Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

四大陸選手権2022エキシビション出演リスト

2022年01月23日 23時11分10秒 | フィギュアスケート

 熱戦の後は、楽しい時間を
 フィギュアスケート・四大陸選手権2022、エキシビションの出演リストはこちら。




 日本勢は、前半に横井ゆは菜、三浦佳生、松生理乃。後半に三宅星南、村元哉中/高橋大輔、友野一希、三原舞依が出演。樋渡知樹くんも楽しみ
 (起きていられないので、後で動画を見ます

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四大陸選手権2022男子FS

2022年01月23日 22時24分18秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・四大陸選手権2022男子フリージャッジスコア)。

<G1>
ハリソン・ジョン-イェン・ウォン(香港) SP:43.95(17)
 棄権

ジョーダン・ドッズ(オーストラリア) SP:47.47(16) FS:91.68(16) 合計:139.15(16)
 「パール・ハーバー」♪ 黒の胸に赤。冒頭の3ループなんとか耐え、3トウ+オイラー+2サルコウ頑張る。3トウ転倒、アクセル1回転になったが、最後の2アクセル根性で下りる。
 コレオでは意外ときれいな形のスパイラルを見せた。キス&クライで付けるマスクはオーストラリア国旗

ジェームス・ミン(オーストラリア) SP:54.35(15) FS:100.67(15) 合計:155.02(15)
 「To Build A Home」「Fly On」♪ コールドプレイ♪ 黒。4トウに挑んだが転倒、3アクセルは回転しきれずに開いて下りた。3フリップ+2トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウと頑張るがぎりぎり耐えている下り方。3ルッツ、3ループの転倒もあった。
 しかし、きれいな姿勢のバレエジャンプや、曲の雰囲気をうまく出すステップなど、成長が感じられる

カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:57.58(14) FS:146.81(7) 合計:204.39(12)
 「Besame Mucho」Il Divo♪ 黒に赤ストーン。冒頭に4トウ+3トウ決まった 2本目の4トウは転倒。3アクセルはステップアウトで両手をついたが、3ループはとても滑らか。
 「マラゲーニャ」の曲でスパニッシュな雰囲気のステップ、曲がピアノに変わって3アクセル+オイラー+3サルコウ、後半に決まったのは大きい。しかし3フリップで転倒って 3ルッツ+2トウでリカバリー、ボーカルに乗ってのコレオでは空中で一瞬仰向けになるようなジャンプを見せた。
 なかなかノーミスができない・・・

キョン・ジェソク(韓国) SP:63.78(13) FS:124.19(14) 合計:187.97(14)
 「オペラ座の怪人」♪ グレーと黒のシャツ。3アクセルがステップアウトと転倒になったが、3ループ、3フリップと跳べるものは確実に。後半2アクセル+3トウこらえ、さらに2アクセル+3トウ+2トウを跳んだ。
 ランジとかイナバウアーとか、いろいろ詰め込んだコレオ。少し金博洋に似てる雰囲気

<G2>
ディアス・ジレンバイェフ(カザフスタン) SP:66.92(12) FS:126.00(13) 合計:192.92(13)
 「Home」♪ 緑。予定とはかなり構成を変えてきた。2アクセル+3トウ、ちょっとよろけた 3ルッツ+2トウ、単独3ルッツ。ゆったりとイーグルのコレオから、スピードはあまりないが丁寧なステップへ。3フリップは両足着氷っぽかった 2サルコウにオイラー+3サルコウを付ける根性もある。
 コーチのセルゲイ・ヴォロノフさん、腕組みして考え込んでる

コーリー・シルセッリ(カナダ) SP:69.57(11) FS:143.45(12) 合計:213.02(11)
 チャイコフスキー「くるみ割り人形」♪ ピンク。コーチのブライアン・オーサーが見守る。3アクセルはちょっと乱れたが、4トウなんとか下りる。両手上げ3ルッツや3フリップ+オイラー+両手上げ3サルコウ、3サルコウ+両手上げ3トウなど、3回転までのジャンプはとてもきれい
 長い手足をしなやかに動かして、雄大なイーグルやスパイラル。もしかして憧れはジェイソン・ブラウンかな

ジョゼフ・ファン(カナダ) SP:69.70(10) FS:151.15(6) 合計:220.85(9)
 「ミス・サイゴン」♪ 紫とオレンジ。チーム・オーサーの選手が続く。4回転は回避して、3アクセル+3トウから。3フリップ、3アクセル単独、2アクセル。キャメルスピンのフリーレッグがピンと伸びている。こういう姿勢の良さはオーサー組に共通するところ。
 後半両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウ、3ルッツ+2トウ、3ループと入ってコーチの歓声が聞こえる。シットスピンの足換えで大きなジャンプ、ステップは少し重たげだったが、しっかりまとまったプログラムになった

ジミー・マー(アメリカ) SP:69.98(9) FS:145.14(9) 合計:215.12(10)
 「Attack On Titan」♪ ゴールドと黒。4トウ+3トウ、ちょっとオーバーターン。単独4トウ、ばっちり 3ループは下りてきれいなツイズルへ。3アクセルはステップアウトで両手をつき、2本目で転倒して+REPとなった。それでも3ルッツ+オイラー+3サルコウ、なかなか見事。
 叫ぶような表情を見せながらドラマチックな振付のコレオ。終わってちょっと悔しそう

ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン) SP:75.96(8) FS:158.71(5) 合計:234.67(5)
 「Once Upon a Time in America」♪ グレーと黒。細身の体で、4トウ+3トウ、4トウととてもスムーズ 軽快な曲でステップが始まると手拍子が起こり、可愛らしい振付が似合う。その流れで3ルッツ、3ループと自然に跳ぶ。
 後半3アクセル+オイラー+3サルコウ、3アクセルも決まった コレオも賑やかなお祭り風。最後に3フリップ+2アクセルを跳んだら両手をつき、転倒扱いになってしまったのはもったいない。
 それでも自己ベスト大幅更新で笑顔

樋渡知樹(アメリカ) SP:77.51(7) FS:144.86(10) 合計:222.37(8)
 「アーティスト」♪ 黒タキシード。勢いよく高さのある4サルコウ決まった 4トウはステップアウト。洒落た繋ぎからのアクセルがパンク
 じっくり見せるステップは、動き全体でドラマを表現する。後半4トウ、またステップアウトで+REPになったが、3アクセル+オイラー+3フリップが入って嬉しい 3ルッツ+2トウ、3ループは下りてツイズルで盛り上げる。
 スピンのビールマン姿勢からコレオに走り出し、クリムキンイーグルやバレエジャンプで弾ける。
 スピンがもう少し上手になると全体が映えるんだけど、、、と思ってしまった。とはいえ、見ていて楽しいスケーター

<G3>
イ・シヒョン(韓国) SP:79.13(6) FS:144.05(11) 合計:223.18(7)
 「カルメン組曲」♪ 赤から黒。3連続の最初の2アクセル以外は全て両手上げで跳んだ 4サルコウ、体全体が叩きつけられるような痛い転倒 3アクセル決まり、3ルッツはステップアウトで両手をついた。3ルッツ+3トウ、3フリップ+3トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウと頑張る。
 キャメルスピンでは長身がひときわ映える。その他のスピンも回転が速くてきれい。

三宅星南 SP:79.67(5) FS:160.35(4) 合計:240.02(4)
 チャイコフスキー「白鳥の湖」♪ 白にゴールド。いい佇まいから、4サルコウ+2トウ、ぎりぎりだけど立つ。4サルコウ単独、ややこらえたが大丈夫。3アクセル+オイラー+3サルコウ、入った
 キャメルスピンも姿勢変更や腕の動きでしっかり表現。力強いイナバウアーのコレオから、3ルッツ+2トウ、3フリップ、3ループと最後まで跳びきった。
 女性バレリーナと共に踊っているかのような所作も素敵 シットスピンはやや回転が遅くなってしまったが、最後のコンビネーションスピンから氷に突っ伏すフィニッシュ、力を出しきれた

ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:81.12(4) FS:146.45(8) 合計:227.57(6)
 「To The Lovers」「Butterflies and Hurricanes」♪ ブルーの濃淡。なんだかさりげなく4トウを跳んだ 勢いよく跳んだので4回転かと思ったサルコウは3回転だったようで 3アクセル+両手上げ2トウ、3フリップと決める。後半は3ルッツ+2トウ、アクセルが2回転になり、3ルッツはオーバーターンしたが2ループをつけた。
 曲が地味なせいか、なんとなく印象に残らないというか、盛り上がりに欠けるプログラム。。。

三浦佳生 SP:88.37(3) FS:162.70(3) 合計:251.07(3)
 フラメンコ・メドレー♪ 黒に赤の飾り。予定とは構成を変えてきた。3アクセルから入り、4サルコウ+2トウが決まる。2本目の4サルコウはステップアウト。3アクセルには2トウをつけた。
 イーグルやスライディングのコレオから、素晴らしく高さの出た美しい4トウ 3ループの後はイリュージョンからのシットスピン。しっかり振付で煽ってから、フラメンコ!のステップ。顔をきゅっと上げたり、両腕をぴしっと上げたり、体全体で表現している。
 2アクセル+オイラー+2サルコウ、最後のスピンまで頑張った。

友野一希 SP:97.10(2) FS:171.89(2) 合計:268.99(2)
 「ラ・ラ・ランド」♪ ブルー。ピアノをポロロン、と奏でてスタート。4トウでやや傾いたが上手く2トウをつける。目の覚めるような4サルコウ 4トウ単独は転倒 3ループは落ち着いて決め、軽やかにステップを踏んでいく。
 スローパートはジャンプ間の繋ぎをしっとり見せながら、3アクセル+オイラー+3サルコウ、しっかり高さの出た3アクセル 3フリップ+2トウを下りて曲が変わると、スピンの間から観客が待ちきれずに手拍子、、、待ってました!コレオ!!
 激しく動きながら観客と一体になる、これぞコレオシークエンス
 終わって少し悔しそうだったが、得点には納得の顔。

チャ・ジュンファン(韓国) SP:98.96(1) FS:174.26(1) 合計:273.22(1)
 プッチーニ「トゥーランドット」♪ 濃紺。冒頭の4トウは両手をついて転倒になったが、4サルコウを決め、3ルッツ+3ループはふわっと浮き上がる 「誰も寝てはならぬ」でステップ、きれいな足さばき。
 3アクセル+2トウ、3アクセル、3ルッツ+オイラー+3サルコウ、どれも質が高い リンクを半周するようなイナバウアーで最高潮
 やはり、オーサーの下で長く鍛えられてるだけあって、スケーティングや身のこなし、基本的な技術がオーソドックスできれいなのが強み。さすがの出来だった。

 結果、優勝はチャ・ジュンファン、韓国の優勝はキム・ヨナ以来だそう。2位友野一希、3位三浦佳生 4位も三宅星南と日本勢も大活躍。5位シャイドロフはデニス・テン以後のカザフスタンの希望になりそう。6位ブレンダン・ケリー、7位イ・シヒョン、8位樋渡知樹、9位ジョゼフ・ファン、10位ジミー・マー。
 女子は日本が真ん中で左右が韓国だったが、男子は韓国が真ん中で左右が日本になった。アジアの良きライバル

 24:30からエキシビション

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