シモン♪ 黒系。静かに待って動き出した瞬間に彼の世界。高さと流れの見事な3フリップ、余裕のある3アクセル。3ルッツ+3トウも楽々と。一瞬も目が離せない豊かなステップ、バレエジャンプを下りてすぐスタイラスなど、彼のスケーティング技術が全て表現となって溢れる。
ポジションの確かさ、チェンジの速さ、スピンも惚れ惚れする。完璧にやりきった
カムデン・プルキネン SP:90.16
「ムーラン・ルージュ」より「Come What May」♪ 白に少し水色のシャツ。冒頭の4トウ、高い! 3アクセルもスムーズ。3ルッツでオーバーターンしたが、頑張って3トウをつけた。
指先や腕でよく表現しながら、しっかり動いて気持ちが乗っているステップ。ミスなくまとめて嬉しそう。「癖のない滑り」と杉田さん。
アルトゥール・ドミトリエフ SP:62.40
「Tricky Tricky」♪ 黒に赤ライン。ロシアで活躍した選手が、アメリカに移ってきて初出場。冒頭に4ループに挑んだが両手をついた。3ルッツ+3トウは着氷で少しよろけた。3アクセルはうまく下りる。前半に3つのジャンプを跳んでしまった。
ちょっとコミカルな振付が入るステップ、スピンは安定感がある。ラストは投げキッス
<G3>
ジミー・マー SP:91.62
「ブラック・スワン」♪ 白にグレーのVネック。4トウ+3トウ、跳び上がった瞬間に杉田さんが「いいね~」と言ったほど、素晴らしいジャンプ。3ルッツ鮮やか、3アクセルも見事 スピンに入るフライングも高い。白鳥になりきってステップ、ニースライドからそのままシットスピンでフィニッシュ、力強く拳を握った。俺はやったぜ
こんなに跳べるようになるとは 滑りもとても滑らかになった。
ヤロスラフ・パニオット SP:88.68
「Boogie Shoes」「You Should Be Dancing」♪ 赤シャツ。4トウ+3トウ、上手くこらえて下りた。3アクセルも入り、後半両手上げ3ルッツもきれいに決まる。
止まってくるくる回転したり、ディスコらしい振付があったり、観客の心をとらえる。KC&サンシャインバンドにビージーズ、これぞアメリカ!の選曲。ミスなく気持ちよく終わって嬉しそう
振付のミーシャ・ジーがキス&クライに。
ネイサン・チェン SP:115.39
「ラ・ボエーム」♪ 黒ジャケ。4フリップ、びしっと。3アクセル、大きく流れはしないがしっかり下りる。後半4ルッツ+3トウを決める。
スピンの各姿勢も一つ一つきっちりやり、つなぎの動きもかなり気持ちが入っていた。この曲のほうが表現がよくなる感じ。
ライアン・ダンク SP:65.66
ジョージ・ウィンストン・メドレー♪ ブルーのグラデーション。両手上げ3ルッツを決めたが、3アクセル惜しい転倒。ステップはじっくり見せる。右手で左フリーレッグを仰向けにキャッチするキャメルスピンのポジションが面白い。後半3ループ+3ループを跳んだ
「滑りが重い」と杉田さん。
ヴィンセント・ジョウ SP:112.78
「Vincent(Starry Starry Night)」ジョシュ・グローバン♪ グレー。高さのある4ルッツ+3トウ、滑らかな4サルコウ ターンからの3アクセル、「難しい入り方ですよ」と杉田さん。
ステップも一歩がしなやかに伸びる。スピンの足を換えるときのジャンプがきれい。終わってほっとしたような顔。
キス&クライでは木下グループのジャージ 得点に大喜び。
個人的にはネイサン・チェンよりヴィンセント・ジョウのプログラムのほうが好き
結果、自己ベストでネイサン・チェンがトップに立ち、2位ヴィンセント・ジョウ、3位イリア・マリニン、4位ジェイソン・ブラウン、ここまで100点越え。5位ジミー・マー、6位プルキネンも90点を越えた。
ちなみにマリニンは、世界選手権のミニマムテクニカルスコアをクリアしていないが、オリンピックのミニマムは四大陸と同じなのでクリアしている。フリーを終わって3位をキープしていたら、ジェイソン・ブラウンを差し置いて五輪代表に選ばれるか?
注目のフリーは、日本時間だと今夜 深夜2時15分から。
全米選手権2022女子を見ていて発見
イザボー・レヴィト選手のキス&クライに、おでこに三日月マークがある猫が
これは美少女戦士セーラームーンのマークでは? と思って検索したら、月野うさぎとよく行動を共にする黒猫ルナと判明。
うちの息子たちが見ていたわけじゃないけど、セーラームーンはなんとなく知っている。レヴィト選手はアニメを見てたのかな
気になる他国のライバルたち
フィギュアスケート・全米選手権2022、女子フリー(ジャッジスコア)。直前の検査でコロナ陽性となり、アンバー・グレンとアリサ・リウが棄権となった
<G1>
池西玲奈 SP:55.32(13) FS:103.37 合計:158.68
ジェームズ・ボンド・メドレー♪ 黒、首元背中にストーン。銃を構えるポーズからスタート。冒頭の3フリップはステップアウトしたが、2アクセル+3トウ、3ルッツ、後半3サルコウ、2アクセル+両手上げ2トウなど。
ステップはあまり一歩が伸びないと思ったら、「ちょっと硬さが」と解説・鈴木明子さん。コロナ陽性による棄権が出たため滑走順が急に繰り上がったらしい。
シエラ・ヴェネッタ SP:53.88(15) FS:110.36 合計:164.24
「小さな村の小さなダンサー」♪ グレーに赤のストーン。抜けたジャンプがあったが、決まった3フリップや3ルッツ、3トウはよかった。手足が長くてきれい、スパイラルやイナバウアーが素敵だった。
レン・ウォーン-ジェイコブソン SP:48.45(16) FS:94.94 合計:143.39
リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ ブルー。冒頭の3ループでやや乱れ、サルコウが1本2回転になったが、概ね予定どおりだったか。ジャンプ前に明らかに減速してしまう 終盤のステップは激しく切れのいい動き。「本当はもっと踊りたいのでは」と解説・鈴木明子さん。
<G2>
スター・アンドリューズ SP:59.43(11) FS:113.61 合計:173.04
「Bigger」「I Was Here」ビヨンセ・メドレー♪ 白。2アクセル、3トウ+3トウと切れのいいジャンプを繰り出していく。曲のサビでスパイラル、盛り上がる。足を上げてからの2アクセル、3ループ+オイラー+両手上げ2サルコウ、3ループ+片手上げ2ループなど。最後のサルコウがパンク 回転不足がけっこうあった模様。
ビヨンセの曲と雰囲気が合っていて、彼女らしさはあった。
ジル・ハイナー SP:60.30(10) FS:111.24 合計:171.54
「ラ・ラ・ランド」♪ 黄色。初出場の19歳。2アクセルから入り、高い3ルッツ+2トウ、3サルコウと下りる。3フリップ+オイラー+2サルコウも頑張った。
スピンも「キャメルのポジションが回転の最初から決まる」と解説・鈴木明子さん。2アクセルのあとのトウループが1回転になり、3ルッツで手をついたが、元気よくコレオで手拍子、高いバレエジャンプで魅せる。
終わって大喜び
ハンナ・ハレル SP:56.99(12) FS:118.67 合計:175.66
プッチーニ「トゥーランドット」♪ 茶系にゴールド。振付はミーシャ・ジー。両手上げ3ルッツ+2トウがきれいに入るスタート。3フリップで転倒したが、後半両手上げ3フリップ+2トウ、両手上げ3ルッツ、2アクセルと決めてきた。
美しいスパイラル2連続、ビールマンスピンの姿勢も良い。スケーティングの音がいい感じに聞こえていたのは、スケーティングが上手くなっているということかな
田村 花亜 (はなあ)の日本名を持つ選手。
オードリー・シン SP:61.77(9) FS:118.81 合計:180.58
ベートーヴェン「月光」♪ ブルー系。3ルッツ+3トウ、2アクセル+3トウ、3サルコウと安定してジャンプを下りる。コレオではナレーションが入った。後半3ルッツはこらえた。reviewがかかるジャンプが多く「回転が、、、着氷で詰まりやすい」と解説。
全体としてはよくまとめたプログラム。身のこなしがきれいと解説・鈴木明子さん。
ケイト・ワン SP:64.27(9) FS:113.93 合計:178.20
「Haunted Heart」クリスティーナ・アギレーラ♪ 黒つなぎ。初出場16歳。冒頭の2アクセルから、余裕のあるジャンプを繰り出す。3ルッツ、3フリップ+2トウ、イーグルから2アクセルとしなやか。コンビネーションジャンプのセカンドで3つ2トウを跳んでしまったのがもったいない
すっと背筋が伸びていて、常に姿勢がいい。右回りの選手だが、足換えコンビネーションスピンでは逆回転も見せた。「落ち着いている」と解説。
ガブリエラ・イッゾ SP:67.51(7) FS:120.60 合計:188.11
ミュージカル「サンセット大通り」より「With One Look」歌唱:グレン・クローズ♪ 紫。2アクセル+3トウ、3フリップ+2トウ、3ルッツ+2トウとパワフルなジャンプ 後半3フリップで転倒、急いでスピードを上げたがルッツでパンク しかし高い2アクセルを決めて、イナバウアーからスパイラル、スプリットジャンプの情熱的なコレオ。スピンの姿勢や手の動きなども表現が豊かだった。
<G3>
イザボー・レヴィト SP:71.00(4) FS:139.75 合計:210.75
チャイコフスキー「白鳥の湖」より「ロシアの踊り」♪ ブルー系。シニア初出場。にっこり笑顔を浮かべて滑り出し、2アクセル、3ルッツ、3ループとしなやかに着氷。イナバウアーから2アクセル、スピンではイリュージョンを入れてピンとしたI字姿勢。足を手で持ち上げて後ろに回すスパイラル。
後半に3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウは最後にちょっと手をついた。ステップで小気味よく踊り、ピボットやツイズルがバレエのよう。ビールマン姿勢のスピンでフィニッシュ、笑顔弾けた
グレイシー・ゴールド SP:67.61(6) FS:104.31 合計:171.92
「ダフニスとクロエ」♪ 赤。冒頭の3ルッツ、ちょっとこらえた。3ループ、2アクセルと決まる。スパイラルからスプリットジャンプのコレオがやはり美しい。
2回転になるジャンプもあり、「ショートのときほど軸が安定しなかった」と解説・鈴木明子さん。途中で少し笑顔を浮かべていたのが、何か嬉しい。
キス&クライではプレゼントの大きな熊のぬいぐるみを抱えて
リンゼイ・トーングレン SP:70.22(5) FS:116.16 合計:186.38
「Queen's Gambit」♪ 黒からグレー。3アクセルに挑んだが転倒、3ルッツは下りたその場でオーバーターン。イナバウアーからの2アクセル、片手上げの2アクセルが素敵。ビールマンスピンは足首あたりをホールドするのが特徴。
3フリップ+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウを下りたが最後の3フリップ転倒、惜しい。最後のポーズは曲にやや遅れ
マライア・ベル SP:75.55(1) FS:140.70 合計:216.25
「ハレルヤ」K.D.ラング♪ ワインカラー。緊張感の中、3フリップ+2トウ、3ループと下りるたびに乗っていく。ステップの一歩、所作の一つまで丁寧に曲を表現していく。後半3フリップ+2トウ+2ループ入り、3ルッツ+2アクセルは少しステップアウト。最後の3ルッツを決めた瞬間に歓声が起こる。
スパイラルとスプリットジャンプを組み合わせるコレオから、余韻を残すレイバックスピン、終わった瞬間に手を握りしめた。ついにオリンピックに行けるか
カレン・チェン SP:71.42(3) FS:139.30 合計:213.85
「バタフライ・ラヴァーズ」♪ 薄紫。幅のある2アクセル+3トウ、3フリップ、3サルコウ、3ループと下りていく。ステップでは細かい音を取りながら可愛らしい所作で表現、スピンの回転も速い。
後半3ルッツ+2トウ+2ループ、3ルッツ。雄大なスパイラルは代名詞 くるくるとターンから3ループ+片手上げ2トウ。全姿勢を丁寧に見せるレイバックスピンでフィニッシュ、自分の頭をトントン叩いて笑顔
結果、マライア・ベル初優勝 2位カレン・チェン、3位イザボー・レヴィト、4位ガブリエラ・イッゾ。復活のグレイシー・ゴールドは10位だった。
オリンピック代表の決定はこれからだが、フリーを欠場したアリサ・リウは救済措置を申請する予定だとか。チャンスが与えられて然るべきだろう。
明日は男子ショートプログラムの放送
年が明けて、フィギュアスケートのシーズンは後半に突入。日本スケート連盟サイトのイベントカレンダーとISUサイトのCalendar of Eventから、国内大会と日本の選手が派遣される予定の国際大会、強豪国の国内選手権を一覧にしてみた。
日程は原則日本時間の競技時間(一部公式練習の日を含む)。
海外 | 国内 | |
1/4(火)~1/7(金) | インカレ | |
1/7(金)~1/10(月) | 全米選手権 | |
1/7(金)~1/9(日) | カナダ選手権 | |
1/12(水)~1/16(日) | ヨーロッパ選手権 | |
1/17(月)~1/21(金) | 高校総体 | |
1/18(火)~1/23(日) | 四大陸選手権 | |
1/18(火)~1/23(日) | バヴァリアンオープン | |
1/24(月)~1/27(木) | 国体 | |
1/30(日)~2/1(火) | 全中 | |
2/4(金)~2/20(日) | 北京オリンピック | |
2/24(木)~2/27(日) | チャレンジカップ | |
3/7(月)~3/13(日) | 世界ジュニア選手権 | |
3/18(金)~3/20(日) | クープドプランタン | |
3/21(月)~3/27(日) | 世界選手権 | |
4/7(木)~4/10(日) | エーニャスプリングトロフィー |
男子の関東三羽烏こと鍵山優真・佐藤駿・三浦佳生がそろって高校総体にエントリーしているが、佐藤駿と三浦佳生は四大陸選手権に行くことになり 鍵山優真はオリンピックまで試合間隔が空くので、高校総体に出るのは悪くない? ジュニア課題と時間で試合に出るのはどうなんだろう
昨季は中止になった全中こと全国中学校スケート大会、今季は予定通り開催できるといいな
録画に備えてHDDの容量空け作業が必要
復路もなんとか8時に起きたど~
第98回箱根駅伝。先頭はスタートから青山学院大学が譲る気配がないが、2位以下はけっこう順位の変動がある。シード権10位以内に入れるか、こっちのほうが激しい戦い 10区に入ったところで10位は帝京大学、11位法政大学、12位早稲田大学。。。どうなる?
もう一つ気になるのは繰り上げスタートにならずに襷を繋げるか。初出場の駿河台大学は無事に10区まで繋いだ。日体大は8区→9区で7秒足りなかった 交通規制がなければいいのに? あるから、このスリルと緊張感があるとも言える。
実家の近くの高校、実家のある市の出身の選手が活躍していて、中学はどこだったか気になる
(追記)走者一覧を見ると、当日変更の※だらけ。なんと50人の変更があったそうで、ほぼ半分 明らかに様子見のために事前エントリーされた選手は納得するだろうけど、ぎりぎりで変更されて走らないことになった選手は、どんな気持ちなんだろうか。なんてことが気になる
新年早々飛び込んできたニュースにびっくり。フィギュアスケート選手の宇野昌磨と本田真凛が真剣交際
伝えているのはサンケイスポーツ。他のメディアはどこも追随してないので、どこまで本当かわからない。(その昔、高橋大輔と浅田真央が交際、という報道もあったけど)
“2014年の国際試合で知り合い”とあるが、この年に2人ともに出場した大会というと、台北で開催されたAsian Open Figure Skating Trophy 2014かと思われる。宇野選手は高2でジュニアだったが、この大会ではシニアに出場して優勝。本田真凛選手は中1、ノービスAの2年目で、アドバンストノービスに出場して3位。
“交際期間は3年におよぶ”ということなら、21歳と17歳ごろからになるだろうか。練習拠点は宇野選手が名古屋からスイス、本田真凛選手は大阪からアメリカ、戻ってきて中京大学や横浜。2019/2020シーズンはどちらも中京大学で練習する時期があったかもしれない。
実際に交際しているとしても、ほぼ遠距離だと思われる。フィギュア界にはけっこうそれでうまくいっているカップルもいるから、別に悪くはない。
ただ、「五輪前のこの時期にこの報道を出さなくてもいいのに」という声が多数。そりゃそうだ
シーズン後に続報が出るのか、立ち消えになるのか、後で「そんな話もあったね~」と笑い話になるのか。いずれにしても、宇野くんにはオリンピックと世界選手権で頑張ってもらえたらそれでいい
今年こそ!と思って早起き(休日としては)、箱根駅伝往路のスタートに間に合った
去年はあまりのスローペースに二度寝しちゃったけど 今年は一応、ちらちら見ていた。1区で中央大学が飛び出し、逃げ切ったのはびっくり。オリンピックに出場した選手も参加しているが、トラック種目とは距離感が違うから、また難しいんだろうな
中学教師を休職して大学に入り直し、教師として教えた学生と襷リレーっていうのも、小説みたいな話
層の厚い青山学院大学が最後は余裕で往路優勝。2位に2分37秒の差をつけた。これは完全優勝になるのか、それとも
そして私は、往路に続いて復路もスタートから見られるのか? 頑張れ>自分